用語解説

器、輿入れ

導師が天族と契約を結び、導師の体に天族が棲みつく分けだが、その棲みつく所を『』と呼んでいる。
輿入れ(こしいれ)は、天族と契約を結んで導師の器に入ること。
人間に輿入れしたばかりの状態では高熱にうなされて、3日ぐらい体調不良になる。


神依

神依(かむい)とは、天族と契約を交わした導師がバトルで発動できる切り札。
スレイは王都レディレイクの湖の乙女の聖堂で行われる『聖剣祭』で引き抜いた聖剣を『神器』とし、
これをもとに仲間の天族と融合して変身する様のことを言う。
要するにパートナー天族と合体できるバトルシステムです。


穢れ

穢れ(けがれ)とは、他人に対する憎しみ・妬み・悪意といった人の心が生み出す負のエネルギーのこと。
誰もが持っている当たり前の感情であるが、それが異常に積み重なると憑魔になってしまう。
天族にとっては、その身を冒す毒のような力となる。
スレイがいる時代では、穢れに侵されやすくなっている状況下にある。


災厄の時代

テイルズオブゼスティリアの舞台は、ハイランド王国ローランス帝国を中心に勢力争いを続けて
人間同士の戦争になっている。また人々の心から生じた『穢れ』が広まった。
時の権力者たちは人々の不満をそらすために戦争を利用してみたり、
導師となったスレイを警戒または味方にしようと企み、歴史上経験したことのない災厄の時代である。


浄化の炎

ライラ誓約という特別なルールを自らに課すことで得ている特別な力。
浄化の炎には穢れを祓う効果がある。
誓約は、自分に課したルールを破ると恐ろしい反動に襲われてしまう。


天遺見聞録

天遺見聞録(てんいけんぶんろく)とは、神話に伝わる、人と天族の歴史が残された古代遺跡を巡り、
その謎に迫った人物が記した旅の記録をした書物でスレイが愛読している。
歴史書ではなく古くから伝わっている本で、スレイは常にこの本を持ち歩いている。
世界に1冊だけというわけではなく、流行したベストセラー的な本。


この書には神話として語られる『人は天族を知覚し、共に暮らしていた』という理想世界が
太古には実在していたのではないか……という仮説がつづられている。


憑魔

憑魔(ひょうま)は、異常に積み重なった穢れの影響で人や動物が変化した魔物のこと。
スレイのような高い霊応力を持つ者には、憑魔になった者の本性を認識することができるが、
霊応力を持たない一般人には、ただの凶暴化した人や動物、
または意思を持っているかのような竜巻や雷といった異常減少にしか見えないのである。


テイルズオブゼスティリアの舞台は災厄の時代であり、穢れに満ちている。
山や森だけでなく街道や街中にまで、人知れず憑魔が溢れ始めている。


霊応力

霊応力(れいのうりょく)とは霊感のようなもので、人間がもともと素質として持っている力である。
この霊応力が高ければ高いほど天族を見ることができるが、
高い霊応力を持っている者はそう多くはいない。


ロゼのような強い霊応力を持ちながらも、天族の姿を見ることができない場合がある。
その人間が天族を信じていなかったり、心のどこかで遠ざけていたり、
何らかの原因を抱えていると見えない。



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