新型ゲーム機のニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)が発表される
2017年1月13日13時に、ニンテンドースイッチの発表会が行われた。
その様子は動画サイトにてライブ配信され、ニンテンドースイッチが初解説された。
ニンテンドースイッチの発売日は2017年3月3日。価格は29980円(税抜)と発表される。
公式:https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/
NXと噂されるゲーム機はニンテンドースイッチだった…
ニンテンドースイッチはもともとNXと呼ばれていたゲーム機で、
任天堂が特許審査にいくつかの画像を投稿していたことから
海外ではリーク情報もあれば、嘘くさい情報も飛び交い、いろいろと情報が錯乱していた。
結果、正式名称はニンテンドースイッチになりました。
NXの頃はこんなデザインもあった。
ボタンが一切無いタッチスクリーン式の携帯機!?
近未来を思わせるデザインだが、逆にゲームとしては遊びづらそう…
年代 | ハード |
---|---|
1983年7月15日 | ファミリーコンピューター |
1986年2月21日 | ファミリーコンピュータ ディスクシステム |
1989年4月21日 | ゲームボーイ |
1990年11月21日 | スーパーファミコン |
1995年7月21日 | バーチャルボーイ |
1996年6月23日 | ニンテンドウ64 |
1998年10月21日 | ゲームボーイカラー |
2001年3月21日 | ゲームボーイアドバンス |
2001年9月14日 | ニンテンドーゲームキューブ |
2004年12月2日 | ニンテンドーDS |
2006年12月2日 | Wii |
2011年2月26日 | ニンテンドー3DS |
2012年12月8日 | Wii U |
2017年3月3日 | ニンテンドースイッチ |
ハード年代を観察すると、任天堂は5~6年単位で新しくハードを発表する感じか。
バーチャルボーイは、全く鳴かず飛ばずで失敗したハードという印象が強い。
ニンテンドースイッチを発表したことで、今頃はVRを作ってそうだな~
Nintendo Switchのプレゼンテーションの内容
場所は東京ビッグサイトだそうです。
メディア関係者向けのプレゼンテーションだったので、一般入場者はいない。
しかし1月14日・15日には、一般向けに体験会が実施されました。
まずは任天堂の社長・君島達己氏がご挨拶。
今回はニンテンドースイッチのハードとソフトを具体的に紹介するのだと言う。
これまでの任天堂ゲーム機にはリージョンロックがかけられていたが、
撤廃したことで世界中でニンテンドースイッチが楽しめるようになったということです。
- ■Nintendo Switchの3つのモード
-
- TVモード:テレビ画面を見ながらゲームを遊ぶスタイル
- テーブルモード:スイッチ本体のスタンドを立てて、Joy-Conでどこででも遊べる
- 携帯モード:スイッチ本体にJoy-Conをセットし、屋内で屋外でも持ち運んで遊べる
携帯モードプレイによるバッテリー時間はゼルダで約3時間なので、
外へ持ち運んで遊ぶには形態バッテリーは必須になりそうですね。
もちろん3DSのようにWi-Fi通信も可能だが、本体へ優先接続も可能。
最大で8台のニンテンドースイッチ同士をローカル通信で繋いで遊ぶこともできる。
Joy-Conの機能
この取り外し可能なJoy-Con(ジョイコン)は、基本的にWii Uに似たボタン配置。
ただしPS4コントローラーのようなシェアボタンが導入されたようです。
静止画像をキャプチャーできるが、将来的には動画撮影にも対応するそうなので、
まあ完全にPS4の仕様を真似た感じですね…
他にはHOMEメニューに戻るボタンにはNFCリーダーライター機能が内蔵されており、
アミーボのデータに読み書きができる仕様。
右側のJoy-Conには、物の形や動き・距離が測れるモーションIRカメラが内蔵されている。
グー・チョキ・パーなどの手の形や、かざした手の距離を読み取ることもできるのだという。
さらにJoy-ConにはHD振動が内蔵され、グラスに入った氷の感触やコップに水を注ぐ感触が、
リアルに手に振動が伝わるそうです。
ニンテンドースイッチの新作ソフト
- ■新作ソフト一覧
-
- 1-2-Switch
- ARMS(アームズ)
- スプラトゥーン2
- スーパーマリオ オデッセイ
- ゼノブレイド2
- ファイアーエムブレム無双
- ドラゴンクエストシリーズ
- 新作の真・女神転生シリーズ
- Project OCTOPATH TRAVELER(仮)
- FIFAシリーズ
ニンテンドースイッチのソフトは、すでに発売済みのタイトルもあったが、
上記の新規IPタイトルも発表されました。
スイッチ向けソフトの開発状況は、すでに80タイトル以上にもなるのだと言う。
ARMS(アームズ)について
ARMS(アームズ)では、プロデューサーの矢吹光佑氏がプレゼンしてました。
この春発売が予定されているアームズは、伸びる腕を使った格闘スポーツ。
相手に直接パンチを当てるボクシングのようでもあり、
遠くの相手を狙い撃つシューティングのようでもあります。
アームズはJoy-Conを左右の手に持って操作する。
Joy-Conが手の動きを感知するので、ユーザーがパンチをすればキャラクターもパンチをする。
腕をひねるとパンチが曲がります。それで遠くにいる相手を追撃できる。
Joy-Conを傾けるとキャラクターが移動する。
ダッシュボタンやジャンプボタンと組み合わせることで多彩な動きもできる。
アームズは体感操作なのでどなたでもすぐにプレイできるが、
やり込むことでより高度なテクニックや駆け引きが生まれるようにしている。
アームズの魅力は対戦にある。一人でCPUと対戦するだけでなく、
画面を分割して二人で対戦することもできる。
ニンテンドースイッチを持ち寄って通信対戦することもできるし、
もちろんオンライン対戦も用意されている。
Nintendo Switch発表会の感想
ニンテンドースイッチ本体と同時発売されるタイトルは8タイトルだけなので、
まだまだ青いなぁと思うばかりだが、今後どれほどサードが付くかどうかだな。
ニンテンドースイッチ独特の遊びに期待してる訳でもなく、
ゲームソフトがどれぐらい発売されるかどうかで売れ行きもだいぶ変わってきそうだ。
ハード性能ではPS4の方が描画力が強く見えるし、Wii Uと比較して性能差がまだ分からないが、
今後の任天堂はニンテンドースイッチと3DSを中心に展開しそう…。
とりあえず既存タイトルより新規IPに期待したいところかな。
セガの名越監督が登場したのは実に意外だったが、
やはりセガはキッズ層を狙って意気込んでいるのだろう。
ヒーローバンクなんかはあまり子供によるシェアが付かなかったので、
妖怪ウォッチのような新規IPでも発売しそうか~
ニンテンドースイッチは子どもたちが各1台所持して遊ぶというよりは、
みんなにコントローラーを復数個渡し、テーブルモードでワイワイ遊ぶビジョンだろうか。
子供のお小遣いからすれば到底スイッチを購入できる金額でもないし、
年齢層を少し高めに設定したという印象を少し感じるかな~
ニンテンドースイッチの予約開始日は2017年1月21日からだそうで、
結構並んだり混み合ったりするのかな…。
でも並んだら『負け』という気もするよなw