ゲーム攻略マンの新・龍が如くの攻略日記



龍が如く7のゲーム進行&ゲームシステムについて

街歩きについて

横浜・伊勢佐木異人町のホームレスたまり場
堀井:

街歩きのプレイ感覚は、従来作と大きく変わらないと思ってもらって結構です。
街も基本的に最初から自由に歩ける。
ただ、伊勢佐木異人町はかなり広いマップになっていて、
エリアによって敵の強さが大きく異なります


なので、強い敵のいるエリアに、お目当てのプレイスポットがあるなんてことがある。
そこで遊ぶためには、主人公たちをある程度育ててもらう必要があるかもしれません。


阪本:

いろいろな敵がいるのも、これまでとの違いの一つです。
大量のお金や経験値を稼げる敵や、そういう敵の出やすいエリアなんていうのも
物語の進行状況で変わります。フィールドを探索しつつ、
そういう場所を見つける楽しみの要素も加わっています。


バトル頻度やファストトラベル要素など

横山:

バトル頻度は、街歩きが面倒になっても嫌だし、
かといって緊張感がないのもつまらないので、ちょうどいい頻度を検討しているところです。


堀井:

ファストトラベル的な要素はもちろんあります。
お金さえあれば、タクシーで移動し続けることで、移動はスムーズになる。


横山:

でも、序盤の春日一番はタクシーに乗るなんてできないほど、貧乏ですけどね(笑)


物語の進め方はこれまでの龍が如くと同じなのか?

阪本:

章を進めるにつれて行くべき場所は変わるし、途中でプレイスポットやサブストーリーで
遊べるところは変わりません。街もこれまで通り、地続きになってます。
今のところ、これまでにあったような通行禁止を作るつもりはないが、
序盤から遠いエリアに行くと強い敵がいて、戦えばやられてしまいます。


堀井:

これまでの龍が如くだと、物語の進行に応じて、道路や入口を壁で封鎖して、
絶対に行けない場所を作っていたんです。
龍が如く7ではRPGになったので、敵の強さによる目に見えない壁を作れるようになりました。


装備品・アイテムについて

龍が如く7のバトルシーン画像
堀井:

装備品は一般的なRPGのイメージ通り。
各種武器の他、防具の部位として、頭・胴・足・アクセサリーなどがあります。
買える装備品もありますが、ダンジョンの宝箱で入手するもの、
素材を合成して作り出すものもあります。


阪本:

斬ると痺れるような、多彩な効果を発揮する属性武器なども用意してます。
強化用の素材もたくさん用意している。
もちろんバトル中に使うアイテムも豊富にあります。


堀井:

龍が如くらしい解釈にしていて、例えば薬草に準じたアイテムは、
コンビニで買える『おにぎり』だったりします。


総プレイ時間はこれまでの龍が如くよりも長くなるのか?

龍が如く7の春日一番の床屋シーン
堀井:

長くなると思います。
メインストーリーをクリアーするのに必要な時間だけを考えても、
おそらくこれまでの倍以上はかかるのではないでしょうか。


阪本:

さらにRPGであるという特性を踏まえ、サブストーリーやプレイスポットなどは、
これまで以上に遊ぶほど、成長要素にメリットがあるようにしています。


堀井:

とくにプレイスポットで遊んでいる時間は、基本的に無駄にならないような
作りにしていて、遊んだぶんだけ春日や仲間たちが
何かしら強くなるような仕立てにしてます。


最もメリットがあるのが、この職業のこのスキルを獲得できるみたいなもの。
例えば魔法使い的な職業であれば、特定の呪文を強化できるといったような。


横山:

詳細は後日お伝えしますが、キャラクター毎に『職業』を決めることができます
プレイスポットでは役立つスキルを獲得できますが、
だからといって、全部のプレイスポットを遊ばなければいけない訳ではない。


自分が選択している職業に有効なスキルでなければ、
そのプレイスポットを遊ばなくてもいい。そこにも戦略性があるわけです。



阪本:

実際、今回はすべて遊び尽くすのはかなり難しいと思います(笑)
今回はどの職業に就くか、どんなスキルを覚えるか、
パーティーの仲間を誰にするかを決められるので、
人によって育成の仕方と幅がかなり増えたと思います。


もしも、プレイスポットで何かを得るのが面倒だという方は、
ひたすらエンカウントバトルで育成をしてもいいんです。
純枠なRPGの育成法もできるようになっている。


仲間によって『転職』しやすい職種、しにくい職種も違います
また職業レベルを上げて覚えたスキルやパラメーターの一部は、
そのキャラクターに残るので、どう転職させていったか、
最終的にどの職業になっているか、育成のアプローチによって能力も大きく変わります。


横山:

育成は春日一番だけでなくて、仲間の分もありますからね。
バトルの場に参加できる人数は春日一番を含めて、最大4人なのですが、
仲間にできるキャラクターはそれ以上います。



龍が如く7のメイン舞台『横浜・伊勢佐木異人町』について

横浜・伊勢佐木異人町をメインした理由とは?

イセザキロード
横山:

今回の物語は、神室町からそう遠くない場所でありながら、
これまでに描かれていない謎の勢力がいる街が欲しかった
んです。


そう考えたとき、横浜にはラウ・カーロンが所属していた蛇華がいて、
浜崎豪が仕切っていた中華街があったものの、
それ以外のエリアまでは描いていなかったことに気付いた。


そういう未知のエリアの中でも魅力的だったのが伊勢佐木異人町なのです。
なぜ東城会や近江連合がこの街を支配していなかったのかは、
物語で明らかになっていくのですが、ある意味、春日一番は危険なエリアではありながら、
東城会にも近江連合にも狙われない、安全地帯に捨てられていた訳です。


それが不幸中の幸いなのかどうかは、
まぁかなり幸いではない感じなのですけど(笑)


伊勢佐木異人町はどんな街になるのか?

横山:

横浜というのは不思議な街で、イメージが人によって全然違います。
有名な街ですけど、横浜と聞いて想像するランドマークが人によってまちまち。
龍が如く7で描いているのは、現実で言えば桜木町から日ノ出町、
伊勢佐木異人町あたりまでの、みなとみらいのすぐ裏側の一帯です。


現実の伊勢佐木異人町に近いのか?

阪本:

いや、今回はかなり変えてます。
昔はこんな歓楽街だったというエッセンスを盛り込みつつ、
いろいろな要素を混ぜ合わせていて、結構踏み込んでカスタマイズしました。


横山:

デフォルメなんて言葉で片付けたら、横浜周辺に住んでいる人に
「こんな街じゃない!」って怒られるくらい、
龍が如く7の伊勢佐木異人町は猥雑な街になっています(笑)


ただ、そういう街を作ったことで、みなとみらいの美しい夜景とのコントラストがある。
良い舞台になったと思います。


街の広さはどれくらいなのか?

横浜・伊勢佐木異人町
堀井:

伊勢佐木異人町のフィールドの単純な広さでいえば、神室町の3~4倍くらい。


その広さはダンジョンは含まないのか?

堀井:

銃枠なマップの広さです。RPG的に言えば、横浜というワールドの中に
いろいろなエリアが村のようにある。という感じですね。
寂れたところもあれば、繁華街もあり、マフィアが集まる場所もある。


それぞれのエリアで敵の強さも違うし、
エリア毎に売っている装備品のグレードなども異なります。


春日一番が神室町に訪れることも判明しているが、どんな形になるのか?

横山:

第一章の舞台が神室町ですけれど、その後は物語の中で訪れるタイミングがある
という感じです。メインの舞台は、あくまで伊勢佐木異人町です。


プレイスポットなどもほとんど伊勢佐木異人町にあるのか?

堀井:

もちろん神室町にもプレイスポットはありますが、伊勢佐木異人町には
そのすべてが揃ってます。神室町に行けるのは特定のタイミングに限られるので、
基本的には伊勢佐木異人町で遊ぶ形になります。


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龍が如く7の開発インタビュー(ドラクエ要素が絡んでる件について)



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