ゲーム攻略マンのホライゾン ゼロ ドーンの攻略日記

ホライゾンゼロドーンのストーリーをクリアした感想

Horizon Zero Dawnのクリアレビュー

あぁ、やっとクエスト攻略できたのか…。
あとは収集系を達成していくことになりそうだ。
ファイナルファンタジー15の攻略サイトを作りつつ、Horizon Zero Dawnの攻略サイトも作ってたので、
完成にやたら時間がかかりすぎた (;´Д`)


でも1周プレイとはいっても、かなりやり込んだ方だとは思う。
日本語版が発売される前は、一足先に海外版をプレイしてたので、
1つのクエストに4~5回ぐらいはクリアしたのかな。
全体的にホライゾンゼロドーンは、ただただ面白かったという印象だけが残った。


Horizon Zero Dawnが発売されて二週間で累計本数が260万本を突破したそうで、
ゲリラゲームズにとっては大成功を収めた感じだろうか?
日本では18万本ぐらい売れたので、まあ最終的に20~25万本ちかく出荷されるのかな。
開発に6年ちかく時間をかけたので、全く売れなかったら今頃大変なことになってそうですね…



アマゾンの評価はどんなもん?

アマゾンの評価

アマゾンではどんな評価に収まったのか観察してみたら、
日本や海外を含めてかなりの高評価でした。
逆にここまで変に評価が高いと、ステマをしてそうな疑いすら感じ取れますねw


始めはオンライン要素が無いのはどうなんだろう?と思っていたが、
実際にプレイしてみるとかなり中身のあるクエスト内容だった。
オープンワールドといえば作業的なお使い系クエストばかりだが、
ホライゾンゼロドーンはそれぞれに個性があるところがイイね!


ただ日本のメディアが言ってたように、ストーリーは激しく展開が変わる感じでもなく、
革新的な要素があるのか?と言われれば確かに無い。
クエストの展開が似たようなばかりというのも、多少はうなずけるところがあった。
フォーカスを使って足跡をハイライトする系統がやや多すぎるような気がします。



Horizon Zero Dawnの舞台

総合的に考えると傑作ソフトの部類に入るゲームだな。
武器の数はそこまで多くもなく、また機械獣の数も決して多くはないが、
風景表現やグラフィックのリアルさ、機械獣のクオリティの高さに驚いてしまう。
4Kテレビでプレイするとかなり凄そう?


キャラクターと会話をするシーンにしても、顔が画面半分くらいまでアップされるので、
表情を見て「こいつ何考えてんだ…」と読み取れるところもいい。
細かい表情のクセなどを見てると、「ああ、こういう人いるよね~」とリアルと重なる部分があった。



ハンティングアクションを楽しめるかどうかの問題かな

ストームバードとアーロイの画像

Horizon Zero Dawnの魅力とは何だろう?と考えると、機械獣を倒す過程を考えるのが面白いところかな。
一つの倒し方だけではなく、いくつか倒しやすい方法が用意されています。

地形を利用したり、罠を設置してみたり、機械獣をオーバーライドして一緒に戦ってみたり、
草むらに隠れながらスニークキルを狙ってみたりと、倒し方がいくつか用意されている。


どれがベストなんだろう? もっと効率良く倒せないのか? この弱い部分を対処できないのか?など、
強敵と対峙したときに戦法を編み出す過程が面白いのだと思う。

力押しだけでは決して満足に勝てないバランスがあるし、状況に合わせて動くことにもなる。
「アクションゲームってやっぱこうじゃないと駄目だよね」と思うところが描ききれている感じがします。



サンダージョーの狩りの様子

みんなどんな方法で狩ってるのかな?と、日本のみならず海外の動画をいくつか拝見してみたが、
日本人が投稿した動画は残念だった…。たまたま見た動画が残念な動画だった可能性もありますが、
太古の鎧(シールドウィーバー)を装備して近接攻撃を繰り返し、
作業的にクエストを攻略しているだけの映像ばっかだった。


あんなチート性能の太古の鎧なんぞ使う人はいないだろうと思ってたが、案外そうでもないんだな…。
なんかゲームを楽しんでいるというよりは、ゲームに遊ばれているというか、
速くクエストをクリアして動画のPV稼ぎのためにやったという印象すらも観えた気がするんだよな。



ホライゾンゼロドーンのデスブリンガー

逆に海外の方では、あれこれ試行錯誤してハンティングしてた印象があります。
ただ太古の鎧を使って作業的にクリアする人はするんだなと。
「おっ、凄いね! こんな倒し方もあるんだ!」といった部分に期待して眺めたものの、
あんまりそういう系統の動画を見つけれなかった。


なんつーか、ゲームの世界にも『ゆとり世代』みたいなものを感じたかな。
アクションゲームを楽しむ過程とか、試行錯誤してクリアしたときの達成感を楽しむとか、
彼らにとってはどうでもいい事なのだろうなと感じたので、
やっぱアクションゲームが向く人、向かない人でわかれるゲームだと思った。



逆にホライゾンゼロドーンに足りないものは何なんだろう?

全体的にホライゾンゼロドーンは、欠点らしきものがあまりなかった点が良かったと思う。
「全く無かったのか?」と聞かれればそうでもないが、
アマゾンレビューを眺めて、いくつか共感した部分は以下の感じです。


  1. 説明書がないし、チュートリアルがわかりづらい。
  2. ダッシュが面倒。頻繁にコケてキャンセルになる。泳ぐのにまたダッシュかよ。
  3. 機械獣の種類が少ない。
  4. アイテムを補完できる倉庫がない。ソート機能がない。
  5. ゲームとしては面白いけどもシナリオはありきたりな内容だった。
  6. 機械獣をオーバーライドで味方にしても、ほとんどついてきてくれない。
  7. フルボイスのセリフが膨大すぎる。結局スキップして飛ばしてしまう。
  8. 親切すぎる案内が、うっとおしく感じることも。

説明書が無いのは、確か地球資源を大事にしようと、紙を節約するための行為だったかと思う。
Horizon Zero Dawnに限らず、最近のゲームは説明書が無いのは多いです。
それで公式サイトでオンラインマニュアルで提示されてたりします。
とはいえアイコンの意味が分からない部分があったし、ゲームに収録して欲しかったですよね。


操作性で嫌だったのは、やっぱダッシュかな…。
L3押しが少し面倒というか、小さな段差で詰まったりすると、
再度L3を押し込む必要があるし、これに関しては最後まで慣れなかった所がある。
○ボタン長押しとか、左スティック操作のデフォでダッシュとか駄目なの?とか思ったりもした。


機械獣はボス専用とか用意して欲しかったですね。
あと少なくとも5種類くらいは欲しい気もするかなー


アイテムはアイテム作成の携行容量で増やしたところで、やっぱ上限枠が足りないように感じる。
なので商人にアイテムを売ってシャードに変えることを余儀なくされます。
これが少し面倒だと感じた所もあるので、アイテムボックスのような倉庫が欲しいとは思った。
ソート機能に関しては、武器の配置を任意でソードできる機能は必要だと思うんだよな~


変わり者のグラータとか風変わりな味覚とかお笑い系のクエストは面白かったけど、
メインクエストが少しエリザベート・ソベックに注目しすぎた感もあるかもね。
データポイントで内容を補っているやつもあったが、
そもそも読むのが面倒な人にとっては退屈に感じるかもしれない。


あ、そうそう。
機械獣はバトルが開始されると近くに来てくれるけど、そうでもない時は付いてきたりはしない仕様。
逆に付いて来られるとアーロイ側が強すぎるので、あんな仕様にしたんだと思った。


確かにセリフ多すぎるかな (´д`)
SIEのローカライズチームが、辞典並の膨大なテキスト量になったとか言ってたような…。
クエスト開幕にセリフ、会話の選択肢でセリフ、クエスト攻略後のセリフと
総合量で見ると1クエストの中でもセリフの量が多いっす(汗)


目的地のマーカーとか、目的ログ、足跡のハイライトの説明ボックスの表示とか、
やたら親切すぎて確かにうっとおしく感じることもあった。
どうやって行けばいいのか?次に何をすれば解決できるのか?などは、
自分で考えると面白さを壊してしまっているので、そこら辺りが残念な気がした。



総合的な感想

アーロイとタラナー

いろいろな手段で機械獣を狩る方法を模索してみたが、
全体的に長弓のトリプルショットや、サイレントストライクが少し強すぎるような。
そのうえオーバーライドで機械獣を仲間にできるので、
個人的にはもう少し難易度が高くても良かったような気がします。


山賊の野営地穢れ地帯の浄化にしても、ただ敵を全滅させるという内容よりは、
捕虜を救出しろとか、敵に見つからないように倒せとか、
何か達成条件を設ければ遊びの幅がもう少し広がったのではと思う。
あと夜は射撃のカーソルが見えづらいので、ベッドで寝て朝とかにしたかったかな。


オープンワールドゲームの中では、そこまで広いフィールドではなかったものの、
無駄に広いという感じでもなく、また物足りないといった作りでもなかったので
その辺りはあまり不満は感じなかった。下手に作るよりはこれで良かったのかなと。
レベルカンストが速すぎたけど、全体的にバランスが良かったのは見事だった。



あとゲリラゲームズは良いゲームを作る会社だなと思った。
キルゾーンと比較するとTPSを作った方が向いてる会社だと思うわw

FF15をプレイして気になった点が、ホライゾンゼロドーンにはしっかり入ってた感じがした。
このくらい遊べれば、オンライン要素とか無理して入れなくともいいかなと思える内容かな~


日本のゲームもこれに負けないくらいのゲームを作ってほしいけど、
スマホゲームが主流の時代だし、コンシューマーはやっぱ無理かなと思う今日この頃。
5年・10年と先を見据えても、日本でこういったゲームが発売されるか微妙なところですね…



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