スターウォーズエピソード6のあらすじ

■エピソード6の主な登場人物・出演者
  • ボバ・フェット(賞金稼ぎ)
  • ジャバ・ザ・ハット
    (惑星タトゥイーンの裏社会のボス)
  • ダース・ベイダー(シス、元アナキン)
  • 皇帝(シス、パルパティーン最高議長)
  • ストーム・トルーパー(帝国軍の兵士)
  • ルーク・スカイウォーカー
    (レイアの兄、ジェダイ・ナイト)
  • ヨーダ(グランド・マスター)
  • ベン・ケノービ
    (故人、オビ=ワン・ケノービ、ジェダイ・マスター)
  • レイア・オーガナ(レイア姫、ルークの妹)
  • R2-D2、C-3PO(ドロイド)
  • ハン・ソロ
    (ミレニアム・ファルコンの船長)
  • チューバッカ
    (ウーキー、ハン・ソロのパートナー)
  • ランド・カルリジアン(ハン・ソロの悪友)
  • イウォーク(惑星エンドアに棲む種族)

■スターウォーズエピソード6の公式サイト

http://www.starwars.com/films/star-wars-episode-vi-return-of-the-jedi



銀河帝国は二代目デス・スターを制作していた

エピソード6の開幕のストーリーは、エピソード5(帝国の逆襲)から1年後が舞台の物語。
ルーク炭素冷凍で固められてジャバ・ザ・ハットの元へ送られたハン・ソロを救出すべく、
故郷の惑星タトゥーインへ戻る。


銀河帝国は、秘密裏に新たな宇宙要塞デス・スターを制作していた。
初代デス・スターよりもはるかに上回る強力な装備を持っており、
二代目デス・スターの制作状況を見るため、皇帝とダース・ベイダーが視察に訪れることになる。
帝国軍の兵士はシフトを倍にしてデス・スターの完成を急がされた。



ハン・ソロの救出に、レイア姫がジャバ・ザ・ハットの元へ向かう

惑星タトゥーインでは、ルークの使者としてR2-D2とC-3POがジャバの宮殿へ向かう。
R2-D2とC-3POが宮殿へ入れてもらい、R2-D2がジャバにルークからの伝言のホログラム映像を見せた。
ルークは「ハン・ソロを自由にしてくれ。親善の印としてR2-D2とC-3POを贈り物として渡す」と話す。
ジャバは取引を拒否。R2-D2とC-3POはジャバの宮殿で働かされた。


ジャバがミュージシャンのコンサートを楽しんでいると、レイア姫が変装した賞金稼ぎが
チューバッカを捕獲し、ジャバの元へ連れて来て「5万の報酬をよこせ」と取引しに訪れる。

ジャバは「5万は高すぎる。何故だ?」と言うと、賞金稼ぎは熱爆弾を見せて起動スイッチを入れる。
ジャバは「その度胸と機転を気に入った。3万5千までなら出す」と笑い、賞金稼ぎもその金額で取引する。


夜になるとジャバ達は寝静まり、賞金稼ぎに変装しているレイア姫が宮殿を探索する。
そして炭素冷凍のハン・ソロを見つけると装置を解除して、ハン・ソロを装置から救い出す。

ハン・ソロは、冬眠状態から覚めたばかりなので眼が見えなかった。
レイア姫と共に宮殿から脱出しようとしたが、ジャバ達はすぐ近くでその様子を隠れ見ていた。


ハン・ソロは「3倍にして借金を返す」と言い訳したが、結局はレイア姫と共にジャバに捕まった。
レイア姫はペットのように首に鎖を付けられてジャバの側に置かれた。

ハン・ソロはバンサの餌のため、チューバッカと共に牢屋に入れられた。
牢屋内では、チューバッカは「ルークはジェダイ・ナイト」になったとハン・ソロに話した。



ルークが捕まった仲間達の救出にやって来る

ジャバ達が寝ている時に、ローブを着たルークがフォースを使って見張りを倒しながら、
一人でジャバの宮殿に侵入する。

ルークはジャバに「仲間達を解放しろ」と警告するが、ジャバは聞き入れなかったので、
フォースで近くにある銃を引っ張り撃とうとしたが、ジャバが床の罠を発動させてルークを地下へ落とした。


地下へ落とされたルークは、巨大なランコアの餌にされそうになる。
ルークは落ちてた動物の骨を武器にし、ランコアの開いた口に骨を差し込み、その隙に岩の隙間へ隠れた。
ルークはランコアの背中側に出口があるのを見つけ、
ランコアがルークを捕まえようとした指を岩で叩いて、ランコアが苦しんでいる隙に出口へ走る。


出口のドアは開いたものの、逃げ出せないように鉄柵で閉められていて通れなかった。
ルークは壁にスイッチがあるのを見つけ、岩を投げてスイッチを起動させる。
ズッシリとした重いシャッターが降りてきて、ランコアの首をギロチンのように挟み、ランコアは死んだ。


ジャバは怒り、ハン・ソロとチューバッカを牢屋から連れて来て、ルークと共に処刑しようとする。
処刑方法は砂漠の大穴に棲むサーラックに食わせるため、3名は砂漠へ連れて行かれる。



ルーク達の処刑、ジャバ・ザ・ハットの最後

ルークがサーラックの大穴に落とされる前に、ジャバの兵士に変装してたランドと目で合図を行う。
そしてルークが大穴に落とされると、足元の板を両手で掴んでジャンプし、
R2-D2からライトセーバーが発射されてルークがキャッチする。
ルークは、船に乗ってたジャバの兵士をライトセーバーで次々と切り大穴へ落とす。


それに気付いたボバ・フェットが戦闘に参加して、ルークの身体をワイヤーで捕捉する。
ジャバの兵士が撃ったブラスターをルークがライトセーバーで弾き返し、
ワイヤーを切った反動でボバが船の床に倒れる。


視力がまだ戻っていないハン・ソロが、槍を手にしてボバがどこにいるのか探した時に、
槍先がボバのジェットパックにたまたまぶつかってジェットパックが暴発。
ボバは一度ジャバの船にぶつかって地面に落下し、砂漠を転がりながらサーラックに食べられてしまった。


ジャバの船内ではレイア姫が鈍器で機器を叩き壊して、船の電力を停電にする。
そして暗闇の中、レイアの首に繋がれていた鎖をジャバの首に巻きつけ、
力任せにレイアが鎖を引っ張ってジャバは苦しみながら死んだ。


砂漠の方ではランドがサーラックの触手に捕まり引きずられそうになるが、
ハン・ソロが銃で触手を射撃してランドを救出した。

レイアはR2-D2に鎖をカットしてもらい、ルークと共にジャバの船を脱出。
ジャバが乗ってた船は大爆発を起こして消滅した。



ヨーダの死、ルークの妹の発覚

仲間を無事に救出したルークは、惑星ダゴバのヨーダの家へ向かった。
ヨーダは病を患わっており、自分はそろそろ亡くなるのだと言う。


ルークは「まだ死なれては困ります。修行はまだ終わっていません」と答えたが、
ヨーダは「その必要はない。学ぶべきことは全て学んだ。
ダース・ベイダーとの対決が終われば、その時お前はジェダイとなる」と話す。
そしてルークは「ダース・ベイダーは自分の父ですか?」と質問した。


ヨーダはベッドで横になって答えたくなかったが、ルークが再度質問するので、
「お前の父だ。やつが言ったのか?不幸なことだ…。果たして父を討つ重荷に耐えられるかどうか。
暗黒面の怒りと恐怖に油断するな。お前が最後のジェダイ・マスターとなる。学んだことを次の世代に伝えよ。
もう一人スカイウォーカーの血が残って…」と言いかけて、最後は眠るようにヨーダは亡くなった。


ルークはXウイングを整備しているR2-D2の所へ戻り、「自分一人ではできっこない」と話す。
その時オビ=ワンが姿を現し、ルークは「なぜベイダーが私の父を殺したと嘘を言ったのか?」と聞くと、
オビ=ワンは「お前の父はフォースの暗黒面に誘惑されて、アナキンからダース・ベイダーとなったのだ。
その時お前の父はベイダーに敗れたのだ。私は嘘を言っていない。要は見方の問題だ。」と答えた。


ルークが「ヨーダがもう一人スカイウォーカーがいると話してた」と言うと、
オビ=ワンは「君の双子の妹のことだ。二人を皇帝と父親から君らの誕生を隠していた。
皇帝がアナキンに子孫ができれば脅威になる。君の妹が無事でいるのは知られてないからだ」と話すと、
ルークは「レイアが自分の妹でしょう?」と見抜いた。



帝国軍、反乱同盟軍の計画

銀河帝国のデス・スターへ視察のため皇帝がやって来た。
皇帝はダース・ベイダーに「まだルークの捜索を続けたいと思っているな?辛抱しろ。
そのうち向こうからお前を探しにやって来る。もし見つけたら私の所に連れて来い。
やつは力を増した、暗黒面に導くには二人の協力がいる」と話した。


一方、反乱同盟軍の方では、スパイの情報によりデス・スターの位置が判明する。
そしてデス・スターの攻撃システムはまだ未完成で無防備である。
何より重要なのは、皇帝がデス・スター視察のため訪れているという情報。


デス・スターは惑星エンドアの軌道上に浮かんでおり、制作中に攻撃されないように、
エンドアにある防御シールド発生機から放射されるエネルギーシールドにより守られていた。

反乱同盟軍はシールドの破壊と同時に、巡航艦でデス・スターの周囲を固めて、
戦闘機隊がデス・スターの内部に突入して心臓部のメイン反応炉を爆破する計画を立てた。


戦闘機隊の攻撃隊長はランドが志願した。
エンドアの地上で戦う潜入隊は、帝国から盗んだ1隻の船で移動してエンドアに着陸する。
そして潜入隊がシールド発生機を爆破しに向かう計画を説明する。
潜入隊の隊長はハン・ソロが行い、船の乗組員はチューバッカ、レイア、ルークが志願した。



惑星エンドアでスピーダーバイクでの戦闘、イウォーク族との出会い

ハン・ソロが敵の船でスター・デストロイヤーに近付き、シールド進入コードの送信。
エンドアへは補給部品を送り届ける」と嘘の要件を伝える。

ダース・ベイダーはフォースでルークがその船に乗っているのに気付き、
自分が始末するから着陸させてもいいと許可を出した。


潜入隊がエンドアへ着陸すると、スカウト・トルーパーが2人いるのを見つける。
ハン・ソロとチューバッカが後ろから不意打ちで倒そうとしたが、
ハン・ソロが木の枝を足で踏んだときに、「パリィ」と音が聞こえてバレてしまい不意打ちが失敗する。
2人始末するが、もう2人がスピーダーバイクに乗って逃げたので、ルークとレイアもスピーダーバイクで追う。


スピーダーバイクの戦闘では、最終的にスカウト・トルーパーを始末できたが、
レイア姫はスピーダーバイクを撃たれて転倒して反乱同盟軍からはぐれた。

一方、レイア姫は森を知り尽くすイウォーク族と出会い、初めは敵視されてたが親しくなる。
イウォーク族との協力攻撃でスカウト・トルーパーを倒し、その後レイア姫は村へ案内された。



イウォーク族の村でルーク達が丸焼きにされそうになる

ルーク達は行方不明になったレイア姫を捜した。
チューバッカが木に生肉がぶら下がっているのを見つけ、チューバッカが取ろうとして
ルーク達は編み縄の罠に捕らえられてしまう。


罠から脱出するとイウォーク族に包囲され、C-3POは神様だと誤解される。
他の仲間達はイウォーク族の村に連れて行かれて、C-3POを歓迎するメイン料理の生け贄にされた。

先に村へ到着してたレイア姫が生け贄の様子を見ると、レイア姫は「この人達は私の友達です。
C-3PO、みんなを自由にするように言いなさい」と話したが、イウォーク族は拒否した。


ルークは「命令を聞かないと、怒って災いの魔法を使うぞと言え」とC-3POに伝えた。
C-3POはそう伝えたがイウォーク族は信じずに無視。

ルークはフォースの力でC-3POが座ってたイスを空中に持ち上げるとイウォーク族は皆驚き、
慌ててルーク達のロープをほどいて自由にした。


これまでの旅の経緯をC-3POがイウォーク達に解説し、ルーク達は部族の仲間として認められる。
ルークはレイアだけを外に呼び出して、ルークは「ダース・ベイダーは自分がエンドアにいると
気付いているから、みんなと一緒にいると危険だから離れる。やつと対決する」と話す。
そしてダース・ベイダーは自分の父であり、レイアは自分の妹であることを明かして一人去った。



エンドアの戦い

朝になるとレイア達は、イウォーク族からシールド発生機がある場所へ道案内をしてもらう。
警備は厳重だったがイウォーク族が知る秘密の入口を通り、奇襲作戦で見張りを片付けた。
そしてシールド発生機に爆弾をセットしようとしたが、皇帝は反乱同盟軍が来ることを察知しており
帝国の罠にハメられた。また宇宙の戦闘機隊も罠にハメられドッグファイトになる。


レイア達は帝国軍に捕まったがC-3POが囮になり、兵を分断させたところをイウォーク達が攻撃を仕掛けた。
イウォーク達の奇襲攻撃により、捕まってたレイア達も戦って周囲は乱戦になる。

宇宙ではデス・スターのスーパーレーザー兵器が完成してたので、アクバー提督が退却を命じようとしたが、
ランドはハン・ソロ達がシールドを破壊してくれることを信じ、それまでがんばりましょうと説得させた。


シールド発生機の入口ドアの開閉暗号をR2-D2に解析してもらっていたが、帝国軍に撃たれてR2-D2が壊れた。
ハン・ソロが回線を直結させてドアをショートさせて開けようとするが、
チューバッカとイウォークがAT-STを1機奪っていたため、ハン・ソロが帝国軍のフリをして
AT-STの無線機で、シールド発生機内にいる兵士達へ「反乱軍は逃げたので追跡にきてくれ」と嘘を言う。


帝国軍は罠に引っかかり、シールド発生機の入口ドアを開けて出てきた。
ハン・ソロ達はシールド発生機内を爆弾で爆発させて、デス・スターに張られていたシールドが消えた。
そしてミレニアム・ファルコンに乗ったランドが、デス・スター内部に突入する。


一方、ルークは自分から投降して帝国軍に捕まった。
ルークはダース・ベイダーには、アナキン・スカイウォーカーの善の心がまだあるのに気付いていた。
ダース・ベイダーはルークを皇帝に会わせ、皇帝がルークを暗黒面に引きずり込もうとする。
ルークはその手に乗らず、ライトセーバーを取り返して皇帝を斬ろうとしたがベイダーに阻まれて戦う。


ルークはダース・ベイダーとは戦いたくなかったので隠れながら戦った。
ベイダーはルークが暗黒面を拒んだので、「代わりに妹のレイアを暗黒面に招くとしよう」と言うと、
ルークの怒りに触れて果敢に攻撃してベイダーの右腕をライトセーバーで切り落とした。


皇帝はルークの怒りを見て笑い暗黒面に誘ったが、ルークはライトセーバーを投げ捨てて拒んだ。
皇帝はもはやこれまでかと悟り、フォース・ライトニングでルークを攻撃。

ルークは痺れながら父に助け呼び、善の心で迷ったベイダーは皇帝を持ち上げて反応炉に投げ落とした。
ベイダーは弱った体でルークに抱えながらデス・スターを脱出しようとする。


ルークはベイダーを引きずりながら運んだが、ベイダーはどの道助からないと知り、
「この目でお前の顔が見たいからマスクを取ってくれ」とルークに頼む。
ベイダーは「私はお前に救われた。娘のレイアに愛していたと伝えてくれ」と言い残して亡くなった。
そしてランドがデス・スターの反応炉を攻撃して、デス・スターは消滅した。


勝利した反乱同盟軍は大いに喜び、ルークはダース・ベイダーの遺体を火葬した。
惑星コルサントやエンドアではお祭りのように賑わい、
その光景をヨーダ、オビ=ワン、アナキンが眺めてスターウォーズ・エピソード6が終了した。




↑TOP