ゲーム攻略マンのファイナルファンタジー15の攻略日記

FF零式 ONLINEやFF15のインタビュー記事

2015年度の東京ゲームショウが終わりました。
FF15はATR・TGS2015出張版を放送したが、次は年末・年始頃なのでずいぶん期間が開きます。
各ゲームWebサイトにて、ファイナルファンタジー15開発陣のインタビュー記事が掲載されてます。



FF零式 ONLINEについての内容

FF零式 ONLINEの制作は2014年11月あたりから準備を始めた。
FFアギトのオンライン化は技術的な壁があって実現できなかった。


FF零式 ONLINEは最初からオンラインゲームとして設計される。
4人パーティーでMOのハック&スラッシュ系のゲームになる。
ハードはWindowsスマートフォンで、ユーザーは一緒に遊べるようになる予定。


FF零式のメインキャラクターは、操作はできるがアバターとしての扱いになる。
FF零式 ONLINEでは、いろんなキャラクターを仲間として手に入れていくことになる。


世界設定や時間軸は、FFアギトもそうだったが、6億回超の周回の歴史のひとつになる予定。


制作は中国の完美世界(パーフェクトワールド)。FF零式チームは企画と監修を行う。
FF零式スタッフで構成されているFFアギトチームを一新しながら、
グローバル制のあるオンラインノウハウを持つメンバーを入れて体制を強化している。



ファイナルファンタジー15についての内容

チョコボについて

チョコボに乗って移動する際は、やる気がないとバトルに入ってしまい、チョコボは逃げる。
やる気は、前日のキャンプで与える野菜の種類で影響する。
良い野菜だとチョコボに騎乗してるとバトルは避けれるが、
やる気が出ないような野菜を与えるとバトルになって逃げ去る。


黒チョコボは気性が荒く野生にいる。見た目ももう少しワイルドになる。
黄色チョコボと比較して高くジャンプできるとかではなく、少し生態的に違いがある。
乗れるかどうかはまだ確定していないが、乗れるとしたらバトルで捕まえて乗れることになるかと思う。


魚釣りについて

釣りで釣った魚のサイズや重さは、記録されるようになっている。
エリアごとに釣れるものが違い、1mぐらいのものまで釣れる。
釣りはレベルの概念がなく、アクションや竿やルアーの使いこなし方がカギになる。
今は海釣りがない。時間や天候により釣れる魚が違うことは今のところない。


食材や道具のストックは車を使う。
新しく魚を釣り上げた際は、料理のレシピが増えたりすることもある。
食材を見たイグニスが「こういう料理が食べたい」と言って作るノリ。
当然使う魚が違えば、完成する料理も変わります。


車のBGM、テーマ曲

車内で聞けるカーラジオは検討している。
やろうとしていることは、自分が所持しているMP3データをゲーム内で聴けるようにすること。
それと、FFシリーズやスクエ二の既存タイトルの楽曲を聴けるようにすること。
前者は地域により法的な見解があるので検討を重ね、後者は社内調整中。
法的なものは日本とアメリカは可能だが、ヨーロッパが厳しいのでそもそも実装するか検討中。


FF10-2のテーマ曲の検討は想定外に盛り上がってしまい、「やりません」と即答できない空気になった。
しかし、今回の世界観には合わないので辞めました


FFのメインテーマのアレンジを下村陽子氏にやって欲しいという案は、
プレッシャーが相当なものになっていて、なかなか書いてくれないので待ち状態。
チョコボのテーマや他曲は順次上がっている。


ルーナとノクトについて

ルーナのキーアート

新たにルーナが兵に囲まれて、手で銃をはねのけるアートデザインが公開されたが、
松澤氏の意見ではルーナの精神的な強さを表現している。
未来を見据えた表情をしており、現状の状況は眼中になく銃を片手ではねのけている。
そのくらい先が厳しいということを暗示している。


ルーナは『星の病( FF15の世界は星の病に陥っていて、日を追うごとに夜がどんどん長くなっている。
そしてルーナは闇に向かって世界を食い止めている。
それはゲームシステムにも影響があり、ストーリーが進むと夜が長くなる。


ノクトとルーナ、犬2頭のキーアート

ノクティスとルーナの幼い頃のキーアートで犬2頭が描かれているが、
ノクティス専用のメッセンジャーではない。
ルーナを守る立場にもあり、ペットというよりも黒髪パッツン(ゲンティアナ)に
近い立ち位置かもしれない。尚、白いほうの犬もゲームに登場する。


ノクトの右腕が怪我をしているが、怪我が原因でルーナと幼少期に
過ごす次期ができたというか、ルーナとある約束を交わして別れる。
ニフルハイム帝国との和平により婚姻関係を交わすことになるが、その約束とは関係ない。


ルーナが戦う場面があると言っていたが、コルのような仲間の立ち位置になるのではなく、
ルーナの戦いにプレイヤーが関わる形になる予定。


ノクティスの母親は幼少期に亡くなっているが、幼少期からずっと描くわけではない。
子供の頃の話は旅の過程の中で少しづつ出てくる。
ゲームはノクティスとルーナの結構の調印式の直前に、ノクトが国を出たところから始まります。


レギスとルシス国について

老いたレギス国王の画像

レギスの年齢は50歳前後、国を守る魔法障壁を維持するために老いが早く、現在は老人ぽくなっている。
そのぐらい老いるのが早いわけだが、ノクトも王位を継承すると老いが早くなる宿命。
レギスはノクトに王位を継がせることに迷いがある。
そしてノクトが王になるための精神的な成長を遂げるのが軸になっていく。


ルシスの王は何代にも渡り継がれているが、
王が亡くなると王の叡智が蓄積されて、次の王に引き継がれるようになっている。
そこで重要になるのが指輪。王家は指輪を継承しており、レギスもその指輪を持っている。
指輪には王の叡智だけでなく力も残す。


プロンプト、グラディオラスについて

プロンプトは、ある理由でスマホのカメラで旅の写真を撮るようになる。
写真はプレイ中のものが記録されて確認できるもの。
そこでプレイヤーはSNSを使うことができるようになる。


FF15はキャンプ用品のコールマンとコラボを発表しているが、
グラディオラスは子供の頃からアウトドア好き。コールマンのファンで買い集めているという設定がある。
それは仲間が知ってて、グラディオラスのキャンプ用品で旅をする。
またグラディオラスは技の研究をしており、仲間間で連携を提示してくれる。


召喚獣について

召喚獣の種類はたくさんはいない。
ノクトと出会う必要のある重要な意味を持って登場するのは数体。
加えてちょっとした小物の召喚獣も若干いる。


召喚獣は知能や性別、そして意思は持っているが、人間社会で起こっている出来事には一切興味がなく、
何を考えているかもわからない。人と同じ行動原理を持ち合わせてすらいない。
なので人間の中で繰り広げられるドラマには関係しない。


その他、FF15の情報やシステム関連

レスタルムの街で登場しているメテオだが、その歴史は創世記の時代のもの。
そういった設定があるが、本編ストーリーで描くものではないかなと。


モーグリの場合、会場はそこまで盛り上がらなかったので入れないです。
(モーグリは割りと拍手があったと思うと疑問視。RT数とかでユーザーの真意を測るかは検討する。)


アバランチスタジオとの技術コラボは、ディレクターが来日してどう進めようか話し初めたところ。
スクエニ側は、ジャストコーズ3の各要素がどういった技術に基いているのか理解したいとは伝えた。
互いに忙しいし、具体的なことはこれからになる。


コスチュームの配信は今のところDLCになる見通し。無料配信される。
ギルガメッシュはシナリオを含んだものも期待したいが、それはあり得る。
長くFF15の世界に触れられるもの、遊べるものを用意したいと考えているので良い題材かもしれません。


スクエニの開発はVR(ヘッドマウントディスプレイのモーフィアス)には興味があり、
実はFF15をVRにしてみたが、バトルでは3D酔いしてしまって駄目だった。


2016年3月の発表会では、FF15の発売日、触れるテックデモの正式名称や仕様をハッキリさせたいと思う。
あとコールマン以外にも、設定やシステムと深く結びついているタイアップを仕込んでいる。



感想

田畑D:
モーグリについて聞いたときは、会場はそこまで盛り上がらなかったので入れないです(笑)。


この一言を見たときは、「田畑Dは頭がおかしくなったのか?」と脳障害を疑ったw
雑談のモーグリの中の人も「気のせいクポ...?」と不安なツイートを投稿したぞ(笑)

会場の盛り上がりうんぬんで決定するのはさすがにおかしいだろ…と思ったけど、
記者は「そうでしたか? わりと拍手もあったと思いますが…」と疑っているので何か裏がありそうだな。


少し考えてみたんだが、モーグリはいっぱい喋るから容量的にきついし、
コスチュームやギルガメッシュ、言語設定なんかもDLCに回そうとしているので、
ディスクにおけるFF15の容量はもうパンパンなんじゃないのか?


FF15の発売日や発売日を発表する日付も決定しているそうなので、
モーグリを入れるとしたら何かを削るしかないし、新たな制作と調整に時間を使うことになる。

そして飛空艇の技術コラボが円滑に進む可能性も未定だし、
アバランチスタジオの助力により解決できる問題かも不明である。


つまり後付けのモーグリとか入れてたら発売日が延期しそうな予感もあるので、
初めから入れたがらないんじゃないのか?
おそらく記者に言われて「検討します」と渋々答えてる感じなんだろ。


FF13シリーズのように「モーグリをガッツリ入れろ!」とは言わないが、
売店してるようなちょい役程度で存在するくらいは入らないのだろうか。

開発から見ると、FFにおけるモーグリの存在とはファンタジーの一部ではないのかな…。
チョコボと比較すると何が違うんだろ。乗り物としての差しか感じられないけどな。


割りと波紋を呼びそうな話題だな。
なんか開発とユーザーとでは、温度差みたいなものを感じたわ。

あとモーグリの中の人が田畑Dに直談判するらしいw
何と言われるのか詳細を聞いてみたいものだな~




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