スターウォーズエピソード3のあらすじ
- ■エピソード3の主な登場人物・出演者
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- ドゥークー伯爵(シス、元ジェダイ)
- グリーヴァス将軍
(グリーバス将軍:分離主義者) - ヌート・ガンレイ(通商連合)
- パルパティーン
(最高議長、ダース・シディアス) - オビ=ワン・ケノービ
(ジェダイ・マスター) - アナキン・スカイウォーカー
(ジェダイ・ナイト) - パドメ・アミダラ
(アミダラ女王、アナキンの妻) - ベイル・プレスター・オーガナ
(元老院議員) - メイス・ウィンドゥ(ジェダイ・マスター)
- ヨーダ(グランド・マスター)
- ほとんどのジェダイ
- R2-D2、C-3PO(ドロイド)
- チューバッカ、ターフル(ウーキー)
- ■スターウォーズエピソード3の公式サイト
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http://www.starwars.com/films/star-wars-episode-iii-revenge-of-the-sith
艦隊(インビジブル・ハンド)へ幽閉されてるパルパティーンの救出
エピソード3の開幕のストーリーは、エピソード2(クローンの攻撃)から4年後が舞台の物語。
クローン大戦が本格化する。冷酷非常なシスの君主・ドゥークー伯爵の攻撃を受けて
共和国は存亡の危機にあり、悪が世を支配した。
ドロイド軍を率いるグリーヴァス将軍は、共和国の首都を奇襲してパルパティーン最高議長を誘拐。
そしてオビ=ワンとアナキンの2人のジェダイの騎士が、パルパティーンの救出に艦隊へ向かった。
艦隊内でパルパティーンを見つけると、ドゥークー伯爵がやって来て二人がかりで戦うことになる。
オビ=ワンは、ドゥークー伯爵のフォースの力でぶっ飛ばされて気絶した。
アナキンが1人でドゥークー伯爵と闘い、ドゥークー伯爵の両腕をライトセーバーで切断して勝負が決まる。
アナキンはジェダイの掟に従い、丸腰の相手にトドメを刺すことをためらったが、
側で捕まっていたパルパティーンが「殺せ」としつこく言うので、仕方なくドゥークー伯爵の首をはねた。
ドゥークー伯爵はパルパティーンの殺せの一言に、最後は「裏切られた」と驚きの表情を見せて亡くなった。
グリーヴァス将軍の逃走、壊滅するインビジブル・ハンドの脱出
パルパティーンを救出後、アナキンとオビ=ワンは共和国艦隊の攻撃を受けている
インビジブル・ハンドを脱出しようとしたが、艦隊内にあるシールドに捕まってしまい
グリーヴァス将軍の元へ3人とR2-D2が連行される。
グリーヴァス将軍の話を聞いている最中に、R2-D2が電気で奇襲攻撃を仕掛けた隙に
ジェダイらがライトセーバーを取り返して側近の護衛らと戦う。
グリーヴァス将軍は2人のジェダイに追い詰められたが、艦隊の窓ガラスを割って脱出ポッドで逃走。
インビジブル・ハンドは半壊滅状態だったが、惑星コルサントの滑走路へ突っ込んで無事に着陸できた。
パドメの死を予兆するアナキン
惑星コルサントへ久々に戻ったアナキンは、妻のパドメと忍びながら再開を果たす。
パドメはアナキンに「妊娠した」と告げ、二人は人生最高の時だと幸せに感じた。
場所が変わってアナキンがパドメと寝室で寝ていると、アナキンの母が死んだ時の予知夢のように、
今度はパドメがアナキンに助けを呼びながら出産中に死ぬ予知夢を見る。
翌朝、不安を拭い去ろうとアナキンはその予兆についてヨーダに相談する。
ヨーダは「未来を感じるときは気をつけねばならないぞアナキン。喪失への恐れは暗黒面に通じる。
自らの心を鍛えて失うことへの恐れを捨てよ」と語った。
一方、惑星ウータパウへ逃亡したグリーヴァス将軍はダース・シディアスと通信で会話をし、
「惑星ムスタファーで分離主義派のリーダー達と会え」と命じられる。
ドゥークー伯爵が死んでしまったことをグリーヴァス将軍がシディアス卿に伝えると、
「伯爵の死は必要な犠牲だった。伯爵よりも若くて力のある弟子がすぐにやって来る」と返答した。
パルパティーン最高議長の謀略
ジェダイ評議会の連絡無しにアナキンだけがパルパティーンに呼ばれたので向かうと、
「共和国の目・耳・口となり、ジェダイ評議会で私の私的代理人になってくれ」と助けを求めてきた。
アナキンはジェダイ・マスターになることは光栄だが、
ジェダイ評議会が自分を認めてくれるとは到底思えない…とパルパティーンに言い返す。
ジェダイ評議会でアナキンがそのことを相談すると、アナキンを評議員に迎えるかどうか多いに悩んだ。
結果はジェダイ評議員にはするが、ジェダイ・マスターの地位は与えないと結論を出す。
アナキンは不公平で馬鹿げていると怒り、「評議員なのにマスターでないのはジェダイの歴史にない屈辱だ」
と言ったが、オビ=ワンは「その若さで評議員になった前例がないので名誉なことだ」となだめた。
それでもアナキンは不満で納得してくれなかったので、
オビ=ワンはお前を評議員に迎えのはアナキンとパルパティーンが親しい間柄にあるため、
ジェダイ評議会はアナキンを通して最近何かとおかしいパルパティーン最高議長の動向が知りたいので、
彼を見張って欲しいという裏があった。アナキンは共和国への背信行為だと反発しながらも任務に付く。
メイス・ウィンドゥは、「あの二人を近づけさせるのは危険だ。あの若さでは対処できないだろう」
とアナキンのことを信用してなかった。
パルパティーンに呼ばれたアナキンが、「グリーヴァス将軍はウータパウ星系に潜んでいる」と教わる。
そして「ジェダイ評議会は共和国の支配を狙っている。私を裏切る気だ」とアナキンに語る。
アナキンは「僕自身も彼らへの信頼が揺らいでます」と返答する。
パルパティーンは「力を得た者は失うことを恐れる。それはジェダイでさえも。
善と悪は見方次第だ。シスとジェダイはあらゆる点でほとんど変わりはない。」と語る。
シスの伝説・ダース・プレイガスのことを話し、「彼は愛する者を死の淵から蘇らすことも可能だった」
と語ると、アナキンはジェダイでは禁止されているフォースの暗黒面を知りたがるようになる。
オビ=ワンが惑星ウータパウでグリーヴァス将軍を倒す
「グリーヴァス将軍はウータパウにいる」というアナキンの情報により、
ジェダイ評議会はウータパウへは経験豊富なオビ=ワンを向かわせることにした。
惑星ウータパウにオビ=ワンが到着すると、ティオン・メイドンがグリーヴァス将軍は
我々の人質を取り、数千のバトル・ドロイドと共にここにいるとオビ=ワンにこっそり教える。
一度オビ=ワンは燃料を補給しに訪れ、ウータパウを離れたフリをする。
そして巨大なトカゲのような生き物に乘って、グリーヴァス将軍がいる10階へ潜入する。
オビ=ワンは一人で大体にも敵の群れに飛び込み、ライトセーバーを4本装備したグリーヴァス将軍と戦う。
オビ=ワンがグリーヴァス将軍の腕を2本切り落とすとクローン軍の援軍が到着し、
不利になったグリーヴァス将軍はビークルに乘って逃走する。
オビ=ワンも巨大なトカゲに乘ってグリーヴァス将軍を追いかける。
最終的に電気杖と格闘で戦った後、グリーヴァス将軍の心臓にブラスターを撃ち込んでオビ=ワンが勝利した。
暗黒面に誘惑されるアナキン
メイスはアナキンに、「オビ=ワンとグリーヴァス将軍が交戦中である」
とパルパティーンに伝えて、彼の反応を確かめてこいと言われたので向かう。
メイスはパルパティーンの狙いはジェダイ討滅であり、
身近にフォースの暗黒面を感じると勘付いていた。
アナキンがパルパティーンにそのことを報告すると、
パルパティーンは「ジェダイ評議会がアナキンの才能を評価しないのは腹が立つな。
アナキンは信頼されていない。君の力が増せば彼らが手に負えなくなると察知しているのだ。」と話す。
アナキンもジェダイ評議会には、フォースについて教えてくれないので不満をつのらせていた。
そしてパルパティーンが自ら暗黒面であることを明かし、
「もしジェダイよりも強いフォースを身につけたければ私に従え」とパルパティーンが言い寄った。
「そうすれば死の運命にある妻(パドメ)を救うことができる」とアナキンを暗黒面に誘うのであった。
しかしアナキンはパルパティーンがシスだと知ると、身柄をジェダイ評議会へ突き出す正義の意思を示した。
アナキンは一度その場から離れて、メイスに「パルパティーンがシスの暗黒卿です」と報告する。
自分もシス討伐に加わりたいと言ったが、メイスは「お前は心に迷いがあるから会議室で待ってろ」と言う。
アナキンは命令に従い最初は待っていたが、パドメを救いたいという想いが強かったので
命令を無視してビークルに乘ってパルパティーンの元へ向かった。
ダース・ベイダーの誕生
メイスと3人の連れのジェダイが、パルパティーンを逮捕しようとライトセーバーで戦いを挑む。
パルパティーンもライトセーバーを取り出して戦い、3人の連れのジェダイがあっけなく殺される。
戦いの末、メイスがパルパティーンを追い込み勝負が決する。
そこにアナキンが現れて二人の戦いの様子を見守ると、
パルパティーンが両手からフォース・ライトニングを発してメイスに不意打ち攻撃。
メイスはライトセーバーでガードしてフォース・ライトニングをパルパティーンに押し返した。
パルパティーンは醜い姿になりながらもアナキンに命乞いをした。
メイスはパルパティーンにトドメを刺そうとしたが、アナキンは「裁判に突き出すべきだ」と答える。
しかしメイスは彼を生かしておくのは危険だと判断して殺そうとしたので、
アナキンは「彼が必要なんだ」と言ってメイスの右腕をライトセーバーで切り落とし、
パルパティーンがフォース・ライトニングでメイスを攻撃して、メイスは建物外へ放り出されて死んだ。
アナキンは自分の犯した罪をひどく後悔した。
パルパティーンは「お前は運命に従ったまでだ。我が弟子となりフォースの暗黒面を学べ」と言う。
アナキンはどうしてもパドメを救いたかったので、パルパティーンを師として従う意思を示した。
そしてパルパティーンは、アナキンにダース・ベイダーという名前を授けた。
ジェダイの壊滅、銀河帝国の誕生
パルパティーンはアナキンにパドメを救いたければジェダイ聖堂へ行ってジェダイを根絶やしにし、
そしてムスタファー星系へ行ってガンレイ総督と分離主義者のリーダー共を皆殺しにしろと命令する。
パルパティーンはオーダー66をクローン兵達に命令を下し、各地にいたジェダイのほとんどが
クローン兵の不意打ちを受けて死んでいった。
オビ=ワンは攻撃を受けて水辺に落下するも、捜索されるが隠れてやり過ごし助かる。
ヨーダは異変に気づいてクローン兵を返り討ちにし、チューバッカとターフルと共に逃走する。
パルパティーンは元老院で「ジェダイらが元老院の転覆を謀った」と発表し、
「自分はジェダイに襲われて醜い姿になってしまった」と発言する。
それでも私の決意は以前にも増して強くなったと主張し、元老院では万雷の拍手を受けた。
そして銀河の安全を守って維持するために、共和国を解体・再編成して新たに銀河帝国の誕生を唱えた。
オビ=ワンとヨーダがダース・ベイダーの存在を知る
生き残ったオビ=ワンとヨーダが合流して、惑星コルサントにあるジェダイ聖堂へ忍び込む。
皆殺しにされたジェダイ達がライトセーバーで斬り殺されていたことを知る。
そしてジェダイ達には『戦争は終わった。ジェダイ聖堂に戻れ』と罠の情報が発信されていたので、
生き残ったジェダイ達に警戒するようにオビ=ワンが情報を新たに発信した。
オビ=ワンはヨーダに止められたが、警備用のホログラムの記録を確かめてショックを受けた。
アナキンがジェダイらを皆殺してパルパティーンに従う映像が映し出された。
オビ=ワンはアナキンを捜すためにパドメに会い、アナキンは子供を大勢殺して暗黒面に落ちたと伝える。
パドメは大変ショックを受けたが、オビ=ワンがアナキンを殺すと思ったので居場所は吐かなかった。
ジェダイとシスの対決
パドメとC-3POは船に乘って、アナキンが向かったムスタファーへ行く。
そしてアナキンと再開するとオビ=ワンから聞いた話を伝えた。
アナキンは「僕らを敵対させようとしているのだ」とごまかし、アナキンは必要以上に力を得ることを求めた。
そして「パルパティーンを倒して、二人で銀河を支配して思うがままに生きよう」と発言した。
耳を疑ったパドメは、オビ=ワンが言うようにアナキンが暗黒面に落ちたことを悟った。
その時、パドメが乗ってきた船に隠れてたオビ=ワンが登場する。
アナキンは僕を殺すためにパドメが裏切ったと勘違いして、フォースの力でパドメの首を絞めて気絶させた。
アナキンは、オビ=ワンが味方になる気がなかったので敵視して闘う。
一方、ヨーダはパルパティーンに闘いを挑む。
最終的に元老院の議会する場所で両者はフォース対決後になり、
ヨーダが床へ落下した際にオーガナの助けを借りて隠れ逃げ出た。
パルパティーンはヨーダの死体を捜索したが見つからず、ダース・ベイダーの危機をフォースで知る。
オビ=ワンとアナキンの師弟対決は、地の利を得たオビ=ワンが有利な状況になり、
アナキンの両脚と左腕をライトセーバーで切断されて、溶岩の熱でアナキンの全身が燃えた。
オビ=ワンはこの結末に残念に思いながらもその場を去った。
ルークとレイアの誕生
アナキンはパルパティーンに救出されて、医療ドロイドに治療を受けて鎧と兜を装着されて助かる。
アナキンが「パドメはどこです?無事ですか?」とパルパティーンに聞くと、
「そなたの激しい怒りが彼女を殺した」と伝え、アナキンは「そんな馬鹿な彼女は生きていたはず」
とフォースの力で医療ドロイドを破壊しながら激しく失望。その横でパルパティーンはニヤリと笑う。
一方、オビ=ワンはパドメの出産に立ち会う。
パドメは双子を産み、一人目をルーク、二人目をレイアと名付けて息を引き取った。
双子がシスに感知されないように、別々の場所で隠し育てることにした。
レイアはオーガナが引き取り、ルークはオビ=ワンの監視付きでタトゥイーンにいるラーズ家に預けた。
ヨーダは時が来るまで身を隠すことにした。
オビ=ワンと別れる際に、不老不死を学んでたクワイ=ガン・ジンがフォースの冥界から戻って来たので、
ヨーダがクワイ=ガンとの交信方法をオビ=ワンに教えた。
R2-D2とC-3POは記憶を消されて、アンティリーズ船長に預けられた。