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龍が如く8外伝 宗教団体『パレカナ』

龍が如く8外伝に関連する、宗教団体『パレカナ』についてのまとめ。
パレカナの主な活動、ネレ島などについて解説してます。



パレカナについて

パレカナとは、ハワイにある宗教団体

パレカナの様子

パレカナ教は、ハワイで数百年の歴史を持つ、ネレ神の教えに従って生きている教団。
ネレという火山の女神への信仰が起源とされている火山信仰で、
パレカナのマークが火の形をしている。龍が如く8ではブライス・フェアチャイルドが代表を勤めていた。


ハワイに住む人々は、古くから火山の動向に大きく左右されてきたため、
火山は恐怖と破壊の象徴だが、同時に恵みと再生の象徴でもある。


■ブライス・フェアチャイルドについて
ブライス・フェアチャイルド

ブライス・フェアチャイルドは、ハワイに古くからある宗教団体・パレカナの現代表。
ホームレスへのフードバンク活動など奉仕活動を献身的に行う一角の人物で、
行政関係者からの信頼も厚いという。


ブライスは普段はネレ島にいるが、職人に伝えればブライスにも連絡が入るようになっている。
少なくとも30年前からパレカナの代表で、ハワイの裏社会を支配していた人物。
ハワイのオーナー』とも呼ばれている。


パレカナ養護施設では、ブライスが遣わすスパイを養成している。
パレカナの代表であることを利用して信者を洗脳。そして自分自身を信奉するように仕向けていた。
それはブライスの司令に忠実で、命すら捨ててしまうほどの従う駒となる。


ハワイで組織するマフィアのドワイトやウォン・トーも命じるままに、ブライスの指示で動いている。
だがブライスから直接命令が下ることは滅多にない。
ブライスは、ガンジョーやバラクーダは表向きの競合組織とされているが、
実際はオーナーがそれぞれ支配する支部に過ぎない。


茜とラニは、パレカナにとって宝物を盗んで逃げたので追っている。
ブライスは借りたものは、何倍にもして返してくれる性格があるという。
しかし、何倍にもして返すのは報酬だけじゃなく、裏切りの代償において何倍にも返すという意味。


ウォン・トーの組織には、ブライスの監視役のスパイが潜伏しており、
ウォン・トーがブライスのことを春日一番に明かすと、スパイが涅槃岸の窓から飛び降りて自殺。
それは狼煙の意味であり、ウォン・トーが裏切ったことをハワイのオーナーに知れ渡った。


ハワイのオーナーのスパイの忠誠心は本物で、オーナーへの裏切りを知らせるために、
ウォン・トーのところに潜伏してたスパイが飛び降り自殺をして命を自ら絶つほど。
ブライスには、常時ブライスに危害を加える心を敏感に察知する『ハクの戦士』が護衛している。


ブライス・フェアチャイルドは、ハワイでは神に等しい力を振るう地位だが、
ラニの存在はそれを揺るがすたった一つの弱点のため、ラニを始末しようとしていた。
結果、ブライス・フェアチャイルとは、世界で絶大な富と権力を得ようとした人物といえよう。



パレカナはネレ神を信仰している

パレカナのネレ神

パレカナにとって火は神聖なものなので、自然や火を粗末に扱うものなら逆鱗に触れてしまうため、
常に自然の声に耳を傾け、心穏やかに過ごせるようにネレ神を信仰している。

そのため教徒の家や施設では、絶えず火を灯して消えないように心掛けており、
子供でも火の前では風で火を消さないように静かにしている。


逆に年寄りになってくると、火の不始末で火事になったりすると危ないため、
寝室にはろうそく型のLEDライトを置いたりして、簡略化したものを備えることを教団も推奨している。
そういったパレカナの教義に基づくことで、ネレ神の住む世界に近づけるという教えがある。



ネレ島について

ネレ島はパレカナの聖地で、限られた人しか行けない場所

ネレ島

アロハビーチで太陽が沈む方角にネレ島があり、パレカナの聖地があると言われている。
その聖地は小島がまるごと聖地で、ネレ神が眠るという言い伝えがある。

ハワイ王朝時代から聖地と認められ、現在もネレ島の所有権はパレカナ教団が持つ。
ネレ島では手つかずの自然が多く残り、理想とする究極の暮らしが送れるという。


ネレ島に入ることが許されるのは教団代表、
もしくは信仰心や徳を積んで、教祖から称号『ハク』に認められた極わずかな教徒に限られる。
よって大半の教徒はネレ島へ行ったこともなければ、見たことすらない。


ハクに選ばれるのは多くても月2回で、新月か満月の夜なのだという。
子供でもハクになれるようで、ネレ島へ行ったら、一生そこで過ごすのがパレカナのルールになっている。
パレカナに熱心な信者はいるものの、なぜかハクに選ばれない矛盾したルールだが、
要するにブライス・フェアチャイルドにとって都合の良い、駒となり得そうな人物を選んでいただけのはず。


核ゴミのビジネスで、ネレ島に放射性廃棄物を格納していた

ネレ島の放射性廃棄物の処理場

ネレ島には秘密があり、放射性廃棄物の処理場になっていた。
横浜星龍会の海老名 正孝とブライス・フェアチャイルドが組み、日本で出た核廃棄物をネレ島で処理。
厳密には処理というよりは、核廃棄物の入ったドラム缶を、ただ単に地下に溜め込んでいただけ。
極めて危険な島であり、それらは春日一番たちの活躍によって表にバレて問題となった。



パレカナ養護施設について

パレカナの慈善活動

パレカナ養護施設のフードバンク

パレカナ養護施設では、ハワイのあちこちでボランティア活動を行っている。
ホームレスへのシェルターや、母子家庭への支援施設など数か所運営しており、
布教のためにボランティアをやっている分けではないので、信者の勧誘などは行っていないという。


パレカナ信仰は、自然とその中に生きる他者にも、慈愛を持って接することを定めているので、
パレカナの教義に基づき、炊き出しやビーチのゴミ拾いなどいろいろ行っている。


パレカナ養護施設では畑で野菜を栽培しており、野菜を収穫してフードバンクへ提供したり、
スーパーやレストランの廃棄食材を集めてはホームレスたちに渡している。

パレカナはハワイの自然との共存をモットーにしているので、
食べ物を貰うときはハワイ産のものに限定しているとか。