少し前に書いたスクエニの和田洋一氏が、経営悪化のため社長を退任することになりましたが
その後の行方に関しては未定でしたが、
退社後は「経営からは、一線を退きますが、現場で働いて、お返しをしようと思います」とコメントしている。

 経営には一切口を出さないが、取締りでも職員でもないけど
でもお手伝いをするのが義理だから!ということで退任後は現場に居残る姿勢でいるようだ。
元ソースはスクエニのサイト『2013年3月26日開催 業績予想修正説明会 概要』に記載されている。
・記事:http://www.inside-games.jp/article/2013/04/02/65263.html

 
 和田氏に関するツイッターを観察すると、「さっさと辞めろ」系が多いな~
私が思うに人を動かす立ち場にいる人ってのは、現場をよく知る人が適材だと感じる。
和田氏はゲームの開発に携わったこともなかったし、あくまでユーザーの一人。
私的ではどこか情で動くような経営をしていた方だと認識している。

 個人経営のような所ならともかく、大会社の経営となると非情さが必要になってくると思う。
分かりやすく世間のイメージで例えると、昔テレビでやってたマネーの虎の社長とかかな。
金を投資するかどうかの番組でしたが、相談者が芽の出ない人だと思えば社長らの非情さを伺えるものがあったけど
心を鬼にせざるを得ないほど大会社の経営者というのは責任が重い立ち場なのでしょう。

 和田氏には非情さと状況の把握・先見性が足りなかったのだと私は思っているが、
逆にスクエニが彼を取締役として選んだ分けですから、スクエニのずさんさが招いた結果なのだとも考えている。
自分は居残る姿勢を示していても、FFの映画で失敗した坂口博信氏のように
自ら辞めるか、辞めざるを得ない状況になり自然と居なくなるような気もするか。

 
 今後のスクエニの展開を予想すれば、ドラクエやFFシリーズの展開と維持を目標に掲げるのだろ?
と私は思ってるが、果たして追い風が吹くだろうか・・・
良くも悪くも、ここ数十年でゲーム業界は新たに変わりそうな気配もしますね。