2016年3月14日~18日に、アメリカのサンフランシスコ モスコーにセンターで行われているGDC 2016というゲーム開発向けのカンファレンスが行われている。そこでPlayStation VRが発表されましたが、発売日が2016年10月で、価格は399ドル(44980円+税)と発表されました。
■特設サイト:http://www.jp.playstation.com/psvr/

PlayStation VRは開発初期では、モーフィアスと呼ばれていたが、現在はVR(ヴィーアール)と名称を変えてます。価格に関してはどうなのか?というと、頑張った方じゃないですかね。

今年の1月に発表されたPCゲーム向けVRのOculus Riftは9万4600円という値段だったので、PlayStation VRもそれに近い値段になるのではないか?と予想されていたが、さすがに10万円もするとPS4本体込みで購入する層はぐっと減ります。日本家電の一般的な新作ヘッドマウントディスプレイの価格帯に合わせたのがポイントなのだと思う。PCゲームとはライバルになるのでOculus Riftの価格帯に合わせることもしなかったのだろう。


 

ヘッドマウントディスプレイの価格競争を制したPS VRだが、国内のゲーム会社では34社、全世界では230社以上がPS VRへの参入を表明しているので、発売されるといなやこぞってVR対応のゲームが発売されるかもしれませんね。FPSの視点と相性が良いので、シューティング系のゲームがかなり増えそうな予感もするか・・・

 

3D空間内にいるような感覚を、家庭で体感できる時代になったのは実に喜ばしいことだ。最大225インチ(横幅5m)のスクリーンが2.5m先にあるような感じで、ゲームの世界観に入り浸れるのかと思うと楽しみで仕方ない! リアルなオープンワールドをより視覚で没入できるのかと思うと凄そうだ。

ファミコンをプレイしてた時代から見ると、ネット対戦ゲームにしてもここまでゲームの遊び方が進化するとは思ってなかったので、ゲーム業界の発展とは実に目覚ましいものだ。ゲームの遊び方もまた一歩変わってくると思えるが、日本は片手間のスマホゲーが主流なため浸透するには時間がかかりそうだな。とはいえ、今日は新しいゲーム史の幕開けだな! 早くプレイしたいわ。

 

PS VRの仕様

  • ディスプレイ:OLED
  • 解像度:1920×1080ドット(※片目で960×1080ドット)
  • リフレッシュレート:120Hz,90Hz
  • センサー:360度トラッキング
  • 視野角:約100度
  • 遅延:18ms以下
  • コントローラ対応:DualShock 4、PS Move

内容物

  • VRヘッドセット× 1
  • プロセッサーユニット× 1
  • VRヘッドセット接続ケーブル× 1
  • HDMIケーブル × 1
  • USBケーブル× 1
  • ステレオヘッドフォン(イヤーピース一式)× 1
  • 電源コード× 1
  • ACアダプター× 1