ストーリー

前作後、セバスチャンは家族も職も失いながらも事件の真相を調査する
前作のサイコブレイクの出来事の後、STEMから脱出できた主人公のセバスチャン。
あの惨劇により恐怖の記憶が植え付けられたが、彼はそこから逃げようともせずに、
災いをもたらした悪夢の原因が何だったのかを突き止めようと、
刑事の信念を持ち続けて3年間調査を続けていた。
謎の組織『メビウス』の狙いとは? STEMの目的とは?
メビウスがSTEMを使い、人間の精神を繋ぎ合わせて意識の共有化を行うことで、
「世界に平和と秩序をもたらす」と考えているが、本当の目的は何なのか分からない。
前作のサイコブレイクの出来事が起きる以前には、
セバスチャンの娘・リリーは火災事故で命を落とした。
その後、娘の調査に深入りしていた妻・マイラはセバスチャンの元を去った。
さらにセバスチャンがメビウスに巻き込まれたことで、彼の人生は崩壊。
そしてビーコン精神病院で起こった凶悪な連続殺人事件の現場へ向かう。
殺人鬼の心の中で作られた精神世界に捕らえられるも、なんとか脱出を果たした。
ビーコン精神病院で起こった出来事は誰からも信用されず、
また調査では何も見つけれなかったどころか全てを失った。
事件の手がかりを握っていた者は全員死ぬか、もしくは行方不明になり、
おまけに自分の部下だったジュリ・キッドマンはメビウスの手先だと知る。
セバスチャンは警察の中でも孤立して、やがて警察をクビになった。
家族も職も失って精神不安定となり、止めたはずの酒にも手を出すようになった。
亡くなったと思っていた娘のリリーを救出するために再びSTEMへ向かう
しかし、わずかな希望の光もあり、
突然キッドマンがセバスチャンの前に現れて、リリーは生きていると話す。
新たなSTEMを創り上げるために、リリーはメビウスに利用されているのだという。
セバスチャンは、あの悪夢の原因の一つにあたるメビウスのスパイだった
キッドマンを信じれずに葛藤していたが、
娘のリリーを見つけて救うために、自身の人生を破滅に追い込んだ元凶の
『メビウス』に協力することを余儀なくされる。
- 贖罪の物語:
自らの人生と娘を取り戻すべく、セバスチャンが再び悪夢の世界に踏み入れる。
- 恐怖の世界:
目に映るものをそのまま信じることができない世界。
じっくり探索するも、急いで走り抜けるも、準備を怠ってはならない。 - 生き残るための選択:
物陰から攻撃するか、逃げ回るか、それとも正面突破するか、
限られた弾薬をどう活かすかはあなた次第。 - 忌まわしい敵との対峙:
残虐な敵から生き延び、セバスチャンの贖罪を手助けする者、また迷い込ませる者、
誰を信じるかの判断が重要となる。 - 心を蝕むホラーサスペンス:
至る所に恐怖と危険が待ち受け、不穏な雰囲気に満ちたゆがんだ世界は心をかき乱す。
舞台

サイコブレイク2の舞台は、リリーの心のコアを築いた精神世界『ユニオン』
サイコブレイク2の舞台となるのは、セバスチャンの娘・リリーの心のコアで作られた
『ユニオン』と呼ばれる新しいSTEMが舞台となる。
前作のSTEMとは別の世界で、セバスチャンにとっては未知の舞台となります。
崩壊しつつあるSTEMの世界で生き延び、行方不明のリリーを見つけるため奮闘することに。
リリーが永遠にSTEM内で姿を消す前に見つけ出さなくてはならない。
前作のように閉鎖的でクリーチャーが出没する危険な世界観で、
ビーコン精神病院のような場所もあれば、荒廃した街なども見られる。
一見、アメリカの小さな田舎町にも見えるが、中に入れば穏やかさとは無縁な場所だと分かる。
それは意図的にメビウスが見せかけているが、内部では恐ろしいことが起き、崩壊寸前になっている。
メビウスは、セバスチャンがユニオンの崩壊を救える唯一の人物かもしれないと考えている。
コア無しではSTEMは成立しないし、リリーの精神が壊れればユニオンも崩壊してしまう。
またユニオンではSTEMに願望をゆだねた殺人鬼たちが作った拠点のような所もあり、
身の毛のよだつエリアを進んで行くことを余儀なくされる。
序盤で行ける住宅地のエリアでは、思い思いにサバイバルな探索が可能で、
マップの自由度もそこそこ広がっている。
ユニオンにはセバスチャンの前に送り込まれ、理由を抱えて生き残っている人々もいる。
そういった人々を探して情報収集をしたり、
フィールドで弾薬やアイテムを入手、道中ではサイドクエストを攻略したりと、
ユニオンの秘密を解き明かしながらメビウスの企みを探っていく物語。