昨日知ったことだが、オーケストラの音楽を作曲している佐村河内 守(さむらごうち まもる)氏に
ゴーストライター疑惑がかかっている。
一体どういうことなのか?というと、佐村河内氏が作曲したものではなく
新垣隆という方に依頼して作曲していたということである。

 佐村河内氏といえば中居正広の金スマでも特集を組んだ番組を去年放送していたが、
次第に耳に障害を持ちはじめ、最終的にはまったく耳が聴こえなくなったと放送していた。
自分で作った曲も聴こえないため音楽家としては苦悩であり、俺の人生終わったと嘆いていたが
耳が聴こえなくとも頭の中にある音色だけで曲を作れると実感した。

 
 それ以来は音楽家として成功する道に至り、今では『現代のベートーベン』とも呼ばれているそうだ。
ゲーム音楽のほうではカプコンから発売している鬼武者やバイオハザード(DS)を作った経歴があり、
そのおかげもあってか、佐村河内氏の知名度が上がったといっても過言ではないだろう。
しかし、それはまったくの嘘ということらしい・・・

 今日(2014/2/6)は、その内容をバラした新垣隆氏の記者会見が生放送されました。
私も気になっていたので、興味深く記者会見を拝見させていただきました。
いくつか話の内容をまとめてみました。

 
ゴーストライターはいつ頃から行われていたのか?
18年間。
当初は軽い気持ちで引き受けた。世の中に私の書いた曲が受けれられて嬉しかった気持ちは否めない。
しかし、彼が世間に知られるようになって、この関係が明らかになる不安を覚えた。

なぜ嘘であるとバラすことにしたの?
佐村河内氏が作曲したとされるフィギュアスケートの高橋大輔選手が披露する音楽にも使用されており、
後々にゴーストライター疑惑がバレれば高橋選手にも迷惑がかかる。
そのような状態で高橋選手に踊ってもらうことは良くないと思った。

佐村河内守の耳は聴こえないの?
耳は聴こえる。障害者ではないと思う。
障害者手帳は一度だけ見たことはある。それは彼が耳が聴こえないというスタントをとった時から。

どういった流れで作曲をしてたの?
私(新垣隆)が、いくつかモチーフ曲を作ったものを佐村河内氏に渡して選んでもらい、それを作曲していく。
佐村河内氏のピアノの腕前は初歩的なもの。彼は譜面は書けません。

作曲して金はいくらもらってたの?
覚えている範囲では18年間で20曲以上提供して700万円ぐらい。
印税に関しては受け取っていない。著作権に関しては放棄したい。
金銭的なトラブルはなかった。
作曲家が自分の作品を発表するための場は、決して貧しい状況だと思っていない。

共同制作ということはしなかったの?
あくまで私はゴーストライターという役割であり、その提案もしなかった。

佐村河内守が作った曲としてCDを買った人に対してどう思ってるの?
大変申し訳ないことをしたと思っている。

今まで二人の関係がバレるということは一度もなかったの?
佐村河内氏と直接会うときは二人きりの場所で合っていた。
それ以外で彼と会うということはなかった。
二人の関係がバレないためには私が作っているということは口外しないことのみ。
偽名を使ったのは1回だけある。

 

 と、まあ大体こんな感じの記者会見でした。
新垣隆氏は人を騙すという以外では、ゴーストライターとしての活動は不満はなかったようです。
普通の人ならたくさんCDが売れたのなら、「もっと金よこせやオラッ!」と言いそうですけどもね (´д`)

 昨日放送していたミヤネ屋のニュースでは、
お金の問題ではなく、良心の問題だったので記者会見を行うとか発表してました。
佐村河内氏が執筆した本などに書いてあることは全くの嘘で、
自分(新垣隆)が話した経歴などを本に書いていたとも放送してました。

 一部のお店ではCDを売り出すのをストップしている所もあるのだとか。
とんだ詐欺野郎の可能性が高まりましたが、これからの佐村河内守氏の反応が気になります。
そのうち何らかの泥沼記者会見がありそうですね・・・

 
 私は中居正広の金スマを見ているときは、本当にあの人は耳が聴こえないの?
と疑問に感じたことならあります。
学生のときに『ろう学校』の生徒との交流会みたいなイベントで何度か観察したことがあるけど、
耳が聴こえない人って、言葉の発音自体が何語を喋っているのか不明なものなんです。

 金スマでは普通に喋っていたし、ニュアンスがおかしくなっている様子もなかったので
本当は半分くらいは耳が聴こえているのではないのか?と予想してました。
まあ、彼はもともと耳は聴こえていた人ので、普段の発音はできるものと解釈して見てたけど
交響曲を指揮する映像を見ても、なんか病人という雰囲気がしないのよね・・・

 まったく耳が聴こえないのに作曲をしたという付加価値が付き、CDが売れただろうから詐欺罪に近い。
新垣隆氏が著作権は放棄するといっても、一般人を騙していた分けだから立件するんじゃないかな~
金スマを見ていたときは天才というのは苦悩するものなんだと思ったけど、今思うとくだらねえ・・・
新垣隆氏がまったくのデタラメを供述をしているとも思えなかったし、果たして真相はいかに!?