サイコブレイク2 - 戦場カメラマンから前衛芸術家へ
サイコブレイク2で新たに登場したステファノ・ヴァレンティーニは、
STEMに自らの一部を捧げた殺人鬼。
悪趣味な写真家で、型破りな美しさに対して異常な執着心を持っている。
またカメラを使って時間を止める能力を使えます。
恐怖や破滅する美しさに気づき、作品を世界と共有したい願望がある。
そのためには新たなSTEMの世界を作り出した、
全能の力があるセバスチャンの娘・リリーが必要らしい。
ステファノは戦場カメラマンをやってた頃に右目を失っている。
死に対する歪んだ執念から生まれた、血と骨と肉で作ったカメラ風のクリーチャー
『オブスキュラ』は、彼の傑作品で飼っているのだという。
今作ではクリーチャーだけが敵ではなく、人間との戦いもあるようです。
Bethesdaライブステージのサイコブレイク2『自分だけのプレイ体験』
サイコブレイク2のディレクターを務めるジョン・ジョハナス氏と、
シナリオライターのトレント・ハーガ氏が語る『自分だけのプレイ体験』の動画です。
Bethesdaライブステージでいくつかの質問に対して解答してます。
前作のサイコブレイクと比較して、良くなった点、変わった点はあるのか?
JOHN:
選択肢が増えたことです。
大きなステージでいろんな逃げ方ができ、スニーク行動もできる。
置かれた状況を見極め、どう立ち回りを行うかはプレイヤー次第。
セバスチャンが所持しているコミュニケーターは何ができるのか?
JOHN:
コミュニケーターは、現実世界にいるキッドマンと連絡を取るための通信機です。
しかしSTEMが崩壊しかかっている影響もあり、STEM内で起こったことにも反応する。
レゾナンスや残留思念記録と呼んでいるが、過去を見たり、追体験ができる。
新しい目標やアイテム、待ち受ける脅威の手がかりとなる。
それに対して行動するかどうかは自由です。
TRENT:
前作のサイコブレイクは一本道だったが、コミュニケーターはを使えば
いろいろな道を選択できる。
アクション関連でアピールできるポイントはあるのか?それとも純粋なホラーなのか?
JOHN:
アクションも良い出来になっているし、ホラーとしても楽しめる。
『恐怖を乗り越える』ことを肝としており、何もできない状況はほぼ無い。
持っているものでどう切り抜けるか、置かれた状況を柔軟に対応するかということです。
どれだけ探索し、いくつ弾丸を所持し、どれだけ事前に準備したのかが重要だ。
ゴアサイコホラー、一般的なホラー、どれが最も当てはまるか?
JOHN:
サイコホラー的な面が、前作よりも強調されていると思う。
ゴア表現や前作が好きな人も楽しめるけど、今回はセバスチャンに物語を焦点を当てている。
なので周りの世界も心理的な結び付きを強調している。
強化システムは健在なのか? それと5秒でスタミナ切れするダッシュなのか?
JOHN:
強化システムは今回もある。
具体的な内容は言えないが、パラメーターの強化だけではなく、
アビリティを習得したり、プレイスタイルに関わるものもある。
それと5秒ダッシュは6秒だったかな…? でもこれはプレイに必要な制限です。
つまり短いダッシュによるストレスの原因の要素は変えれないと?
TRENT:
セバスチャンは、ただのアル中のオッサン。
それはリアルな人間である証拠だ。そこが彼のキャラクターとしての魅力なのです。
JOHN:
本当に辛そうですもんね(笑)
PSYCHOBREAK 2 – 『Race Against Time』ゲームプレイトレーラー
あの黒人ハゲはセオドア。ステファノのようにSTEMに自らの一部を捧げた殺人鬼で、
公開はされていないが、彼もまたオブスキュラのようなクリーチャーを飼っている。
STEM内に拠点を構え、自分の意思で世界を作り変えれる歪んだ精神を持つ。
炎を操っているようにも見えるので、何かしら自身で変えれる力があるものと思われる。
街は大変なことになり、ホーンテッドのようなロスト?が大量に溢れかえり、
人間が狩られて二週間後には全滅するほど危機的な状況のようだ。
STEMにはメビウスの工作員もおり、場合によってはセバスチャンの助けになってくれるらしい。
セオドアがどういった人物なのかは明らかにされていないが、
どこか神父のような宗教めいた何かを感じます。
ステファノのような目に見える不気味さではなく、謎めいた恐怖を感じさせる人物だろうか…。
忠誠の証としてコアを連れて来るように言っているが、おそらくリリーのことだろう。