ゲーム攻略マンのホライゾン ゼロ ドーンの攻略日記

ホライゾン ゼロ ドーンの重要な3つのポイント

ホライゾン ゼロ ドーンの開発者

東京ゲームショウ2015ではステージイベントの他に、
ゲリラゲームズのシニアプロデューサーのMark Norris氏と、
コミュニティマネジャーのJeroen Roding氏がメディア向けに1時間ほどのセッションを行った。
他にはプレゼンバージョンの実機プレイも行ったそうですが、以下はそれについてのまとめです。


①Horizon Zero Dawnの舞台・世界観

Horizon Zero Dawnの舞台・世界観

人類の文明が滅亡して、1000年以上が経過した世界が本作の舞台になっている。
Post Apocalypse(終末)の後の世界を描いた作品というのはたくさんあり、
例えばFallout4やマッドマックスなどは、ほとんどが終末後から数年~数百年以内を舞台としている。


それに対してHorizon Zero Dawnでは、1000年以上経った世界で、
すでに人が立ち入りできない土地が多く存在し、人類が支配者でない時代にある。
人類の在り方など壮大な謎に挑むんでいる。


②謎に満ちた機械の存在

ホライズンの謎に満ちた機械の存在とは?

機械獣は動物のような姿でありながら、高度なテクノロジーを持つ。
世界に君臨する機械獣たちは、一体何者が作り出したのか?
なぜこの場所に現れ、なぜこのような外見をしているのか?
プレイヤーはこの世界を探索するに連れて、機械獣たちの秘密を発見することになる。


③ダイナミックで戦略性に富む戦闘

機械獣と戦うアーロイ

ゲリラゲームズは本作でさまざまな新しい試みをしているが、
スタジオの伝統の戦闘アクションには強いこだわりを持っている。
KILLZONEシリーズなどで培ったノウハウを注ぎ込み、戦術的で豊かな戦闘を作り上げれた。


主人公のアーロイと機械たちとの戦闘における関係性にも表現されており、
ただ戦闘を繰り返すだけではなく、知性と工夫をもって対抗することができる。
火力、サイズ、数量の全てが機械獣たちが圧倒しているけれども、
アーロイには戦術的な選択が豊富にある。


プレゼンバージョンの実機プレイ

  • ユーザーインターフェース

    画面右には武器スロット、画面上部には行き先を示すコンパス、
    敵に発見されているかどうかを知るステルスインジケータ、
    右上には経験値ゲージ、左下には体力ゲージが表示されている。

  • 武器

    メインウェポンは弓(BOW)でスロットが丈夫にある。
    下部にはサブウェポンの弓などが格納されている。罠の設置など。

  • 機械獣

    ウォッチャーなどは通常の眼の色は青色だが、
    アーロイを発見すると警戒色の赤色へと変化する。
    背後から槍で一撃で倒すことに成功してた。


    グレイザーは通常の弓矢ではなく罠を仕掛ける武器を選択し、
    そこにグレイザーを追い込んで弾を撃ち込んで威嚇する。
    そして罠がある方角へと誘い込んで倒してた。

  • その後

    プレゼンで見せた実機ではフレームレートは30fps。



メディアによるHorizon Zero Dawnに関する質問と回答

ホライズンに登場する部族

機械獣は種族として名前があるのか?

私達も悩んだ部分。始めはロボットという言葉を使おうと思ったが、シックリとこない。
メカノイドのような造語も考えたが、やはり違う気がする。

いろいろ考えた結果、ある呼び方になっているが、世界観に深く関係するのでまだ言えない。
我々もロボットやマシーンとお伝えしているが、ゲーム中ではアーロイや部族毎に違う呼び方をしている。


主人公を女性にした理由とは?

アーロイの性別は、男性と女性で選択したわけではなかった。
女性主人公にしたコンセプトは、2011年の企画当初から変わらずにあり、
アーロイが狩りをする理由が分かる過程も本作の魅力の一つです。


アーロイの武器は弓矢以外あるのか?

弓矢以外の武器も用意されている。
デモプレイで見せたように、弓矢だけでも様々な使い方でバトルを楽しめる。
アーロイの主武器はやはり弓矢になる。


Horizon Zero Dawnとは、どんな意味が込められてるのか?

地平線や水平線を『Horizon』と言うが、広大な世界を冒険できることに対して
使っているのが一つの理由になる。


それ以外の意味もあり、ゲリラゲームズは12年間に渡りKILLZONEの制作に費やしてきた。
こうした中で新規IPに着手することは簡単ではなかった。
それはまるで遥かに遠いHorizonに手を伸ばすようで、その目標を掴むという想いも込められている。
またストーリーに深く関わる意味も含まれているが、それは秘密でプレイして確かめてほしい。


戦う相手が機械にした世界観の理由とは?

それを教えるとゲリラゲームズをクビにされてしまう(笑)
彼らお存在は本作の大きな謎の一つになっている。
ゲーム発売後のゲームプレイで謎を解いた時に、「これは良い理由だ」と思えるものになっている。


人類滅亡後、人はどの程度繁栄しているのか?

本作では部族としての人類の繁栄を強調したい要素です。
例えばアメリカの原住民のように住居に住んでいる部族もあれば、
崖に築いた大都市に住んでいる部族もいる。
異なる文化で生活しており、生き残った人類は独自の文化で繁栄している。


マルチプレイ要素はあるのか?

こういった質疑応答では、毎回必ず質問される内容だ(笑)
本作はアーロイの物語を伝えることが目的で、アーロイとプレイヤーとの絆を深めて、
危険な世界を一人で戦う緊張感を楽しでもらいたいので、マルチプレイは実装されていない。


一人で遊ぶゲームに特化した仕様で落ち着いたが、
ただ間接的なマルチプレイ要素は検討中で、全くオンライン要素が無いわけでもない。



TGS2015とHorizon Zero Dawnの感想

出展している内容が、E3 2015の時とあまり変化がなかったのが残念だった。
もう少し見せれる範囲の映像がなかったのかと…。

そのせいもあってか、TGS2015では賞とかはまったく受賞できていなかった。
もっともプレイ映像だけではアレなもんで、体験プレイできない点はやはり大きいですね。


気になったのは製品版はフレームレートはどうなるんだろう!?
オープンワールドなので、さすがに60fpsとかは無理か…。
PC版なら十分有り得そうだけど、PS4やXbox Oneじゃまず無理そうか。


オンラインマルチプレイ要素については気になるところだ。
共闘ができなければ、何がDLCで配信されるんだろ。衣服とか武器系統が濃厚かね。
もしくは新しくミッションが追加されるくらいなのかな。
そもそもマシンたちは何体ぐらい存在するのかも気になります。

東京ゲームショウ後は、SIEローカライズの石立大介氏とカラオケを楽しんだ模様。
石立氏は日本の伝統的なフォークソングを熱唱したとか。
仕事の接待も何だか大変そうですね…



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