2010年6月10日発売のGTA:エピソード・フロム・リバティーシティのゲームレビュー
今作はGTA4の追加版して配信されたザ・ロスト・アンド・ダムドとバラッド・オブ・ゲイ・トニーの
2本が収録されたソフト内容です。GTA4の方は収録されていないが無くても十分楽しめます。
PS3とX-box360のハードで同時発売されました。

追加配信版と聞くと大した内容ではないだろうと一見思ってしまうが、
普通のゲームソフト並みの仕上がりで、むしろ日本のソフトよりはボリュームや完成度は高い方か。

ザ・ロスト・アンド・ダムドとバラッド・オブ・ゲイ・トニーの違い
ロストとバラッドは同じリバティーシティが舞台で、対象的なストーリーを組んでいる。
ロストの方は麻薬や銃、盗みと言った裏社会を描いたギャング物語で、
バイカー達のその縄張り争いや、仲間たちとの対立、裏切りが見られ
うまくブラックな部分を表現できたストーリーだった。

一方、バラッドの方はロストとは対象的で、2つのナイトクラブを経営し借金まみれのトニーと
トニーを守るガードマン役のルイスの物語。
危ない借金をしてマフィアに狙われながらも、ナイトクラブを経営しリバティーシティで
生き残りを賭けたストーリーで、ロストと比べると笑えるミッションが多い。


自由度の高いソフト
GTAシリーズは基本的にマップが広く、自由度が高い仕様となっている。
リバティーシティでは、バイク、ヘリ、車、戦車、ボート、パラシュートを操縦できリアルな世界を再現している。
警官や一般者を殴ったり、車で引き殺したり銃乱射して暴れてみたりもできる。

他にはビリヤードやエアホッケ、ダーツ、落ち物ゲームなども街やアジトに用意されており
ストリップダンスを見ることもできる。
本編の方とミニゲーム的なミッションを含めると、かなり長時間遊べる仕様になっており
難易度の高いアクションゲームである。

ネットで対戦できるマルチプレイモード
マルチプレイモードではネットに接続して最大16人のプレイヤーと対戦して遊ぶことができます。
料金は無料です。接続して遊んでみたが、だいたいプレイヤー4,5人ぐらい集まっていて
デスマッチとチームデスマッチが人気だった。

たくさんプレイヤーを始末してお金を入手して、新しいコスチュームを入手していく内容で
本編クリアする前からどっぷり遊べる内容だった。人が多い時間帯で遊べると最高。

総合評価
全体的に見ると難易度の高いアクションゲームでした。
なので、クリアするまで何度も何度もやり直さないと攻略できないだろう。
ボリュームに関しては結構あり、飽きたらマルチプレイモードで対戦する流れでプレイすれば
一般のRPG並みに遊べるソフト。

ストーリーに関してはよくできており評価できる内容だった。
個人的にはもう少しヘリコプターのミッション難易度を下げても良かったかなーと思えた。
グラフィックに関しては画質が悪いとかまったく気にならなかったが、
画面が暗いのが気になった。オプションやテレビの設定で少し明るくしとかないと見づらい。

乗り物の運転などは慣れるまで時間がかかり、レースとか無理ゲーすぎるな・・・
と思えることがきっとあるだろうw GTAのコアなユーザー向けの仕様か。
新規で購入する方は、前もって日本産のアクションゲームより難易度が高いものだと
理解したうえで購入すべきだろうな。

グランド・セフト・オート:エピソード・フロム・リバティーシティ 攻略