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田中雄介氏、三宅秀和氏の開発話

 カットシーンアニメーション・ディレクターの田中雄介氏、
カットシーンレイアウト・ディレクターの三宅秀和氏の開発話。
開発スタッフが集まるミーティングの仕切り役など、幅広い役割をこなす。



ライトニングのコスチュームの苦労話

--田中--
FF13やFF13-2では決まった衣装だけだったので、少しでも布が身体に埋まっていたり
脚が衣装から突き出ていたりというのは、ほぼすべて直している。
今回はコスチューム(ウェア)が70着を超えていて、とてもすべては見れません。


どうしても無理が出る部分以外は、物理演算でなんとかしましょうと。
ただし最低限の調整はしています。
ポーズを変えてスカートがめくれないようにしたり、三宅に相談してカメラを調整するなど、
といったことはやっています。



--三宅--
今回は、とくに下着が見えてしまうというのが大変でした。
ちょっと見えてしまうというレベルではなく、完全に見えてしまっているという状況が発生してしまいまして……。



--田中--
標準的な衣装であるアンビバレンスなどは、脚にまとわりつくマントのようなものを装着しているので
気にならないのですが、ミニスカートのような衣装は大変です。
キメポーズでローアングルからあおりたい場合など、ポーズはカッコいいけど、ミニスカートだと…



--三宅--
ミコッテの衣装などが大変ですね。落下するシーンなども大変でした。
スカートなどをはいていると、めくれてしまうんです。
もちろんこれは調整させてもらいました。
ただ、今回イベント中もカメラが操作できてしまうので、正直すべては見きれません(笑)



剣と盾の苦労話

--三宅--
あとイベントシーンで苦労したのは剣と盾ですね。
ライトニングが敵に剣を向けるシーンがあるんですが、槍などの長モノを装備していると、
相手に刺さってしまっているみたいな…。


そこで剣のサイズなどにフォーマットを設けました。
大きい剣ならこのサイズまで、みたいな決めごとです。
ただ、やはり剣や盾も多数あるので、一部はどうしようもないものも…



--田中--
例えばベヒーモスが落とす巨大な鎌があるんですが、
それを装備してイベントで剣を交えると、鎌が鼻先まで来てるとか。
さすがに大きすぎて調整は無理ということになりました。
もしかしたらカメラを動かすと刺さって見えるかもしれません。



オススメのシーンについて

--田中--
鳥山からあったオーダーの1つに、今回のライトニングは『燃え』と『萌え』の両方を見せてほしい、
という内容があった。
ライトニングがユスナーンでの潜入捜査時に、舞台に上がることを恥ずかしがる場面があるが
これは『萌え』ですね。


個人的にすごく気にっているのがチョコボの回復を待つシーン。
これはライトニングが何気なく柵に寄りかかる場面なのですが、
これまでのライトニングは走ったり飛んだりと、何かしらアクションをしていることが多かったと思う。
だから、こういった何気ない仕草はあまりなかった部分なので、個人的には気に入ってます。



ホープやファングはこれまで通りのイメージなのか

--田中--
そうですね。ホープの演技はそこまで変えてないです。
若返ってしまっても、なんとなく記憶は残っているという設定なので。



--三宅--
ファングに関してもFF13の頃とあまり変わりません。
FF13でも秘密を持ったキャラだったので、演技はそこまで変わってませんね。



ノエルはダークな雰囲気をまとっての登場になるようですね

--三宅--
前作の展開を考えると、あまり明るくはできませんでした。
ちなみに、ライトニングと同じくらいアクションシーンが多いキャラでもあります。
それとノエルの女性人気の高さは認識しているので、ライティングはしっかりやっています(笑)



重みといえばスノウやサッズもそうですね

--田中--
動きはゆっくりにしています。



--三宅--
スノウはすごくお気に入りです。良い感じに仕上がっていると思います。
セラを失った世界でスノウとライトニングがどういったやり取りをするのかに
注目していただけたらなと。
サッズのシーンも僕は大好きなイベント。家族のつながりがすごくよく表現されています。



ディレクター・鳥山求氏へのインタビュー(デッド・デューン編)

ファングはどんなキャラになっているのか?

 ファングとはとある事情で、デッド・デューンで活動している盗賊団の首領として登場する。
ヴァニラと一緒にクリスタルから人の姿に戻り、十数年が経っているものの
ノエルやスノウなど数百年生き続けているキャラと比べれば
ファングは昔の面影が残っているかもしれません。


 ライトニングも同じ目的で盗賊団に所属することになるが、
盗賊団の入団試験ではファングが一緒に戦ってくれる。



聖宝とは何なのか?探すほどの重要なものなのか?

 デッド・デューンでは、長年盗賊団が活動したため、すでに貴重なトレジャーは掘り尽くされた。
聖宝は最後のお宝と伝えられる代物です。
ヴァニラの特殊な能力を引き出すためのアイテムで、救世院も必至で探している伝説の宝物なんです。
どんな能力が秘められているかはゲームの中で確かめてみてください。



デッド・デューンでファングと共闘する見どころ

 ファングはライトニングの頼れる仲間として、新たなバトルシステムの特徴に合わせた
能力や思考の調整が施されています。
武器はFF13のときと同じ槍を使っている。
スピーディーな攻撃は当時のままで、新たなボイスも聞けるようになってます。


 ライトニングが弱体化した敵に合わせて発動するコンビネーション技があり、
二人の息の合った連携攻撃が楽しめるようになっている。
ファングの槍はライトニングの武器として使うこともできるようになるが
とても難しいクエストを攻略する必要がある。



エスケープについて

 HPが0になったときは、GPアビリティの『アレイズ』か『エスケープ』、
もしくは回復アイテムの『フェニックスの尾』を使用できる。
アイテムが使用できない場合は、エスケープで戦闘から離脱するしかない。


 エスケープ後は、その戦闘で使用したGPやアイテムはもとの状態に戻りますので、
もう一度戦闘に挑戦するか、逃げるかを考えることになる。
難易度がノーマルだと、エスケープ時に世界の時間が1時間経過します。
これがゲームの後半になるとボディブローのように効いてくるんです。


 戦闘から気軽に逃げつつサクサクとプレイしたい方は、
ペナルティーがないイージーで遊ぶことをおすすめします。



メインクエスト

光都ルクセリオ ユスナーン ウィルダネス デッド・デューン 13日、14日

サイドクエスト

マップ

攻略データ

システム・ゲーム内容