東京ゲームショウ2018の龍が如くONLINEスペシャルステージ(1日目)
2018年9月20日11時~11時30分に、龍が如くオンラインのスペシャルステージが放送されました。
登壇者は横山昌義氏(シリーズプロデューサー)、堀井章生氏(ディレクター)。
ゲストは中谷一博氏(声優)、古川未鈴氏(でんぱ組inc.)です。
龍が如くONLINEとは、そもそも何なのか?
今回の龍が如くオンラインは、実は1年前に発表してまして新・龍が如くプロジェクトという形で、
龍が如くシリーズの正統続編というのを「これから作っていきますよ」と。
第一弾が実は龍が如くオンラインです。第二弾は家庭用ゲーム機版の新・龍が如く。
名前とかタイトルとかまだ決めてないですけどね。現在作ってます。
ここに共通して言えるのは、春日一番という新しい主人公の物語が紡がれていく龍が如くシリーズを、
新しく我々始めますということなんですよね。なので冒頭の動画でふざけた会話をやっていた
春日一番という男が、この新しいゲームの主人公として活躍していくという話なんですけど、
そんな彼のどん底から這い上がってくる、奇跡の成り上がり物語が龍が如くオンラインです。
ただ龍が如くオンラインはオールスター的な側面もあって、過去シリーズに出てきた
澤村遥とか真島吾朗とか、いろんな人間がごっちゃ混ぜになって、
キャラクターとして簡単に言うと仲間にしていけるんです。
で、「春日一番と共に冒険をしていくというような作りになってます。」というのを
面白おかしく映像にしてみました。
これまで出てきた龍が如くシリーズだと、女性キャラクターが実際にバトルに参加するとか、
そういうのって無かったと思うですけど、今回あくまでもキャラクターカードでデッキを組んで
一緒に戦っていくみたいな感じなんで、さっき御覧に頂いたのはCGのイメージ映像なんですよ。
澤村遥が一本背負いとかしてんの。
実際、遥がバンバンヤクザを殴るとかそういうことは無いです。
チームの仲間になって、一緒に敵に挑んでいけるみたいな感じの仕立てのゲームになってるんです。
春日一番の特徴とは?
これまでの主人公の桐生一馬という男が、ずっと12年ぐらい龍が如くシリーズの主人公として
表張ってたんですけど、その桐生一馬はどちらかというと、クールで無口で男らしいみたいな、
昔からある日本のカッコイイ男を具現化したような存在だった。
春日一番のほうが人間ぽいですね。お金持ってないからタバコ代貸してくれって、
捕まえた刑事に言ってるみたいなだから。いろいろ不幸な一面というか、
生まれとかも複雑だったりとかするんですけど、そういうのはあっけらかんと、
強いたくましい春日一番のパーソナリティで乗り切って生きてきてるみたいな感じのキャラクター。
龍が如くオンライン自体は、いろんな仲間をゲットできて一緒に旅ができるんです。
あくまでも話は春日一番の新しい物語なんです。
なので過去キャラとかはサブクエストとかであったり、見ることができるです。
バックボーン映像は16分に渡るものをすでに公開してます。
新・龍が如くのストーリー・バックボーン
新・龍が如くのストーリーとゲームの舞台についての解説。
今作の新主人公の春日一番の生い立ちや物語などをまとめてます。
中谷:
春日一番は短絡的で、一言でいえば「馬鹿」なんですよ。
バックボーンなんかで出てくるんですけど、世間知らずなんです。
20年ほど塀の中に入っちゃってるもんですから。
二十歳から大事な時期をずっと塀の中だと、世の中の仕組みとか分からなくなっている。
だから怖いものが無いから、どんどん自分の思っていることとか、
当たってようと間違っていようと「正しい」と思い込んだら、
逆に見てる人からしたら「うらやましいな」っていう、真っすぐさがある男だなって思いますね。
堀井:
春日一番はどちらかというと、仲間を巻き込んで困難をみんなで乗り越えていこうというところが、
「弱みでもあるし、強みでもある。」というのが、最大の特徴かなと思ってます。
このキャラは何なんですか?
このキャラはですね。今までのシリーズでも、こういう異色のキャラは多かったんですけども、
今作から登場する神室町のゆるキャラの『カムロップ』君という新しいキャラクターです。
実はこのキャラクターが、龍が如くオンラインのマスコットキャラみたいな感じで、
ユーザーの声を聞きながらうまく育んでいくタイトル。
なので情報発信とか、ゲーム中のチュートリアルでいろいろと教えてくれたりとか、
そういうマスコットキャラ的に存在してるカムロップ君という新しいキャラクターです。
龍が如くオンライン限定のキャラクターなんです。
実はこんなカムロップ君もちゃんと仲間にして、街で悪いヤツらを襲っているのとかも。
龍が如くオンラインはどんなゲームなのか?
今までの龍が如くの魅力である、シナリオを中心とした重厚なストーリーというところを
スマホに落とし込むにあたって一番悩んだんですけども、
いかにドラマに没入しつつ、バトルをこなしていくかというところを重点的に検討して開発した。
キャラクターでデッキを組んで、クエストを進めていくゲームという風な作りを選択しております。
ただ、その他のゲームと大きく違うところは、普通はクエストがあってシナリオがある
という作りなんですけども、今作は逆でシナリオありきのバトルがある。
なので、ちゃんとシナリオを体験しつつも、それに沿ったバトルを体験できるというところが
最大の魅力かなという風に考えております。
あとは先ほど横山からありましたように、
今までの歴代のキャラクターの「あの時、彼は何をしていたのだろうか?」とか。
例えば郷田龍司と桐生一馬の決着をするときに、「堂島大吾は一体どんなドラマがあったのか?」とか。
そういった今まで語れなかったような所を、今作ではたくさんのキャラクターもいますし、
描いていきたいなという風に考えております。
今までのキャバクラといった街遊びの要素ですね。
こういった要素というのも、どんどん配信していきたいなと考えております。
いつから龍が如くオンラインを遊べるのか?
堀井:なるべく一日でも早く届けられるように頑張りたいと思います。
横山:
2018年サービス開始と言ってますので、もう数えても残り無いですから10月・11月・12月しかない。
だからそれのどこかに来るとは思いますけど、そんなにお待たせするつもりもない。
そんなに待たせる日だったら、ここでステージやらないです。
なので、もうちょっとお待ちください。あと数日は無いですね。
龍が如くONLINEスペシャルステージの感想
んー、龍が如くオンラインいつ配信するんだろう…?
率直に観て思ったことは、ジャッジアイズの発売前に配信するのかなという気がした。
それだと龍が如くオンラインというのは、ジャッジアイズ前に軽く遊んでポイッ!とされる
ゲームという印象が残るのが残念に感じた。
要するにオールスターゲームなので、これまでの龍が如くファン向けなのかなと。
そこには桐生一馬は当然登場すると思うし、「春日一番の新しい物語の幕開け!」といった印象が
薄れてしまっているような…。なんつーか、やっぱ脱・桐生一馬ができないんだなぁと。
その無理やりねじ込んだ感が正統続編というよりは、スピンオフ作品というイメージが強い。
リリース前に興味を持って新しい客層に遊んでもらえるためには、
宣伝のほうに時間をかけた方がいいような気もしたかな。
スマホゲームはそこがうまく伝わらなくて、失敗して運営が早々と終わるパターンが多いね…
あとカムロップ君とか無駄に金かけたなw
帽子のデザインはミレニアムタワーなんだろうか? 中の人蒸し暑そうだねw
なんかグラスホッパーの須田ゲーを感じさせるようなキャラクターだ。
中身は真島吾朗とか小野ミチオとか!?