ジョエルの人物像

ラストオブアス2に登場するジョエル
名前 ジョエル・ミラー(Joel Miller)
登場作品 ラストオブアス1
ラストオブアス2
性別 男性
声優 日本語:山寺 宏一
英語:Troy Baker
モーション Troy Baker

ジョエルについて

パンデミック前のジョエルとサラのカットシーン

ジョエルはラストオブアス1の主人公。
40歳後半ぐらいの年齢で、ラストオブアス2では50代になっている。
子供の頃になりたかった夢は歌手。


弟はトミー。娘はサラ
ジョエルの妻は不明で、ゲーム中に描かれることはなかった。
亡くなったのか、離婚したのか分からない。


ジョエルの性格は年代によって異なり、愛娘のサラを亡くすまでは良い父親に見えた。
パンデミック後は、生きるためなら手段を選ばない冷酷な性格に変わり、
サラを亡くしたことで愛を捨てた男になってしまった。


トミーはジョエルが必要だと思い、ジャクソンの水力発電所でジョエルと再会した時に、
ジョエルとサラの映った家族写真を手渡すと、ジョエルは受け取ろうとしなかった。
エリーの旅路が終わりそうな頃に、エリーがジョエルに家族写真を渡すと、
「どんなに頑張っても過去からは逃れられないな。」と写真を受け取った。


ラストオブアス2では、ジョエルは闇取引や運び屋は辞めて、
エリーと共にジャクソンで暮らしている。エリーにはギターの弾き方を教えたりしているが、
最近はエリーとの関係はあまりうまくいってはいない。

ジョエルの歴史

サラが軍の兵士に撃たれるシーン

ラストオブアス1のゲーム開始時、ジョエルはアメリカ・テキサス州オースティンで暮らしていた。
サラと生活していて、弟のトミーとは電話で連絡を取り合っていたので、
とくに仲が悪いといったこともなかった。


パンデミックが本格的に発生すると、自宅にランナーが侵入してきたので銃殺し、
サラを連れてオースティンから離れようと、トミーと一緒に車で逃げた。
街はパニック状態で人々が逃げ惑い、ジョエルの乗った車は事故を起こし大破。


徒歩で逃げている最中に、軍の兵士と出会い、ジョエルは感染はしていないので
「助けてくれ」と頼んだが、その兵士は無線で上司らしき人物と連絡を取り合った後に、
ジョエルに向かって銃を乱射。その際に娘のサラが亡くなってしまった。



マーリーンにサラを託されたときの様子

サラが亡くなった後、20年後の夏。
アメリカ・マサチューセッツ州ボストンの隔離地域で、ジョエルは暮らしていた。
トミーとは意見の不一致で、世の中の見方が異なり、
「お前のツラなんて2度と見たくない」と言われて喧嘩別れ。


ジョエルは生きるために、仕事仲間のテスと闇取引や運び屋の仕事をしていた。
調達した武器を売って金にしようとしていたが、密輸業者のロバートに武器を
横取りされたのでロバートを殺し、ロバートがファイアフライに売ってしまった
武器を取り返そうと、ファイアフライのリーダー・マーリーンと交渉。


マーリーンは、エリーをファイアフライの医療チームがいる所まで運べば、
ロバートに奪われた武器を返すと約束した。
そしてエリーと共に、ボストンからジャクソンまで、危険で長い旅をすることになった。



テスと最後に別れるときのカットシーン

密輸の仕事で子供を運ぶことになったのは初めてで、
ジョエル曰く、自分の仕事のいいところは、運ぶ理由を知らずに済むことらしい。
なので最初はエリーを運ぶ理由や事情を聞くこともなく、エリーに対しても無関心。
旅路でエリーが感染していることに気付くと、仕事を放棄しようともした。


その間、テスが感染者に噛みつかれて感染してしまった。
ジョエルはエリーに感染免疫があるとは信じていなかったが、
テスは信じていたし、テスに対して義理もあったので、テスの最後の頼みで旅を続行。
ジャクソンではトミーに頼ったが、やっぱり自分でエリーを運ぶことにした。



マーリーンとジョエルの最後のシーン

ジョエルは最終的にエリーを、ソルトレイクシティのファイアフライの
医療チームがいる所まで運んだ。そこで旅が終わるはずだったが、
マーリーンはエリーを手術してワクチンを開発しようとしており、
その手術でエリーが死ぬことも理解できて、マーリーンや医療チームを射殺。


そしてエリーを連れ出して、車でトミーがいるジャクソンへ帰り、
ラストオブアス1の物語が終了した。ファイアフライはほぼ壊滅した状態だが、
エリーには「ファイアフライを見つけた。お前以外に免疫を持つ者が何十人もいた。
それにファイアフライは治療法の開発を辞めた。」と嘘を言った。



車内でエリーにファイアフライのことを告げるシーン

なぜジョエルの気が突然変わり、エリーを救うことにしたのかは語らなかったので、
想像に頼るしかないが、マーリーンのやり方が嫌いだったのだろう。
エリーの母親に頼まれた預かったマーリーンが、エリーの命よりもワクチンを開発する方が
もっと大切で、それしか方法がないと考えていた。


また、ジョエルもエリーと同じくらいの娘を亡くしているので、
サラと何かが被る家族愛があったのかもしれない。
エリーが犠牲になることで、世界を救うチャンスがそこにはあったものの、
ジョエルにとっては、エリーはそれ以上に価値があったのだと思われる。



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