春日一番
キャラクター | 春日一番(かすが いちばん) |
---|---|
性別 | 男性 |
登場作品 | 龍が如く7~8 |
声優 | 中谷 一博 |
備考 |
|
春日一番は、龍が如く8の主人公の一人。
元極道者たちを一人残らず社会復帰させるという、渡世の親・ 荒川真澄の遺志を受け継ぐべく奮闘している。
自身の母親・茜がハワイで存命であることを知らされ、戸惑いながらも渡米を決意。
そして地上の楽園で裏社会の伝説的存在・桐生一馬と再び相まみえることになる。
龍が如く8の春日一番について
龍が如く8の春日一番は、横浜・伊勢佐木異人町にあるアパートを借りて住んでいる。
仕事は『ハローワークみさき』の契約社員として仕事をしてます。
仕事内容は求人相手の接客をしており、ヤクザのようなコワモテがやって来ると、
職員から頼まれて春日一番に接客を任されるが、春日一番もそれを望んで求人案内を行っている。
東城会と近江連合が同時に解散したことで、元ヤクザたちは無職で溢れた。
極道という身分もあり、元暴5年条項の件で、普通に就職できない状況下にある。
春日一番は『ハマの駆け込み寺』『ハマの英雄』と呼ばれており、
元ヤクザに対して仕事を見つけてくれるため、ヤクザ界では有名な人になっている。
龍が如く7では都知事と警察の犯罪を暴いたことで、
一般人からは世直しヒーロー的な眼差しで見られている。
そのため元ヤクザたちが、藁にもすがって春日一番を頼ってやって来る。
行き場のない元ヤクザを一人残らず社会復帰させる夢が、
荒川真澄の意志や受け皿として、春日一番なりの恩返しだという。
桐生一馬
キャラクター | 桐生 一馬(きりゅう かずま) |
---|---|
性別 | 男性 |
登場作品 | 龍が如く1~8 |
声優&フェイスキャプチャー | 黒田 崇矢 |
備考 |
|
桐生一馬は、龍が如く8の主人公の一人。
かつては極道として裏社会で名を馳せたが、現在は政財界で暗躍する
フィクサー『大道寺一派』のエージェントとして素性を隠し生きている。
一派の任務でハワイに訪れるが、そこで再び春日一番と運命が交差することになる。
龍が如く8の桐生一馬について
大道寺一派のエージェントとして、ある人物の人捜しと身柄確保の仕事のためにハワイへ来ている。
情報収集しているときに、たまたま春日一番を見つけた。
春日一番と一緒に茜の家に到着すると、桐生一馬が追っていた人物が茜のことだったと判明した。
龍が如く8の桐生一馬はガンで、余命半年と医者に言われている。もう転移が進んでいて手術どころじゃない。
ガンの直接の原因かどうかは不明だが、2020年に低レベル放射性廃棄物・一時貯蔵施設で働いていた。
フォークリフトで廃棄物を運んでいた従業員が突然の発作で事故を起こし、
汚染された放射性物質が貯蔵施設内に溢れ出て、その従業員を桐生一馬が助けた。
その時、ドラム缶がガスマスクにぶつかって破損したことで、桐生一馬は放射能を軽く吸い込んでしまった。
もっとも桐生一馬が、「何故そんな仕事をしていたのか?」と疑問が残るが、
裏社会を抜けると、その後の人生でやれることは限られてくるという。
大道寺一派にも断りを入れて自分から志願し、誰かがやらなきゃいけない仕事を真っ先に足を踏み入れた。
桐生一馬もそんな人になりたいと思ったからだという。
また、そうでもしないと、自分が腐っていくのを止められたかったと話す。
エリック・トミザワ
キャラクター | エリック・トミザワ |
---|---|
性別 | 男性 |
登場作品 | 龍が如く8 |
声優&フェイスキャプチャー | 井口理 |
備考 |
|
エリック・トミザワは、ハワイで暮らすタクシー運転手。
ハワイを訪れた春日一番は、彼のタクシーに乗り合わせることになる。
日本語が通じるうえに陽気で愛想の良いトミザワと春日は意気投合するが・・・・・・
トミザワは日本には行ったことはないが、父親が日本人なので、日本語が喋れる。
母親はハワイの人。春日一番からは、「トミー」とあだ名で呼ばれている。
トミザワは山井豊に借金をしており、稼ぎ口がなかったため、
車を貸してタクシードライバーをさせていた。
カモになりそうな客をタクシーに乗せては、拳銃で脅して金を巻き上げている。
山井豊の下っ端として働いていたが、茜の家で春日一番にピストルを向けたところ、
「俺らが力になる。山井からお前を守ってみせる」と言われて、トミザワは春日一番を信じ、
山井豊にピストルを発砲して裏切り、春日一番の仲間になった。
トミザワは、もとからタクシードライバーだったという。
稼ぎはショボかったけれども、惚れた女性『マリー』がいて、妊娠もしていたので幸せだった。
2012年10月7日に強盗事件が起こり、被害者は名うての不動産会社社長のコニー・タナカ。
マリーが妊娠6ヶ月のときに、家に警官が押し寄せて、トミザワは逮捕されてしまった。
罪状はタクシーを襲って、会社の社長から大金を強奪したと、バラクーダのボスに濡れ衣を着せられた。
でっち上げの目撃証人も多く出てきて、懲役5年の裁判になる。
弁護士に言わせると、無罪を主張してたら15年は刑務所から出られないということなので、
仕方なく5年間刑務所暮らしを選んだという。
トミザワが刑務所に入ると、マリーは一度だけ面会に来て、腹の子供は流産したと言い、
刑務所を出た頃にはマリーの行方は分からなくなっていた。
トミザワは復讐のために銃を購入し、
バラクーダのボスが行きつけの第5地区の近くにある高級レストランを監視したという。
ついにその時が訪れたが、バラクーダのボスを殺す前に身体が震えて、一歩も足を踏み出せなかった。
そして、借金をきっかけに山井豊に取り込まれた。
バラクーダと張り合おうとしていたのは山井豊くらいだったし、
山井豊のところにいると、そっちの方がまだバラクーダと張り合ってる気でいたと話す。
トミザワが春日一番たちの仲間になったことで、
バラクーダの総帥・ドワイト・メンデスを追い詰め、トミザワがマチェーテでドワイトを殺そうとした。
しかし、ドワイトがトミザワに事件の濡れ衣を着せたことを認めて、
そして「不二宮千歳に関わる情報を全部捨てて忘れろ!」と誓わせ、ドワイトを殺すことはなかった。
またドワイトが裏切らないようにするため、怖気づいて小便を漏らす様子をスマホで撮影しており、
裏切ったら写真をバラ撒くと脅した。
トミザワはドワイトを殺したところで、バラクーダが壊滅する分けでもないので、
生かして管理させた方がいいと考えた結果だった。
不二宮千歳に関わる情報を消すように言ったのは、千歳がドワイトの所へ案内する際、
ドワイトを裏切って危険な道を選ばずに、春日一番たちを救ったこともあり、その恩返しなのだという。
不二宮千歳
キャラクター | 不二宮 千歳(ふじのみや ちとせ) |
---|---|
性別 | 女性 |
登場作品 | 龍が如く8 |
声優 | 伊波杏樹 |
備考 | 旧財閥系の名家 |
不二宮千歳は、ハワイで家事手伝いをしているという女性。
とあるきっかけでハワイを訪れた春日と出会うことになる。
穏やかで品性を感じさせる物腰だが、人に言えない事情を抱えているらしく・・・・・・
春日一番は千歳を「チーちゃん」と呼んでいる。
茜のメイドというほど本格的ではなく、買い物や家事の手伝いをしている。
本業は大学生で、じいやと一緒に留学でハワイへ大学に来ている。
不二宮千歳は、茜の家に週4日通い、料理や掃除のアルバイトをしていた。
10日前から茜が突然家に帰宅しなくなり、ドアに鍵がかかっていて中に誰もいなかったという。
不二宮千歳が通うハワイ州は、留学生のアルバイトを禁止しており、
警察に茜の留守を届けることで、不法就労がバレると思って通報はしなかった。
そして茜の家では、一ヶ月分の給料を取りに行ったところ、春日一番が家に訪ねて来て、
酒を飲ませて酔わせてから、身ぐるみを剥がしてアロハビーチへ捨てた。
事情を説明しても理解されなかったと思うし、警察に突き出されると不法侵入に窃盗罪で終わるため、
そんな感じで春日一番を茜の家から追い出す必要があった。
その後、不二宮千歳は第5地区へ春日一番のパスポートを利用して潜り込んだが、
理由は不二宮千歳の実家が旧財閥系の名家だったから。
不二宮家は看板を守るためなら、どんなことでもする狂った人々の集まりだったので、
警察に捕まって、実家にバイトの件がバレたら怖くなったため、身分を隠して警察も手が出せない
第5地区へ潜り込めればと思って逃げ込んだ。
実家が旧財閥系の名家なら、実家から仕送りしてもらって、
「たかが一ヶ月分のバイトくらい放おっておけば良かったのでは?」と矛盾を感じるところもあるが、
千歳曰く、金持ちが金持ちになる理由はケチだからだそうだ。
第5地区に入ると、すぐにバラクーダのボスの所へ連れて行かれたが、とくに何もされなかった。
そして「部屋から出るな」と言われていたが、こっそり抜け出して探索したという。
ボスの書斎のゴミ箱から、茜の住所や電話番号、身長や顔などの特徴が書かれた用紙が見つかり、
そして手下に見つかって逃げたと、春日一番に話したが嘘だった。
実際はバラクーダに捕まってしまい、そこに春日一番が侵入した知らせをバラクーダが聞き、
春日一番がバラクーダのボスに会いたいがために、千歳はドワイトの命令で案内した。
わざと危険な道のりへ誘導するように言われていたが、千歳が途中でドワイトを裏切り、
ルートを変えたことで春日一番たちがドワイトの元へ辿り着けた。
千歳は春日一番の方に付いた方が都合が良いと考えて、ドワイトを裏切った。
ましてやドワイトの命令を聞いても生かされるか分からない。
不二宮家は、千歳にとって家や家族や血縁は大嫌いで、
一般的にはキレイに聞こえる言葉でも、人生をずっと呪いのように縛り続けている。