ドラゴンクエストモンスターズジョーカー2は通常版は2010年4月28日に発売しましたが、
2011年3月31日には『ドラゴンクエストモンスターズジョーカー2プロフェッショナル』が発売されます。
通常版に加え新たに追加された、言わばバージョンアップされた内容です。
プロ版から始めるユーザーも多そうなので、違いについて私の解説も含めまとめてみました。
モンスター、マップの追加
追加モンスタードラゴンクエストシリーズの人気モンスターを100体以上追加し、
ジョーカー2プロフェッショナル版のオリジナルモンスターも追加されている。
ドラクエ9で登場したボスも含め、だいぶ追加されたようだ。
新マップの追加
プロフェッショナル版では、通常版のマップに加えて新たなエリアを追加した。
空中に浮いた小島の「ピピッ島」で、町にはピピット族という生物が暮らしている。
ジョーカー2では店や街という概念が一切なく、
店というか…、アイテムや装備が購入できる自動販売機が置いてあるだけだった。
ピピッ島では島の中のフシギな町としてエリアが存在する。
戦闘システムの強化
新たな技・特性を追加とAI強化バトルではさらに戦略性を出そうと、新たな技や特性を追加した。
通常版では最終的に毎度強い技ばかりの使用で、かたよりがあったが今回でどう変わるのか!?
一部追加技:ギガクロスブレイク、体技よそく、オーロラブレス、冥界の霧、海破斬
AIの作戦選択では「いろいろやろうぜ」から「せんりょくうばえ」と細分化された。
「せんりょくうばえ」は敵の戦力ダウンを目的とした命令。
他には「サポートたのむぞ」があり、味方のサポート優先で行ってくれる。
対戦に特化されたスキル追加
ジョーカー2の対人戦は、一部の技だけが強すぎた…。
しっぷう・ゼロラウンドの組み合わせ技や、身代わりメタキン、黒い霧など使用されると
こちらのモンスターの構成自体で、すでに勝ち目の無い戦いが出来上がってしまう状況でした。
それで今回はその対策として、あらかじめそういった強めの技を予測して
相手がその技を使用してきたら息の根を止めたり、ダメージが増加させたり
無効化にできるスキルが追加されました。
これにより必勝パターンが根元から崩れ、MやLサイズのモンスターの活躍の場が増えるだろう。
系統テンションバーン
ドラクエシリーズにもテンションバーンという、いわゆるテンションを上げることにより
ダメージ力が増える技がありましたが、プロフェッショナル版でも追加。
各モンスターの系統ごとに決まった条件が存在するようで、
条件を満たすとわずかな確率で、自分のテンションが一段上がる仕様となっている。
ドラクエのテンション仕様だと4・5回ぐらい上がるので、きっと何段階か上げれるのだろう。
これにより一発逆転のチャンスも十分有り得る展開が作れるでしょう。
条件はこちら⇒系統ごとのテンションバーン
配合の簡略化
配合の強化モンスターにはF・E・D・C・B・A・Sなど、強くて作りづらいモンスターがSで
簡単なやつはFで、それぞれランク分けされています。
通常版では「強○○」「最強○○」という名前の通常モンスターより強いモンスターを作れたが、
これは特定の限られたモンスターだけしか配合できなかったので
ぶっちゃけ微妙なシステムだった…。あまりにも配合できる数が少なすぎたのだ。
それでプロフェッショナルでは、Aランク以下のモンスターはすべて進化配合が可能になった。
これにより通常版で強めのモンスターだったやつより、強くなるモンスターもきっと現れるだろう。
さらに強・最強モンスターは配合するにあたって、
両方を一定のレベルに上げておかないと駄目でしたが、本作では片方が条件を満たせばOK。
とても作りやすくなったことであろう。
Wi-Fiの仕様変更
最強マスター決定戦Wi-Fiのシステム「世界モンスター選手権」という名称から、
プロフェッショナル版では「最強マスター決定戦」に変化した。
通常版のランキング戦ではモンスターランクの階級分けで振り分けられてたが、
今作ではモンスターのステータスの総合値で振り分けている。
これによりステータス・レベルキャップまで上げたモンスターだけを
ランキングチームに登録する必要がなくなったという分けだ。
真のチャンピョンを目指すか、フライ級やライト級などライトユーザーが集まる階級で
チャンピョンを目指すかなど、自分にあった目標を立てやすい点というのは
廃人とライトユーザーが振り分けられて遊びやすくなったことであろう。
参加するにあたってF〜Dランク級、C〜Aランク級、S・SSランク級、むさべつ級
の中から選択して参加できます。
こちらはAIのみの戦闘です。対人戦はまた別にあります。
ランキング上位者や、勝利数を上げると貴重なアイテムを貰える仕様になってます。
10ラウンド制限で、入れ替えは禁止、同系統OK(同種族は×)、入力時間は無制限。
ホーム戦とアウェー戦があり、ホームは自分でダウンロードした対戦相手と戦える。
アウェー戦は相手がダウンロードして勝ち負けするので、自動的に点数が入る仕様。
この両方を足した勝ち点によりランキングが決定します。
新要素
プロフェッショナル版では新要素として、ランキング上位に入ってるマスター達が
キミの世界にやって来るという意味不明な仕様が追加されたようだw
一応、対戦して勝てば勝ち点にボーナスが付き、Aランク以下のモンスターをスカウトできる。
上位者の手塩に育てたモンスターをパクれるということか…
つまりアレだ。「お前の物は俺の物!!」
Wi-Fi対戦
こちらは対人戦が行えるモード。参加方法は最強マスター決定戦と同じで、
F〜Dランク級、C〜Aランク級、S・SSランク級、むさべつ級から選択できる。
通常版であった「自分より強い相手」「自分より弱い相手」と選択できましたが、
自分より弱い相手のみ戦い勝ち数を上げる下衆なプレイヤーが多かったので
きっと廃止されたのだろうw
さらにWi-Fi対戦ではこれがもっとも重要な内容なんだろうが、
自分が負けそうになると回線を故意に切って逃げるアホがあまりにも多かったが…
今作では対戦相手の通信が切れてしまったら
自動的に敵パーティがAI戦闘に切り替わる仕様に変わりました(^^)b グッショブ
ともだち対戦のルールでは、1回だけモンスターの入れ替えが可能なルールが追加。