フィールドのゲームシステム

Horizon Forbidden Westのフィールドはオープンワールド。
部族が暮らす村や、1000年前の古の人々が利用した施設、水中エリアなど、
ロードを挟むことなくシームレスに作られた広大なエリアです。


フィールドでは時間経過による昼夜、天候の変化があります。
人々が暮らす集落では商人がいるので、アイテムの売り買いはシャードを使って行う。
シャードは敵を倒したり、クエストの攻略報酬などで入手できる。



マップ

マップ画面

マップを開くと、集落/遺跡/クエスト/たき火/機械獣/収集物の場所を確認したりできます。
またマップ上でマーカーを設置することも可能で、
マーカーを置くと黄色線で目的地までの道のりで表示してくれる。


行ったことのない場所には、白い霧でマスキングされてます。
マスキングされたエリアを移動したり、機械獣『トールネック』をオーバーライドすると、
マスキングされた箇所が見えるようになります。
とくにトールネックなんかは、オーバーライドすると広範囲に見えるようになる。


たき火

Horizon Forbidden Westでも、『たき火』はセーブポイントになってます。
フィールドの各地には、たき火ができるポイントが複数用意されている。
アーロイがたき火で休んで野宿する感じで、利用すると若干時間が経過したりする。
クイックセーブ』と『手動セーブ』があります。


■セーブの種類

クイックセーブはオートセーブスロットを上書きします。
手動セーブの方は、任意でセーブスロットにゲームプレイデータを保存できる。
2種類のセーブを使い分けながらプレイすれば、バグによる進行回避や、
アイテム取り逃しなどを回避できます。



ファストトラベル

オープンワールドは広大すぎて、移動に時間がかかり、毎回行き来するのは大変すぎる。
そんなときはファストトラベルを使用して移動時間を短縮できます。
マップ上で発見済みの『集落』『たき火』『トールネック』にカーソルを合わせれば、
その場所へワープ移動ができる。どれほど距離が開いていても一気にワープ可能。


ただし、クエスト進行中やアーロイが空中に浮いてる状態だったり、
遺跡内にいたりすると、一時的にファストトラベルを使用できないことがある。
フィールドのバトルで死にそうになったら、ファストトラベルで逃げるという使い方もあります。


ファストトラベルする際は消費アイテム『ファストトラベルパック』を使うことになるが、
Horizon Forbidden Westでは、たき火へファストトラベルする際は、
ファストトラベルパックは不要になりました。
たき火以外だとファストトラベルパックは使用します。


クエスト

クエストメニュー

クエストはフィールドのあちこちで発生します。
クエストが発生しているときは、マップ上に緑色の『!』アイコンが表示されているので、
現地で対象の人物に話しかけたりするとクエストが進行します。
そして、クエストを攻略すると経験値(XP)や金(シャード)、アイテム報酬などを受け取れる。


クエストの種類はストーリーが進行するメインクエスト、寄り道的なサブクエスト、
その他アクティビティ的なクエストが用意されてます。
本作ではサブクエストも攻略する意味のある報酬が用意されているので、
メインクエストの進行と共にクリアしていくのがおすすめ。


フォーカス

アーロイがフォーカスで眺める様子

Horizon Forbidden Westのフォーカスは、2種類の操作に分けられた。
1つはR3押し込みパルス。アーロイを中心に波紋のようなものが広がり、
アーロイの周辺にあるオブジェクトを見つけることができる。


ロッククライミングなんかは、どこから登れるのか分かりづらい箇所があったが、
本作ではスキャンしてやれば、岩壁に黄色線がハイライトされるので、
登れる位置を目視しやすくなりました。設定画面では常時ハイライトすることも可能。


もう1つがR3長押しフォーカスモード
こちらはホライゾンゼロドーンにもあったスキャンで、機械獣にカーソルを合わせると、
機械獣の進路を見れたり、弱点や切り離し可能な部位などを確認できます。
UIが変更されたところがあり、方向キーの左右で各部位を調べれる。


ストライク

ストライクは、ホライゾンフォビドゥンウェストで新しく追加されたアクティビティ。
8×8のマス目に機械獣の駒を配置して遊ぶボードゲームです。
駒には攻撃力/体力/種類が設定されているので、駒を動かして敵を全滅させると勝利。


チュートリアル、挑戦など、お題が用意されているので、それぞれ攻略していくことになる。
手持ちの駒はいろんなところで入手することになります。


シールドウイング、プルキャスター

シールドウイングとプルキャスターは、Horizon Forbidden Westで追加された、
アーロイが使用できる新しいツールです。
シールドウイングとプルキャスターを両方使用することで、立体的な移動ができるのが特徴。
それにより探索の幅が広がる。


■シールドウイング

シールドウイングは、空中で使用すると滑空できます。
エネルギーシールドが展開するグライダーのようなもの。
敵の奇襲に使用したり、長い時間空中移動したいときに便利です。

■プルキャスター

プルキャスターは、鉤爪付きのロープのようなもの。
グラップルポイントという引っ掛けれるポイントがあるので、
そこへプルキャスターで引っ掛けて、高低差のある場所へ移動できます。
バトルでは敵の攻撃を緊急回避するときにも使える。



フリークライミング、水中

アーロイが水辺を泳ぐシーン

前作のホライゾンゼロドーンでは、岩壁に金具が取り付けてある箇所から登る流れでしたが、
Horizon Forbidden Westではどこからでも登れるフリークライミングを導入。
あらゆる場所を登れる感じではないが、フォーカスで調べれば登れる箇所が分かる。


また、本作では水の中も移動できます。
アーロイが水中に潜り、水中を探索することができる。
画面下に酸素ゲージが表示されて、潜れる時間には限りがある。
長く潜るのであれば潜水マスクが必要となる。


流れの速い水流を活用して逃げたり、水草に隠れたり、煙幕で視界をくらませたりできる。
水中にも機械獣はいるので、矢を使うのは難しく、敵を陸上へ誘い出して戦うと効率的。


保管庫

保管庫は、Horizon Forbidden Westで新しく追加されました。
装備や素材を預けるための箱で、世界各地に点在して置かれてます。
アイテムを入れた保管庫は、中身がリンクされているので、
どこの保管庫から開けても、預けた分のアイテムを出し入れできる。


また、宝箱から素材を入手して、持ちきれない量だったりすると、
自動的に保管庫へ送られるシステムになってます。
前作だと持ちきれない素材は捨てるか、売るかしないといけなかったが、
そういった面倒くささが解消されている。


「この素材は店に売ってしまっていいものなのか・・・?」と迷いが出たら、
とりあえず保管庫に預けておけといった具合に使える。


フォトモード

フォトモードは、ポーズメニューの項目に用意されている写真撮影モードです。
フォトモードにするとゲーム内の時間や動作が停止して、
自由にカメラを動かして、いろんな位置からスクリーンショットできる。


カメラの被写界深度を調節したり、画像の色彩を変更したり、
現在の時刻を変更したり、用意されているフォトフレームを付け加えたりと
自由にカスタマイズしてから撮影できるのが特徴。



装備品のシステム

ホライゾン2のホイールメニュー

武器は複数あり、ホイールメニューから好きな武器を選択して装備できます。
前作のホライゾンゼロドーンから存在した武器や罠もあれば、
Horizon Forbidden Westで新しく追加されたものもある。
矢弾なんかもホイールメニューを開いた状態でクラフトできます。


矢弾には属性が付与するものもあり、痺らせて動きを止める電属性、
追加ダメージを入れる炎属性、凍らせて動きを鈍らせる氷属性などがあり、矢弾を変更して扱える。
敵には弱点属性と耐性属性があるので、それを目安に切り替えて戦います。



作業台

作業台でプルキャスターを作る様子

前作では、武器/衣服/カバンの強化カスタマイズはメインメニューから可能でしたが、
ホライゾンフォビドゥンウェストでは、『作業台』というのが新たに設置されました。
シャードと素材を使用して、作業台でアップグレードしていくことになる。


武器ダメージを増加させたり、コイルを設定したりして装備を強化できます。
アップグレードできる回数は、装備品のレアリティーにより異なる。
装備品のレアリティーは緑、青、紫、茶と色で分かります。
レアリティーが高いと、付加するスキル数やセットできるコイル枠数が多くなる。


道具

入手した道具は、画面左下にUIが表示さているので、
方向キーの←・→で使うアイテムを選び、↓ボタンを押せば道具を使用できます。
その他、オーバーライドした機械獣の乗り物を、近くに呼び寄せたりもできる。


また、方向キーの↑ボタンを押すとアーロイのHPを回復できる。
フィールドには体力を回復できる薬草が生えているので、
それを入手していくとHPを回復できる量が増えます。薬草が空のときは回復できない。
道具を使用してHPを回復させるか、薬草で回復させるかは任意で選べます。



バトルシステム

スキル

スキル画面

アーロイが経験値(XP)を得て、一定数を超えるとレベルが上がり、
スキルポイントを入手したりできます。
アーロイはスキルポイントを消費して、新たなスキルを習得できる。


スキルはツリー形式で用意されており、Horizon Forbidden Westでは
戦士/罠/狩人/生存/隠密/機械の6種類に分類されてます。
バトルで有利になるスキルを強化したり、フィールドで便利なスキルを習得したりと、
自分のプレイスタイルに合わせて解放していける。


勇技

ホライゾンフォビドゥンウェストでは、『勇技』というバトルシステムが追加されました。
勇技とはアーロイが繰り出せる必殺技のようなもので、
敵の弱点を突いたり、部位破壊を行うと、画面右下にある紫色の勇技ゲージが増えていき、
一定値まで溜めると勇技を発動させることができる。ただし、1つしかセットできない。


オーバーライド

機械獣オーバーライドさせると、その機械獣を使役して仲間にすることができる。
敵に近づいて△長押しでオーバーライドできます。
オーバーライドに成功すると、一部の機械獣に騎乗してフィールドを素早く移動できたり、
敵同士を戦わせたりできる。


尚、最初から全ての機械獣をオーバーライドできる分けではなく、
機械炉を攻略していくと、オーバーライドできる種類が増えていきます。


サイレントストライク、クリティカルヒット

基本的に機械獣は強いです。
大型であれば尚さら強く、攻撃力が高ければ、HPも多いため、
正面から戦うのは良い戦い方とは言えない。


フィールドには赤色の草むらがあるので、そこにしゃがんで身を潜めれば、
敵からはアーロイの姿を見つけることができないので、
敵の背後からR1でサイレントストライク(スニークキル)を狙えば一撃で始末できる。
ただし、HPが多い機械獣なんかは一撃では死にません。


ゲーム難易度

ゲーム難易度は、5段階用意されてます。
ゲームを開始させると始めに選ぶことになるが、あとから設定で変更可能。


■難易度の種類
  • ストーリー:戦闘が易しく、探索やストーリーに集中したい人向け
  • イージー:戦闘の難易度は低く、探索とストーリーを楽しみた人向け
  • ノーマル:ストーリー、戦闘をバランスよく体験した人向け
  • ハード:戦闘に手ごたえを感じたい人向け
  • ベリーハード:高度な戦闘技術が求められる険しい冒険に挑戦したい人向け