ホライゾンシリーズのアーロイ
Horizon Zero DawnとHorizon Forbidden Westに登場するアーロイについての解説。
アーロイの生い立ち、出生についてまとめてます。
アーロイについて
![アーロイ](https://dswiipspwikips3-images.jp/horizon-forbidden-west/aloy.jpg)
名前 | アーロイ |
---|---|
性別 | 女性 |
年齢 |
19歳ぐらい (3021年4月4日生まれ) |
部族 | ノラ族 |
職業 |
異端者 義勇兵 天命の使者 |
出演 |
ホライゾン1 ホライゾン2 |
声優 |
日本:高垣 彩陽 英語:Ashly Burch |
モデル | Hannah Hoekstra |
アーロイは『Horizon Zero Dawn』『Horizon Forbidden West』の主人公。
エリザベト・ソベック博士の遺伝子を使い、クローン技術で機械から生まれた存在。
血は繋がっていないが、育ての父親はロスト。
アーロイの性格は、女性のような弱々しい感じではなく、男勝りでたくましい。
嫌味を言われると、負けじと嫌味で切り返すところがある。
幼少の頃から『異端者』や『呪われた子』と呼ばれて、辛く当たられる。
人に対しては心をあまり開かないが、困っている人は助けたりはする。
古の鉄の遺跡を探検したり、痕跡を辿ったり、機械獣を狩ったりするのが得意。
証拠を集めて、物事を推理したりと、頭脳は割と良い方かもしれない。
ロストから狩りとサバイバルを学んでおり、アーロイは熟練ハンター。
人々からは見えぬ物が見えて、飛んできた矢を割り、ひと睨みで機械を手懐けると噂される。
アーロイの生い立ち
![幼少の頃のアーロイ](https://dswiipspwikips3-images.jp/horizon-forbidden-west/aloy01.jpg)
アーロイは、ノラ族の長老しか入ることが許されない、女神様がいる『大いなる母』で生まれた。
正確には大いなる母のところに、赤ん坊のアーロイが置いてあったのを、
大長老ティルサが見つけて、女神様からの授かりものとして育てることになった。
その後、アーロイは異端者だったロストに育てられた。
幼少の頃のアーロイは孤独で、異端児として育った。
自分くらいの年の子には「母無し子め!」と嫌味を言われたり、石をぶつけられたりしたので、
人には心を開くことなく、人がたくさんいるところは苦手だったりする。
鉄の遺跡ではフォーカスを見つけ、いつも独りで遊ぶのが大半。
アーロイは「なぜ自分は異端児なのか? 自分の母親は誰なのか?」と疑問に思うようになり、
ロストに質問しても「長老が連れて来た時、お前は赤子。知るべきことじゃない」と言われるだけ。
どうやったら長老たちが教えてくれるのかロストに聞くと、
毎年行われる義勇兵になれる試練に勝利すれば、長老は願いを聞き入れるのだという。
![ロストから訓練を受けるアーロイ](https://dswiipspwikips3-images.jp/horizon-forbidden-west/aloy02.jpg)
アーロイは試練に勝利するため、6歳の頃からロストから厳しい訓練を学んだ。
基礎的な体力作り、ロッククライミング、弓や槍など狩人として修行を何年もトレーニングした。
そして試練を受けて、見事勝利することができた。
アーロイが義勇兵になった直後、エクリプスの襲撃を受けて、
多くのノラ族やロストが殺されてしまい、その復讐と自分の母親について探す旅に出かけた。
大長老ティルサからは天命の使者の祝福を受けたので、ノラ以外の領土へ行くことも許される。
アーロイの出生について
![ホライゾンゼロドーンの頃のアーロイ](https://dswiipspwikips3-images.jp/horizon-forbidden-west/aloy03.jpg)
アーロイが生まれた場所は、ノラにある『大いなる母』。別名はゆりかご施設『エレウシス9』。
施設『ガイア・プライム』にて、ガイアの副次機能が制御不能となり、
副次機能の一つ『ハデス』が混沌とした性質を持ち、自我のある独立体へ変化してしまった。
ハデスはテラフォーミングを支配して、異なる命令を送り始めようとしている。
それにより地球上の生命は、53.8日後に消去されるとガイアが判断した。
ガイアはハデスに完全に支配される前に、ハデスと共に自爆して危機を避けようとした。
そうするとガイアが機能しなくなるので、地球の運命は危機にさらされるが、
しばらくの間はテラフォーミングシステムの制御がなくても機能するので、安全でいられる。
しかし、最終的にはカオスな状況に陥るため、誰かがハデスをマスターオーバーライドで葬り去り、
そして健全な地球に戻すため、ガイアのシステムを再構築して、ガイアをリブートする必要があった。
ハデスを完全に破壊してから、ガイアのシステム・コアを修復しないといけなかった。
そうしないとハデスがテラフォーミングシステムを悪用するからだ。
![アーロイとエリザベト・ソベック](https://dswiipspwikips3-images.jp/horizon-forbidden-west/horizon1-story06-img02.jpg)
ガイアはエリザベト・ソベックに頼ろうとした。
エレウシス9にある冷凍ストレージ内の遺伝子素材を用いて、
ガイアの創造主であるエリザベト・ソベックを創ったのだ。
それがアーロイで、エリザベト・ソベックの記憶などは持っていない。
ガイアは赤ん坊のアーロイを創ると、エレウシス9(大いなる母)の入口の扉前に放出した。
ガイアのデータによれば、施設外に居住するノラ族が、
アーロイを無事に成長させてくれるのは明らかだったので、扉前にアーロイを放置した。
そこで大長老ティルサが、アーロイを発見した。
アーロイについての雑学
-
アーロイの3Dモデルは、オランダの女優Hannah Hoekstra(ハンナ・フックストラ)氏。
開発初期の頃は、アーロイの代わりにKILLZONE 3のJammerをモデルに使っていた。 -
赤ちゃんアーロイの声には、本物の赤ちゃんの声を使用している。
ミュージックスーパーバイザー兼シニアサウンドデザイナーのLucas van Tol氏の赤ちゃん。 -
アーロイ(Aloy)の英語発音は「エーロイ」。
日本語でそのまま言うと、「エーロイ → エロイ → 変態」という意味になってしまうので、
SIEのローカライズチームにより、日本語版は「アーロイ」という名前になった。 -
アーロイのビジュアルについては、開発陣も「何でもっと可愛くしないの?」と言われるほど。
ゲリラゲームズには日本のゲームとアニメ好きな人が多いので、可愛くしたいという声はあった。
コンセプトアートがいくつかあり、徐々に変化して今の形になった。 -
ゲリラゲームズには日本の文化が好きな人が多く、アーロイが機械獣に騎乗しながら
弓を撃つ写真のインスピレーションの元になった要素の一つは『もののけ姫』から。