ムナンチョ鈴木
キャラクター | ムナンチョ鈴木 |
---|---|
性別 | 男性 |
登場作品 | 龍が如く0、6、8 |
備考 |
|
ムナンチョ鈴木は、龍が如く0のサブストーリーで初登場し、
大阪・蒼天堀で活動していた宗教団体『ムナンチョヘペトナス教』の開祖。
インチキ宗教団体で、信者を食い物にしていたので、真島吾朗にボコられて警察に逮捕された。
ムナンチョヘペトナス教の宗教活動は、信者を部屋に集めて、「シュレピッピ」と言わせている。
その際に奇妙な動きの拝みというか、踊りのような動作を、集団でやらせて同調圧力を産み、
信者の思考力を奪っていく。
ク・リパースという、徳を積むと加算されるポイントのようなシステムがあり、
フセリンチョ(お布施)をより多くすることで、信者同士を格付けして、多額の寄付金を集めていた。
綺麗な女性の場合は、ムナンチョ鈴木が個人的に呼んで性行為を迫る。
龍が如く6では刑務所から出所後、再びムナンチョヘペトナス教の教祖になろうとしていたが、
その頃には金庫番のムナンチョ赤松が教祖を引き継いでいた。
広島・尾道仁涯町で活動しており、相変わらずインチキ宗教団体のまま。
その間、ムナンチョ鈴木は、ミエという老婆と知り合って、惚れていた。
ミエは長く介護してた夫が亡くなったことがきっかけで、ムナンチョヘペトナス教に入団した。
ムナンチョ鈴木が阻止のため、インチキ宗教団体に騙されていることをミエに警告した。
罪を償いたい気持ちもあり、桐生一馬には自身の過去やミエについての想いを語り、
騙されているミエを救うために教団へ乗り込む。そして桐生一馬が組織をボコって壊滅させた。
ムナンチョ赤松に至っては、元教祖であるムナンチョ鈴木の顔すら覚えていなかった。
龍が如く8では、ムナンチョ鈴木が異人町の浜北公園で、自身の動画を撮影しながら、
視聴者と一緒にシュレピッピの拝みを行っていた。
桐生一馬がムナンチョ鈴木であることに気付き、また宗教を復活させるつもりなのかと問うと、
インチキ宗教だと知っているチンピラたちが絡んできた。
ムナンチョ鈴木は自身の悪行を否定することもなければ、過去に行った罪を洗うべく、
自分が実践してきたインチキ宗教の手口を動画で解説することで、
被害者を未然に防いで、世の中に役立とうとしていた。
それを聞いた桐生一馬が、絡んできたチンピラたちをボコった。
ムナンチョ鈴木は桐生一馬だと気付いて、「もしかして桐生さんですか?」と質問したが、
桐生一馬の方は生存を知られる訳にもいかないので、人違いだと言って突っ張った。
ムナンチョ鈴木が「あなたの目から見て、今の私は罪を償えていると思いますか?」と質問すると、
桐生一馬は「もし神様が本当にいるとしたら、犯した罪と真っ直ぐに向かう人間を悪いようにはしねえはずだ。」
と返事して去ったのを見て、ムナンチョ鈴木はやっぱり桐生一馬だと確信した。
柄本
キャラクター | 柄本(えもと) |
---|---|
性別 | 男性 |
登場作品 | 龍が如く1~4、8 |
備考 |
|
柄本は、昔から神室町の泰平通り西にある『柄本医院』の医者。
神室町では権力・金・女・暴力など、そういった力を持つ者がすべての世界だが、
柄本の場合は医者として儲けることも考えずに、たとえ患者が金の持っていないホームレスだろうが、
不法滞在の外国人だろうが、ヤクザだろうが平等に治療を行ってくれる。
元東都大の外科部長で、神室町では仁医として知られており、いつも一人で患者の面倒を見ている。
風間新太郎が生きてる頃はスポンサー支援を受けていたので、
無料で患者を診てくれてたりしていたが、亡くなってからは経営が苦しくなったという。
龍が如く8では、娘が手伝ってくれており、柄本と柄本の娘が柄本医院にいる。
桐生一馬が発作で倒れたホームレスを柄本医院へ運んだ際に、
柄本は「もしかしたら、昔の知り合いだったかと思う。声も聞き覚えがあって似ている」と言って、
すぐに桐生一馬だと気付いていたかと思われる。
ただし、もう死んだことになっているし、「でもやはり人違いなんだろう」と柄本が自ら言って、
事情を察してたような話し方をしていた。桐生一馬の方も、「あいにく人違いだ」と言って知らんぷり。
「医者は患者の秘密を守る義務があるし安心だぞ」と言って、桐生一馬と握手をして別れた。
柄本女医
キャラクター | 柄本(えもと) |
---|---|
性別 | 女性 |
登場作品 | 龍が如く8 |
備考 |
|
柄本女医は、柄本医院の娘。父は娘に後を継いで欲しいと頼んだ訳でもなく、
「父がなにを言おうと、この医院は神室町に必要な場所だから」と言って、
たまに父の手伝いに押しかけてくる。
「もういつ引退しても結構ですよ」と娘が言っても、
父は頑固に居座り続けているようで、親子共に頑固な性格があるようだ。
ポケサー社長(ポケサーファイター)
キャラクター | ポケサー社長、藤沢(ふじさわ) |
---|---|
性別 | 男性 |
登場作品 | 龍が如く0、極、6、7、8 |
備考 |
|
ポケサーファイターは、龍が如く0のときに初登場した人物。
30年前のバブル時代の神室町にて、七福通り西にあるポケットサーキットを経営しており、
ポケットサーキット(ポケサー)というミニ四駆を販売していた。当時の年齢は30歳。
子供たちからは「ド◯テイ」と、からかわれたりもしていたが、
基本的に子供から好かれる性格で、着順を競った大会なども開催していた。
その頃は第一次・ポケサーブームだったが、ポケサーファイターに至ってはポケサーの経営だけでは
生活ができず、神室町でポケットティッシュ配りのアルバイトをしながら続けていた。
貧しいので引退も考えていたが、桐生一馬と知り合って相談したり、
子供たちからは辞めないように説得されたりして、夢を追い求めてポケサーファイターとして続けた。
龍が如く極では、久々に桐生一馬と再会してポケサーで遊ぶ。
藤沢に結婚相手もできて、実家の豆腐屋を継ぐためにポケサーファイターを引退。
当時ポケサー好きな少年『タクマ』が、大人になってホストをしていたが、
藤沢が引退するため、タクマが2代目・ポケサーファイターとなった。
龍が如く6では、藤沢は広島・尾道仁涯町にある、実家の豆腐屋を継いでいた。
妻『美咲』と息子『崎斗』もいて、美咲は教育ママのような厳しい性格をしており、
家庭円満ではなかった。そこに桐生一馬が間に入って手助けした。
龍が如く7では、藤沢は実家の豆腐屋の事業が成功したようで、
横浜・伊勢佐木異人町にて、ドラゴンカートを経営していた。
ドラゴンカートは、ゴーカートを改造して横浜の街並みを爆走するレース。
大会なども開催しており、自身が伝説のレーサーにもなっていたが、春日一番に敗北した。
龍が如く7外伝では、藤沢は直接登場することはなかったが、藤沢について語られていた。
大阪・蒼天堀の文左衛門筋で、マスターとランがポケットサーキット『CourStar』を経営していた。
CourStar(コースター)を経営するマスターは、かつてのポケサーブームは過ぎてしまったが、
最近人気が復活したとかで、店をオープンしたばかり。
マスターは人生のどん底だったときに、藤沢と出会ってポケサーを教えてもらったという。
そしてポケサーを通じて人々と触れ合い、藤沢に相談に乗ってもらって、生きる気力が出たと話す。
龍が如く8では、藤沢はポケサー株式会社の社長になっていた。
神室町の七福通り西には、ポケットサーキットがまだ存在しており、
社員のファイター・村中がポケサーファイターとして経営していた。
ファイター・村中
キャラクター | ファイター・村中(むらなか) |
---|---|
性別 | 男性 |
登場作品 | 龍が如く8 |
備考 |
|
ファイター・村中は、ポケサー株式会社でポケサーファイターをやっている。
第一次ポケサーブームは体験していない若者。年齢は30代。
神室町の七福通り西にあるポケットサーキットのポケサーファイターなので、
おそらく3代目・ポケサーファイターなのかもしれない?
一時は廃れてポケサースタジアムが無くなったが、最近リバイバルブームが起きたことで、
再び全国的に人気が出始めて、新しい社長(藤沢)が就任したという。
ファイター・村中が産まれた頃は、すでにポケサーの人気に陰りが見え始めていた頃だったが、
本人がポケサー好きで、小学校から帰ったら毎日カスタマイズして楽しむほど。
そしてポケサーをやってるうちに友達が増えて、はじめて居場所ができた気がしたと話す。
ポケサーファイターとしての仕事では、子供たちからは嫌われていた。
桐生一馬がその光景を偶然見ていて、桐生一馬が「最速マシンのカスタマイズ知識よりも、
子供たちが望んでいることは何だ?速いマシンを教えるからファイターに憧れたのか?」と悟した。
子供だった頃、友達のいない村中に、ファイターが寄り添ってくれたことに感謝したことを思い出しだ。
そして子供たちともう一度話をしようとして第三公園へ向かったところ、
子供たちがチンピラからポケサーのマシンをカツアゲされていた。
ファイター・村中が勇猛果敢に子供たちを逃し、チンピラたちに喧嘩を売ったがボコられて気絶。
そこに桐生一馬が助太刀に入り、チンピラをボコって気絶させて第三公園を離れた。
子供たちが戻ってくると、ファイター・村中がチンピラを撃退したものと勘違いして感謝された。
喧嘩に巻き込まれて大変な目にあっていると、ポケサー社長が聞いて、第三公園に駆け付けると、
ファイター・村中が活き活きした目をしていたので、理由を聞くと「カズマ君のおかげかな」と返事し、
ポケサー社長が桐生一馬との思い出を軽く語った。