ゲーム攻略マンのファイナルファンタジー15の攻略日記

FF15の感想とか意見とかいろいろ~

FF15のダスカ地方の風景写真

年が明けて2017年になりました。あけおめ、ことよろ…!?
昨年からずっとFF15をプレイし続けたので、あんまり年が明けた気分がしないが、いつものことです…。

正月とは世間ではおめでたい日のようだが、FF15ではスクエニが目標としていたAAAタイトル
(世界初出荷で500万本)を達成したようでおめでたいようだ。


ある程度FF15を攻略したので、しばらくは魚釣りとかデータ埋め作業になりそうです。
500万本以上売上げたFF15の世間の感想はどんなもんか、
国内・海外レビューを観察してみたが、やはり賛否両論といった感じだった。
つーか、全体的に日本人は辛口レビューが多かったのがワロタw



アマゾンレビューの評価

国内と海外のアマゾンサイトの評価

ここ数年はステマと荒らしが入り交ざった、もはやレビュー投稿の意味が薄れてしまっている
アマゾンの残念なレビュー評価を観察すると、日本アマゾンは予想してた通り、こってり荒れてた。
海外アマゾンは、まあそれなりの評価か。


ヤフオクを見てもそうだが、最低評価か最高評価でしか評価付けしなくなった、
近年の日本の風潮を感じるところがある評価割れの低評価寄りだな。


海外アマゾンで★1評価内容がどんなもんか眺めると…
ただのサイドクエストのゲームだった。繰り返し似たようなことをやってるだけじゃねえか。

車乗ってる時間めっちゃ長くね? ストーリープロットが信じられないほど薄っぺらい。
バトルはそこそこ楽しいけどカメラがクソだ。


長い時間プレイしたけど退屈なゲームだった。
○押しながらのダッシュ移動、超低速の車で指定されたマーカーへ行くだけの作業を強いられた。

このクソゲーを作るのに10年かかったとは到底思えないなど、
日本レビューと似たり寄ったりの内容だった。


他にはPS3本体を購入して、7年後にFF15はPS4でしかプレイできないと発表されてPS3無駄になった。
FF15を購入したら箱とコードはスペイン語のやつで、北米PSアカウントで使用できなかった。
または別の国から来ているのでDLCにアクセスできないなど、
つーか、それFF15以前の問題の気が…という感じのレビューだった。



FF15のあーだこーだ

FF15のオルティシエの風景写真

個人的にはFF15は神ゲーでは無かったけれども、クソゲーでもなかった感じの評価内容かな。
FF15をプレイして良いと思った点は、まずは仲間と旅をしている感じを受けた。
「AIと旅してるな…」といった感じではなく、キャラクター毎に意思があるかのような豊富なトーク。


始めてダスカ地方クレイン地方へレガリアでドライブしたときのリアルな光源・風景、
船でオルティシエへ到着したときに、風景から感じられる圧巻美はゲームならではの見事なものだった。
風景や街の作り込みに感激できたなど、ありきたりな感想ならいくらでもある。


そこにプロンプトの旅の写真機能を加えることで、よりゲーム体験の想い出として残りやすい効果を増やし、
個人個人でSNSへ投稿されることで、FF15が拡散されやすくしたのはスクエニの手の内だろう。
そんでもって、現在の600万本出荷の一部に繋がったのだろうな。
逆にFF15をプレイして気になった点は…



FF15をプレイして気になった点

ファイナルファンタジー15でエネミーが攻撃している画像
■気になった要点
  1. ストーリーが作り込めていない
  2. ゲームバランスがおかしい
  3. ゲームの遊びやすさを追求できていなかった

1:ストーリーが作り込めていない

FF15のストーリーに関しては散々言われているが、ストーリーだけを追ってゲームを進めると
短時間で攻略できてしまうボリュームかと…


トロフィー獲得率を毎日観察しながらゲームを攻略してたが、
1日・2日程度でストーリー後半まで進めてしまっていた割合が普通のゲームより多かったし、
クエストとかやらない人は2割ぐらいいるんだな~


後半の列車での一本道そのものが駄目だったとは思わないが、章毎のボリュームが短いところが多い。
また「あれって何だったの?」と、理解できる内容までストーリーが描ききれていなかったところがある。

こういった原因は、おそらく開発期間の短さや、ディスク容量の都合上カットされたんだと思う。
そのためぶつ切りストーリーになってしまい、各章のローディング文章だけで物語を補う形になったのかと…



闇の中のノクティスとプロンプト

チャプター13なんかは、バイオハザードやサイコブレイクとか制作した三上さんの作りに似ているw
メモを読み漁りながら謎を追求したり、軽いギミックを解決したり、音楽までもがバイオハザードを
感じさせる作りだ。また暴走魔導兵に掴まれる軽いホラーテイストの演出なんかもあれだね!
プティウォス遺跡なんかは、デビルメイクライを感じさせるダンジョンだなと思いながらプレイしてた。


なんか…ファイナルファンタジーとは脱線しているものが感じられた所があったし、
坂口さんがFFを作ってた頃の『ファンタジー』とは、少し色が違う気がする。


ゲームを終えてFF15の購入特典に付いてたドラマCDを聴いてみたが、
それってストーリー本編に入れるべき内容だったんじゃ…」と感じた話もあった。

またキングスグレイブFF15を観て、物語のバックボーンやニフルハイム帝国との関係が分かり知れる
ビジネスプランで展開しているので、FF15のゲームだけでは十分に理解できる作りではなかった。



2:ゲームバランスがおかしい

FF15でクアールと戦うバトル風景

ゲームを途中まで遊んでいる頃に気になったのはこちらの方。
基本的にサブクエストや討伐依頼を攻略しながらストーリーを進めていたので、
キャラクターのレベルがどんどん上がりすぎた。
チャプター03を終える頃にはレベル50後半頃になってた。


それによってストーリーのボスが雑魚すぎて、
野原にいるクアールとか、討伐依頼の敵の方がよっぽど強く、ボス戦が味気ないものになった。
あまりにもボスが雑魚すぎたので、しょうがなく初期武器に切り替えて戦ってたくらいだ…


ストーリー難易度はライトユーザー寄りのゲームバランスで調整してしまったため、
印象に残らないストーリーに拍車をかけている。
本来RPGというものは「ボス強え!! じゃあレベル上げでもすっか!」といった流れだと思うが、
レベルを上げなくても魔法は強いし、召喚獣はチート並のダメージを叩き出してくれるので戦闘がヌルい。


あとイフリートのように、ある場面でQTEが軽く発生する程度ならまだしも、
タイタンやリヴァイアサン戦のような、ほとんどQTE戦で仕上げてしまったのはどうかと思う。
戦って勝った気がしないし、苦労して勝利を掴んだという感触が薄れる。
体験版の頃にも言った気がするが…、これだからライト向けのゲームは面白いと感じない理由の一つです。



3:ゲームの遊びやすさを追求できていなかった

グラディオラスが横たわって寝ている画像

これは上記の海外レビューでも言われていたが、○ボタン押しながらのダッシュ移動がしづらい。
移動しながら右スティックでカメラを位置を調節したいので、
左スティックを常にダッシュ移動にするか、○ボタンじゃなくてL2やR2あたりにセッティングしたかった。
そういったことは、オプションのキーコンフィグで変えることができなかった。


そもそも○ボタンにダッシュ、攻撃、アイテム拾い、調べるを詰め込んでいるのがあれだ。
フィールドに落ちているアイテムを拾いたいだけなのに、武器をブンブン振り回したりするし、
普通にアイテムを拾うだけなのに難易度が高いは何故だろうw



チョコボに乗ったプロンプト

またこれだけフィールドも広いと、チョコボに騎乗した状態でアイテムを拾いたい所です。
いちいち降りるのが面倒だし、設定したミュージックプレイヤーのBGMが止まるのも残念。

スタンドでレガリアへ乗り込もうとしたら、なぜか給油のほうにカーソルが合わさるなど、
選択範囲もどこかおかしいと思えるものがあったし、小さい所でストレスを抱え込んでしまう。


討伐依頼などは一度に複数受注できないので、毎回討伐を報告する流れは面倒だった。
それなら一度に複数クエストを受注できて、メニューのクエストの項目から攻略したい討伐依頼を
手動で切り換えて遊べる仕様にして、敵を倒したらその場で達成されるようにして欲しかった。
この無駄な1手を解消して、ストレスを軽減させる必要があると感じた。


あとリアルにこだわりすぎて、ゲームテンポを落としているのが気になった。
レガリアから降りる際は毎回ダラダラとゆっくり降りたりとか、
チョコボの乗り降りも、もう少しモーションを軽くした方がいい。
バトル中の回復アイテムを使用するモーションなどもです。



全体的なファイナルファンタジー15の感想

ファイナルファンタジー15に登場するグラディオラスの画像

飛空艇無いの?」と言われれば検討し、「木がショボイ!」と言われれば修正し、
モーグリいねえのかよ!」と言われればぬいぐるみを導入し、
ユーザーの意見を取り入れながらも、これまでFF15を開発してきたとは思うが、
全体的にブラッシュアップする時間が全然足りなかったんだと思った。


ストーリーで足りなかった、描ききれなかった内容は、
今後のDLCで補足していく流れだと予想してます。
「結局は不完全なゲームだ」と叩かれても致し方ないが、
それだけオープンワールドのゲームを作るのは大変な事なんだと感じます。



ただ見事トリプルAを達成したとはいえ、日本ではあまりFFが売れなくなってきた件は
重要視しなくてはいけないことだと思う。過去にFFを遊んでたユーザーがどれだけ戻って来たのだろうか?
ゲーム機本体を購入してまで遊ぶ魅力が無かったか、携帯機や無料で遊べるスマホゲーの方が気楽だし、
コンシューマーは値段に見合わないと切られたツケなんだと思った。


とはいえ、オープンワールドという難しい課題に挑戦し、
一歩進んだ新しい試みで上を目指す努力は、どの日本企業にも今必要なことですね。


結果がどうあれ、いろいろと挑戦した件は評価される事だと思うが、
大半の人はそうは感じてくれないだろうなと……。

日本人は自分が期待している事には完璧を求める所があるし、
多ければ多いほど期待に応えるのが難しいな…と考えさせられた、正月明けの今日この頃かな~




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