現地時間で2016年2月28日にカリフォルニア州・ハリウッドで行われた第88回アカデミー賞の各部門の受賞式がようやく終わった。今年はどれが受賞されるのか気にはなっていたが、結果あんまよく知らねえ映画が受賞してた。
主演男優賞はレオナルド・ディカプリオだった。
レヴェナント:蘇えりし者は見たことないがそんなに面白いのだろうか。でも世界中で大評判だったタイタニックは自分にはまったく合わず「クソつまんねー退屈な映画だった・・・」という記憶があるけど過大評価じゃなきゃいいがなw
スターウォーズ・エピソード7は、5部門ノミネートされてた割には無冠で終わった。やっぱ監督が違えば評価もガラリと変わってしまうものなのかな。J・J・エイブラムスの撮り方は、もう少し酒場のシーンとかは派手に見せて欲しかった気がしたわ。ジョージ・ルーカスならそこら辺は長く撮影してたと思うな。あと物語にイミフなところが数カ所あって三部作用に仕上げたのが評価的にアレだったかもね。
DICEのゲームのスターウォーズバトルフロントとタイアップしながら、スターウォーズエピソード7を盛り上げようとしていたが、映画もゲームも微妙な評価で終わったのが残念なところだ。つーかスターウォーズバトルフロントはマップくらい付けろよ!と思った内容だったが、TPSとFPSの視点切り替えモード仕様は最高に良かった。これからのFPSゲームはあれがデフォ仕様であってほしいものだ。
それよりマッドマックス 怒りのデス・ロードの受賞が目覚ましいものがある。マッドマックスの映画見たけど確かにあれは面白かった! 地味な荒野が舞台だが世紀末感が漂うなか、演じてる役者は魅力的に描かれている。あれをゲーム化できれば最高に面白そうという気はしたが、一応マッドマックスのゲームは映画後に発売されてます。評価は微妙ゲーで、映画とあんまりマッチしていない内容だったのがアレだ。しかも似たくさいミッションが多すぎたのでワンパターンで作業的だとか。せっかくのオープンワールドが台無しな感じが残ったみたい。
まあ映画のマッドマックスは日本でもプチ流行りはしたのかな? 評判は良かったけどマッドマックスシリーズに登場する犬がまったく出てこなかったのが残念でした。白ハゲ共が特攻する時の口に銀色のスプレーをかけるやつとか一見無駄なシーンにも見えるけど、良い意味で印象に残る内容だったしよくできたアクション映画だった。同じ監督に続編作って欲しいものだよ。
日本映画ではジブリ映画『思い出のマーニー』がノミネートされてたけど、結局駄目だったみたいだな。インサイド・ヘッドとかいうディズニー映画にしてヤラれたし、日本のアニメは海外で評価されてるんだか、評価されてないんだか、よく分からないところがあるな~
- 作品賞:スポットライト 世紀のスクープ
- 主演男優賞:レオナルド・ディカプリオ(レヴェナント:蘇えりし者)
- 主演女優賞:ブリー・ラーソン(ルーム)
- 監督賞:アレハンドロ・G・イニャリトゥ(レヴェナント:蘇えりし者)
- 助演男優賞:マーク・ライランス(ブリッジ・オブ・スパイ)
- 助演女優賞:アリシア・ヴィキャンデル(リリーのすべて)
- 外国語映画賞:サウルの息子(ハンガリー)
- 長編アニメーション賞:インサイド・ヘッド
- 長編ドキュメンタリー賞:AMY エイミー
- 脚色賞:マネー・ショート華麗なる大逆転(チャールズ・ランドルフ、アダム・マッケイ)
- 脚本賞:スポットライト 世紀のスクープ(ジョシュ・シンガー、トム・マッカーシー)
- 撮影賞:レヴェナント:蘇えりし者(エマニュエル・ルベツキ)
- 美術賞:マッドマックス 怒りのデス・ロード(コリン・ギブソン、リサ・トンプソン)
- 音響編集賞:マッドマックス 怒りのデス・ロード
- 録音賞:マッドマックス 怒りのデス・ロード
- 編集賞:マッドマックス 怒りのデス・ロード
- 作曲賞:ヘイトフル・エイト(エンニオ・モリコーネ)
- 歌曲賞:007 スペクター(Writing’s On The Wall)
- 衣装デザイン賞:マッドマックス 怒りのデス・ロード(ジェニー・ビーヴァン)
- メイク・ヘアスタイリング賞:マッドマックス 怒りのデス・ロード
- 視覚効果賞:エクス・マキナ(原題) / Ex Machina
- 短編ドキュメンタリー映画賞:ア・ガール・イン・ザ・リヴァー:ザ・プライス・オブ・フォーギブネス
- 短編アニメ映画賞:ベアー・ストーリー(英題) / Bear Story
- 短編実写映画賞:スタッタラー(原題) / Stutterer