クローン(ストーム・トルーパー)

ストーム・トルーパー

クローン兵の製造過程

エピソード2で、オビ=ワンがパドメを暗殺しようとした賞金稼ぎのジャンゴ・フェットを追い、
公文図書館の情報から消されて秘密にされていた惑星カミーノへ辿り着く。

その際にジェダイ評議会の一人だった故人・サイフォ=ディアスが、
銀河共和国の脅威に備えて120万人のクローンを密かに発注していた。


クローンは、ジャンゴ・フェットの遺伝子を用いて量産されている。
ジャンゴとまったく同じ顔+体型のクローンが出来上がる。

戦闘訓練のプログラムを教え込み、自分で思考することができるため、
その点でドロイドよりもはるかに優れている。


クローンは人間の半分の時間で大人になる。
人間と同じ成長速度では大変時間がかかるので、遺伝子操作で成長を早めている。

自我を弱められているので、どんな命令にも決して主君に逆らわず従う存在。


この初期のクローンは、クローン・トルーパーと呼ばれるタイプのもの。
ジャンゴ・フェットと似ている白色のヘルメットと装甲、銃・ブラスターを装備している。

見た目はあまり変わらないが、エピソードを追う毎に装甲や武器はバージョンされている。
中には装甲の色が違うクローンもいるが、それは色によって所属部隊を示すもの。


クローン兵の活躍

エピソード2では惑星ジオノーシスで、ヨーダがクローン・トルーパーの大軍を率いて
ドロイドと戦っていたジェダイの救出に使用する(クローン大戦の勃発)。
それによりドロイド軍は敗北してドゥークー伯爵は逃亡した。


エピソード3では、銀河共和国のリーダー・パルパティーン議長の悪事により、
極秘命令『オーダー66』がクローンに発動されて、多くのジェダイはクローンによって抹殺された。

それによりジェダイの組織はほぼ壊滅(ヨーダやオビ=ワンなどは生き延びることができた)。
その後クローンは、パルパティーン(ダース・シディアス)の新生銀河帝国に引き継がれた。


その頃のクローンは、ストーム・トルーパーと呼ばれるタイプのもの。
画像はストーム・トルーパーです。中身は前からいたクローンや一般の人間が混ざり兵士を行っている。
ヘルメットの目の部分を見ると、ジャンゴ・フェット似デザインとは若干異なる。
クローン・トルーパーもストーム・トルーパーも、総称してクローンと呼ばれてます。



ボバ・フェット

ボバ・フェット

ジャンゴ・フェットについて

ボバ・フェットは、クローンで説明した通り、銀河で名を馳せていた
危険な賞金稼ぎのジャンゴ・フェットのクローンである。


ジャンゴは自分の遺伝子をクローンに提供する条件として、
高額報酬に加えて、遺伝子操作が行われていない成長速度も人間並の
純粋なジャンゴのクローンを1体造れという条件を出した。
その純粋なクローンはボバと名付けて、自分の息子として育て一緒に生活していた。


ジャンゴ・フェットはエピソード2のジオノーシスの戦いで、
ジェダイのメイス・ウィンドゥと戦った際に、ライトセーバーで首を切られて死んでしまった。

まだ子供のボバはその光景を見ており、ジャンゴのヘルメットを掴んで静かに眺めていた。
エピソード4からは、ボバもジャンゴに似た装備を着用して賞金稼ぎを行っている。


エピソード4~6

エピソード4ではオビ=ワンとルークが惑星オルデランへ向かう際、
腕の良い飛行士のハン・ソロに仕事の依頼をしてミレニアム・ファルコンへ乗るとき、
ハン・ソロの借金を請求しに来たジャバ・ザ・ハットの横にボバ・フェットがいた。
エピソード6でもジャバ・ザ・ハットの側近としていたので、ボバは雇われているのだろう。


エピソード5ではボバはダース・ベイダーの元におり、
ミレニアム・ファルコン号の乗組員を生かして捕らえろと賞金稼ぎ達に命令している。

結果、乗組員達を全員捕まえてハン・ソロは生きたまま炭素冷凍で固められ、
ボバがソロをジャバ・ザ・ハットの元へ送り届けている。



エピソード6では惑星タトゥイーンで、ルークが捕まったハン・ソロやレイア達を
ジャバ・ザ・ハットの拠点から救い出そうとして争いになる。
ソロは炭素冷凍から脱出できたものの、ルークも含め砂漠に棲むサーラックに食べられる処刑を受ける。


ルークがサーラックに食べられる際に抵抗し、その時ボバ・フェットと闘いになる。
しかしまだ視力が回復していないハン・ソロが槍のような武器を装備して、
ボバ・フェットがどこにいるのか探している時に、たまたまボバの背負っている装備に槍がぶつかり、
背中のジェットが暴発して地上へ落下。ボバは地面を転がりサーラックに食べられてしまった。



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