サイコブレイク2についての内容
サイコブレイクの続編にあたる三上真司氏の第2弾サバイバルホラーゲーム
サイコブレイク2(PSYCHO BREAK2)は、前作のサイコブレイクの続編で、
今作もバイオハザードの生みの親・三上真司氏によるサバイバルホラー作品です。
海外では『The Evil Within』で発表しているが、日本では「Within」という意味が
分かりづらいこともあり、『PSYCHO BREAK』というタイトル名になっている。
意味は『どこか壊れている、狂った世界を生き延びる』という意味合いで付けられてます。
サイコブレイクはバイオハザードのように、フィールドに落ちているアーカイブと呼ばれる
ゲームのヒントとなるメモ帳だったり、武器や弾丸、アイテムを収集しつつ、
凶悪なクリーチャーを倒しながら、チャプター毎に分かれたストーリーを進める内容でした。
今作は続編ものだが、事前情報なしで前作のサイコブレイクをプレイしていなくとも、
対立の構図や設定が理解できる作りになっており、
サイコブレイク2を先に攻略してから、セバスチャンの過去や事件について、
さらに詳しく知るために、前作をプレイして知っていく楽しみ方もあるようです。
サイコブレイク2のストーリーと舞台
今作の主人公もセバスチャンが主人公
サイコブレイク2の主人公は、今作もセバスチャン・カステヤノス。
前作ではルベンや組織『メビウス』が創り上げた、人間の精神を繋ぎ合わせて意識を共有できる
装置『STEM』の精神世界から無事に脱出できたセバスチャン。
ルヴィクの狂気とシンクロしたことで、クリーチャーが襲って来る悪夢のような世界観だった。
サイコブレイク2ではSTEMからの脱出後、セバスチャンの話を信じる者は誰もおらず、
やがて孤立して警察官もクビになったが、真実を突き止めるために3年間調査を行っていた。
手がかりが得られない状況が続いて精神不安定だったが、前作のゲーム開始前から火事で亡くなった、
セバスチャンの娘・リリーは、実はメビウスに捕まって生きているとジュリ・キッドマンから知らされる。
セバスチャンは、元部下で裏ではメビウスのスパイだったキッドマンを信用してなかったが、
娘のリリーを救出し、自らの人生を取り戻すために、
再びSTEMが創り上げた悪夢のような精神世界へ挑むことになる…
舞台は広いフィールドを持つユニオン
サイコブレイク2の舞台は『ユニオン』と呼ばれる、
セバスチャンの娘・リリーの心のコアで築き上げた新しいSTEMが舞台です。
前作のようにSTEMが作り出した隔離された世界観で、危険なクリーチャーたちが徘徊している。
セバスチャンがユニオンの秘密を解き明かしながら、謎の組織『メビウス』の企みを探っていく。
今作は敵がクリーチャーだけではなく、戦場カメラマンから前衛芸術家になった
悪趣味な写真家のステファノ・ヴァレンティーニや、創造の神になろうとしている神父のセオドアなど、
STEMに自らの願望をゆだねた殺人鬼たちもユニオンにいる。
彼らは自分たちの拠点を持ち、おぞましいクリーチャーを飼っている。
また自分らの目的達成のためにリリーを必要としており、
殺人鬼たちの身の毛のよだつエリアを進まざるを得ない状況となっている。
セバスチャンに潜む恐怖に立ち向かいながらも、数々の試練を乗り越えることになるだろう。
サイコブレイク2のゲームシステム
基本システム、バトル要素
全体的にサイコブレイク2のゲームシステムは、
前作と比較するとそれほど大きな変更点は見られないが、
いくつか機能が強化されて、プレイヤーの好みのスタイルで遊べるようになりました。
前作ではひたすら一本道を探索しながら、ゲームを進めていく流れでしたが、
サイコブレイク2ではゲーム序盤から行ける広めのエリアが用意されている。
オープンワールドという広さではないが、自由行動が可能で自分のペースで探索できる。
とくにプレイヤーに強制させた作りではないので、ストーリーを優先して進める方向性でもいい。
住宅地が広がるエリアでは、キッドマンと連絡が取れる『コミュニケーター』という通信機を使い、
そこらで流れている電波をキャッチしてサイドミッションを開始できる。
サイドミッションを攻略すると、情報や武器・素材を入手したり、次の展開が発生することも。
その他クラフト要素に関わるガレージや、コーヒーを飲んで体力を回復させれる場所などもある。
セバスチャンの能力のアップグレードには前作のようにグリーンジェルを集め、
タティアナがいる所でスキルツリー状に組まれている、運動能力に関わる成長要素を強化していく。
新要素としてアビリティが加えられ、例えばカバーした状態からスニークキルを行ったり、
クリーチャーに捕まったときに瓶を使って逃げたりできるスキルを習得できます。
武器のアップグレードに関しては、複数箇所にあるワークベンチで
武器パーツ『ギア』などを使用して強化できる。それで武器の性能を伸ばすカスタマイズができる。
前作はフィールドで銃弾や回復アイテムを拾っていたが、
サイコブレイク2では銃弾や回復アイテムを、ワークベンチで作成することが可能になった。
クリーチャーについて
クリーチャーなどは前作のサイコブレイクと比較すると、比較的新しい種類のクリーチャーが多い。
前作ではホーンテッドと呼ばれるクリーチャーはロストという名前に代わった。
とはいえ、前作から存在していた一部のボスキャラなども登場します。
- ■サイコブレイク2のクリーチャー
-
- ロスト:
オーソドックスなゾンビタイプの敵。群れでいることが多く、斧を装備してることも。 - ヒステリック:
ロスト風の外見だが独り行動が基本。包丁を持った女性ゾンビ。 - グラットン:
ロストが丸々太ったようなゾンビ。体を膨らませて自爆攻撃をしてくる。 - ラメント:
長身でガリガリに痩せたゾンビ。悲鳴を上げて口から酸性の液体をかけてくる。 - スポーン:
四つん這いに地を這うように移動し、3つある頭部で噛みついてくる。 - アニマ:
幽霊のように突如現れる女性のクリーチャー。壁などをすり抜けて移動できる。 - ガーディアン:
ステファノが作り出した凶悪なクリーチャー。何度か笑いながら登場する。 - オブスキュラ:
ステファノがカメラと女性から作り出したクリーチャー。時間を止める能力がある。 - アパーチャー:
上空に浮いている巨大な目玉のようなクリーチャー。ステファノが作り出した。 - ディサイプル:
セオドア神父が作り出したクリーチャー。ロストが炎に包まれたような外見。 - ハービンジャー:
マスクとボンベを装備し、火炎放射器で燃やしてくるセオドア神父の信者。 - サディスト:
サイコブレイク1から存在し、殺人者の意識と被験者の意識を取り込んだクリーチャー。 - キーパー:
サイコブレイク1から存在し、ルベンの意識が作り出した金庫頭のクリーチャー。 - ラウラ:
サイコブレイク1から存在し、ルベンの意識が作り出したルベンの姉のクリーチャー。 - アルベド:
ロストに似た石膏のような敵。普段は固まってたりする。マイラにより生み出される。 - ウォッチャー:
マイラにより生み出された白色の液状クリーチャー。長い首で監視している。 - エフィジー:
マイラにより生み出された大型のクリーチャー。電柱を武器に攻撃してくる。 - メイトリアーク:
マイラがクリーチャー化したもの。普段はローブを来た人間サイズで移動する。
- ロスト:
その他:サイコブレイク2に関連する内容
最高難易度は『悪夢-AKUMU-』モードとは違う名前で登場する。
セバスチャンを成長させれず、セーブ回数も制限されており、チェックポイントが無い。
周回プレイすると良い武器が解放されたりする要素は今回もある。
その他、エイム(照準)のアシスト機能のON/OFFなどがある。
サブ武器の『マッチ』を使って燃やすシステムが無くなった。
PS4はインストールに約33GB使う。セーブ容量は最大72MBで、セーブ保存は最大10スロット。
サイコブレイク2のディレクターは、前作のDLC製作の頃からディレクターを任せられた
ジョン・ジョハナス氏がディレクターを務め、
三上真司氏はエグゼクティブ・プロデューサーとして開発を指導している。
サイコブレイク2の開発は2015年の夏頃で、主人公はセバスチャンと決まっていた。
日本語版のサイコブレイク2はCERO Z指定で発売される。
表現の規制に関しては海外版とほとんど違いはなく、見比べてようやく分かる程度に抑えられている。
規制に気にすることなく海外版と同じ感覚で描画されている。
サイコブレイク2のメインテーマ曲は、Duran Duranの『Ordinary World』のカバー曲。
歌詞とかは、ゲームの世界観とはとくにリンクされていない。
2017年12月14日~2018年1月15日まで、サイコブレイク2の体験版『PSYCHOBREAK2 TRIAL』が
期間限定で配信された。セーブデータは本編購入時にも引き継げて遊べる。
2018年2月14日に配信された無料アップデートで、FPS(主観視点)モードにできるようになった。
OPTIONSの項目からTPSとFPSの切り替えができる。
三人称視点になったことで、より街のスケールが大きく見え、ホラーを感じられる。
FPSの切り替え設定は、PS4、Xbox One、PCのどのハードにも実装された。
製品名 |
|
---|---|
ゲームジャンル | サバイバル・ホラー |
ゲームハード |
PS4、Xbox One、PC |
メーカー |
|
発売日 | |
希望小売価格 |
7980円 |
CEROレーティング |
CERO Z |
その他 |
項目 | 最小スペック | 推奨スペック |
---|---|---|
OS | Windows7、8.1、10(64bit) | Windows7、8.1、10(64bit) |
CPU |
Intel Core i5-2400、 AMD FX-8320 |
Intel Core i7-4770、 AMD Ryzen 5 1600X |
メモリ(RAM) | 8GB | 16GB |
GPU | NVIDIA GTX 660 2GB、 AMD HD 7970 3GB |
NVIDIA GTX 1060 6GB、 AMD RX 480 8GB |
ハードディスク | 40GB以上の空き容量 | 40GB以上の空き容量 |
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