セバスチャン・カステヤノスの人物像

セバスチャン・カステヤノス
名前 セバスチャン・カステヤノス
(Sebastian Castellanos)
登場作品 サイコブレイク
サイコブレイク2
性別 男性
年齢 38歳(サイコブレイク)
身長 182cm
体重 79kg
所属組織 クリムゾンシティ警察

サイコブレイクのセバスチャンについての内容

セバスチャンとキーパーの画像

セバスチャン・カステヤノスは、サイコブレイクとサイコブレイク2の主人公。
DLCではジュリ・キッドマンやキーパーが主人公となっている。
ゲーム序盤の頃に着ていた愛用のトレンチコートは、かつて妻から送られたもの。
年中着ていて何故か洗おうともしなかったが、STEMに送られた後に大事なコートを無くしてしまう。


セバスチャンの職業はクリムゾンシティの警察官。
20代の頃は異例の早さで昇進し、ゴールドバッジを入手できたことから、
若い頃から実績を上げて優秀だったと推測される。



ナイフや銃などは装備しているが、とくに超人的な能力は身に着けていない中年刑事の設定。
彼の服装と装備は古臭く、そういったデザインはサイコブレイクの世界観の変化に反映している。
タフガイな性格過ぎてもプレイヤーに無敵感を与えるし、逆に恐怖に怯えすぎれば
生存能力ない人に思えるし、どちらか極端に偏らないバランスの取れた設定でデザインされてます。


ゴールドバッジを獲得した頃の本人は、勤務時間が待ちきれず、天職だと思っており、
刑事の制服は着なくてもいいし、給料アップも悪くないと感じているほどだ。

しかし刑事としては有能だが人間関係は不器用。考える前に勘や経験を優先しがちで行動するタイプのため、
周囲を巻き込むこともあり、ジョセフ以外のパートナーとは長くは続かなかったのだという。



ゴールドバッジを獲得した当時のパートナーを勤めてたマイラ・ハンソンとは結婚し、
翌年には娘のリリーが生まれる。
順風満帆な人生かと思いきや、クリムゾン市郊外のパークリッジ住宅街で起こった火事に巻き込まれ、
リリーが5歳の若さで亡くなったことでセバスチャンはひどく絶望した。


セバスチャンは仕事中、これまでに友人や戦友が死んでいくのは何度も見てきたが、
我が子を失った辛さには耐えきれず、仕事への意欲は無気力となり、
心の痛みを紛らわそうと酒(ウイスキー)を飲まないと眠れない状態になっていた。


妻のマイラも嘆き悲しんでいたが、密かにリリーの死の捜索を続けており、
娘の死は事故ではなかったという真実に辿り着く。
マイラは、セバスチャンに手紙と操作ファイルのコピーを託して失踪してしまったのだ。

セバスチャンがジョセフに、マイラが出ていったことを告げるシーン

▲キッドマンがクリムゾン市警察署に来る前の、セバスチャンとジョセフの過去の出来事を見るシーン。


手紙にはマイラが真相に深入りしすぎたことで、二度とセバスチャンとは遭えないかもしれない。
またこの手紙を読んでいるということは、事態は最悪の結末を迎え、
事件の真相やマイラの狂気からセバスチャンを守るために隠し続けてきたと書いてあった。
具体的に何だったのかは不明瞭だが、ひとつ言えることはリリーの死は事故ではなかったということ。


その書類を警察の上層部に見せるべきか悩んでいたが、警察側もマイラの失踪は事件と認めたが、
セバスチャンは家族だし、犯人かもしれないとでも思っていたのか捜索は取りやめた。
それでもセバスチャンは家族のために単独で探し続けた。



セバスチャンは恐喝・脅迫・暴行を行ったり、
職務外の単独捜査で署のリソースを使ったりしてたため、当時パートナーだったジョセフは
「セバスチャンが免職・殉職するのではないのか」と心配して内部告発を行った。


ジョセフとの関係は修復されていないが、彼が心配して助けようと告発を行ったことは
セバスチャンには分かっており、ジョセフに対して頼りにしている面もある。

ジョセフがセバスチャンを内部告発したというシーン

▲セバスチャンが警察署長の前で陰謀説を唱えたりと、ジョセフはやり過ぎだと過去に警告していた。


そしてチャプター1のビーコン精神病院で、大量の殺人事件が起こったと緊急の連絡が入り、
パトカーに乗ってセバスチャンたちが現場へ向かった。
捜索中に監視カメラを調べている時にルヴィクに攻撃を受け、STEMへと送り込まれてしまった。
それは偶然場に居合わせて送り込まれたのではなく、メビウスから指示されたキッドマンが原因にあたる。



サイコブレイク開始前のセバスチャンの年表

年月 内容
2004年11月

セバスチャンが仕事で昇進し、ゴールドバッジを手に入れる。

2004年12月

セバスチャンが刑事として初勤務。
新しいパートナーのマイラ・ハンソンになる。

2005年2月

午後にマイラが追跡中だった犯人に撃たれて殺されかけた。
その場にセバスチャンが居て、マイラは助かった。

2005年3月

セバスチャンのパートナーがジョセフ・オダに変わる。
セバスチャンはマイラのことが好きだったので告白する。

2005年9月

17日12時30分にクリムゾン市のヴェランダ・ホテルにて
セバスチャンとマイラが結婚式を行った。

2006年7月

18日9時56分にセバスチャンの娘・リリーが生まれる。
体重は7ポンド3オンス、身長は14cm。

2009年6月

16日にリリーの幼稚園・初登校日。

2012年2月

11日の午後、クリムゾン市郊外のパークリッジ住宅街で火災発生。
警察は放火の疑いで捜索したが、
調査結果は電気配線のショートにより出火したものと思われる。


消火活動を行ったが屋敷は全焼し、2体の遺体が発見される。
リリー・カステヤノス(5歳)とベビーシッターのファニータ・フローレス(56歳)が
煙と炎に巻き込まれて逃げ切れなかった。
セバスチャンは、我が子を失った辛さから酒浸りになる。

2012年8月

セバスチャンに新米の教育係を押し付けれ、ジュリ・キッドマンを任せられる。

2012年9月

1日にマイラが居なくなり、連絡が付かなくなる。
マイラの車・PC・私物の一部が無くなり、セバスチャンの元から居なくなった。

2012年12月

20日にマイラからの捜査ファイルがセバスチャン宛に届く。

2013年3月

セバスチャンが職務外の捜査を単独で署のリソースを使ったり、
恐喝・脅迫・暴行などを行っていることをジョセフ・オダにより内部告発をされる。



サイコブレイク2のセバスチャンについての内容

カステヤノス家の家族

▲左からセバスチャン、リリー、マイラの3人家族の写真。


かつては愛する家族に囲まれた優しい父親、仕事では凄腕の刑事だったが、
謎の組織『メビウス』に巻き込まれてからは、家族を失い、職も失いボロボロ。
そのため性格は荒っぽくて近寄り難く、どこか冷めた性格になっている。


しかし自分の人生を壊したメビウスについての調査は続けており、
刑事としての信念は今でも持ち続け、善悪に対する判断力は依然として変わらない。
調査にのめり込むも確かな手がかりは得られず、事件に関わる者は死ぬか行方不明になる。
やがてセバスチャンの精神は不安定になり、やめたはず酒をまた飲むようになった。


そんな中、キッドマンが彼の前に現れ、リリーはまだ生きており、
メビウスに利用されてSTEMで新たな精神世界を創り上げていると告げられる。
セバスチャンはキッドマンのスパイ行為により、前作の悪夢のようなSTEMへ送り出されたので、
最初は彼女のことを全く信用していなかったが、娘のためにユニオンへ向かうことになる。



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