北斗神拳

北斗神拳(ほくとしんけん)とは、中国より伝わる一子相伝の暗殺拳のこと。
戦争が行われてた1800年前の三国志時代に、現在の仏教にあたる浮屠教(ふときょう)の僧侶らが、
世の中の平和を願い、恐るべき暗殺拳を生み出したのが始まりである。
その後、後継者たちにより秘拳が受け継がれてきた。


北斗神拳は肉体のいろんな箇所(708カ所)にある経絡秘孔(ツボ)に衝撃を与えることで、
体の外部ではなく、内部からの破壊を極意としている。
秘孔を突かれた者は、時間差で爆弾が破裂するように飛び散って死に至ることも。
通常30%しか使わない人間の潜在能力を100%引き出して、全エネルギーを拳に集中させて秘孔を突く。


北斗神拳は肉体を破壊するだけでなく、秘孔『健明』を突いて盲目の人の視力を回復させたり、
秘孔『刹活孔』を突いて一時的な剛力を得たりと、肉体の治療や強化をすることもできる。
ただし、トキが自身の病気を治さなかったことから察すると、
全ての病気を治せるほど、北斗神拳とは万能なものではなかったと思われる。


■北斗神拳の継承について

北斗神拳が一子相伝(自分の子供一人だけに伝える)である理由は、
無敵の暗殺拳であるがために誤って使ってはならない。
拳を受け継ぐ者が二人以上いると、国が割れてこの世は滅びると危惧し、
北斗宗家の高僧たちは一子相伝で継承することにした。


ケンシロウが生まれた時代では、北斗神拳伝承者は第63代目『リュウケン』。
リュウケンは男児に恵まれなかったため、4人の男児を養子に迎えて伝承しようとした。
そしてラオウトキジャギケンシロウの中から、ケンシロウを伝承者に選んだ。


北斗神拳伝承者の系図

北斗神拳の伝承者選びは、伝承者候補たちが同等の修行を重ね、力量を見極めた後に選考する。
伝承者争いに敗れた者は拳を封じられ、名乗ることも許されない。
ある者は拳を潰されたり、記憶が奪われたと伝わるが、
実際殺されるというよりは自ら拳を封印するか、悪行に拳を使った者を倒して封じられる。


南斗聖拳

南斗聖拳(なんとせいけん)は、北斗神拳と対をなす拳法。
陰陽の考え方に基づけば『』が北斗神拳で、『』が南斗聖拳
北斗神拳は経絡秘孔を突いて内部からの破壊を極意とするならば、
南斗聖拳は外部から突いて破壊するのを極意としている。


北斗と南斗、基礎は共通する部分を持っているが、
北斗神拳は一子相伝の暗殺拳であるため門外不出の秘拳が多く分派はない。
南斗聖拳は南斗108派に分かれ、様々な流派が存在している。
また南斗108派を統べる『南斗六聖拳』と呼ばれる、トップに位置する六つの流派がある。


■南斗六聖拳
  1. 南斗孤鷲拳:シン(殉星)
  2. 南斗水鳥拳:レイ(義星)
  3. 南斗紅鶴拳:ユダ(妖星)
  4. 南斗白鷺拳:シュウ(仁星)
  5. 南斗鳳凰拳:サウザー(将星)
  6. 南斗最後の将:ユリア(慈母星)

南斗六聖拳は、かつて皇帝の居城を守る六つの門の衛将と呼ばれた。
それぞれが宿星を持っており、鳥の名を持つ。
各流派の伝承者は上記の通りで、ユリアに至っては南斗の正統血筋だが拳法は使わない。
また南斗鳳凰拳は北斗神拳と同じく、一子相伝で受け継がれている。


南斗六聖拳は、「その流派の拳法しか使えないのか?」と言えばそうではなく、
108派の流派のうちの代表であり、複数の流派を修得している。


199X年の核戦争後は南斗六聖拳は崩壊。
平和を望む者と、覇権を目指す者の二派に対立した。
平和を望む声が優勢とみるや、ユダは裏切って自分の配下・南斗23派を引き連れ、
覇権を目指すサウザーとラオウと手を結び同盟関係になった。


南斗五車星

南斗五車星(なんとごしゃせい)とは、南斗六聖拳の慈母星(南斗最後の将・ユリア)を
守護する役割を果たす星にあたる。
五車星の拳は南斗聖拳の一派には含まれず、それぞれが独自の拳法を使用している。


■南斗五車星のメンバー
  1. 風のヒューイ
  2. 炎のシュレン
  3. 山のフドウ
  4. 雲のジュウザ
  5. 海のリハク

泰山流拳法

泰山流拳法は、中国東部の山(泰山:たいざん)で生まれたと伝わる拳法。
北斗宗家の流れは汲まず、残虐性の高い武器を使った奥義が多い。
泰山という同じ名前がついた奥義があるが、個々の拳は全くの別物で共通点はなし。
リュウガ、ヒルカ、ウイグル、ゲルガなどが泰山流拳法を使う。


北斗七星、死兆星

北斗七星と死兆星

北斗七星(ほくとしちせい)とは、夜空に見える7つの星からなる星座。
おおぐま座の尻尾の部分で、夜空では割と見つけやすい。


北斗の拳では、北斗七星は死を司る星といわれている。
人間の動きの中に七つの死角があり、死角をたどると北斗七星の形になることから、
敵を封じる死への道標となっている。


死兆星(しちょうせい)は、北斗七星の脇で輝く小さな星。
普段は見えないが、死兆星が見える者には、その年のうちに死が訪れるという。
いわゆる死亡フラグが立った状態になる。


また北斗二千年の歴史の言い伝えでは、互角の拳を持つ強者同士が戦うと、
両者の頭上には死兆星が輝くと言われている。


モヒカン

モヒカンとは髪型『モヒカン』のことだが、北斗の拳では雑魚敵の悪党のことを指す。
どの雑魚敵もモヒカン刈りにしていることが多いが、北斗の拳の世界観は弱肉強食の時代。
暴力が正義。モヒカンは徒党を組んで組織化している。
モヒカンのデザインにすることで、暴力的で凶悪、かつ威圧的な効果を狙っている。


断末魔「あべし」「ひでぶ」「たわば」

断末魔はケンシロウから秘孔を突かれて、モヒカンなどが死ぬ間際に発するセリフ。
セリフの意味は原哲夫先生曰く、本当に痛いときは「痛い!」とは言わない。
また本当に熱いときも「熱い!」とは言わず、「あちっ!」や「ほあちっ!」など、
反射的に叫んだセリフ。


■断末魔の意味
  • ひでぶは「痛てぇー!」と言いながら、「ブー(破裂)」してる様子。
  • あべしは腕が折れていくので、自分の腕を見て「アーッ!」と驚きながら言い、
    顔に当たるので「べしっ!」と言ってる様子。
  • たわばは「たすけてくれ」と言おうとして、頭部が破裂しながら発している様子。


↑TOP