ラストオブアス2特集 - State of Playの動画

2020年5月28日に、State of Playにてラストオブアス2特集の動画が放送されました。
約23分ぐらいの長めの映像で、ディレクターのニール・ドラックマンによるゲーム解説と、
未公開の最新プレイ映像を観れます。


ラストオブアス2の舞台、組織など

本作で描かれるのは前作から数年後の物語。
エリージョエルは、ジャクソンの町で暮らしています。この世界の脅威から守られた
比較的穏やかな生活の中で、19歳のエリーは自立して仲間との絆を築いていました。


しかし、平穏は長く続きません。ある凄烈な出来事によってエリーは報復と正義のために、
危険な外の世界に再び旅立ちます。この旅はエリーを新たな土地へと導きます。
雪に覆われたジャクソンの山々から、緑豊かな北西部まで、
多くの気候と屋内も含めた多様な環境が待っています。


精緻な職人芸と圧倒的スケールを 特製エンジンで実現し、
美しさだけではなく、実在感と本物らしさにこだわりました。



物語の大半は元隔離地域のシアトルの残存部で展開します。
さまざまな景観のある都市で高層ビルが連なる都心から、
美しい郊外や荒れた海岸まで、建築物・高低差・天候の 変化は驚くほど。


また今作では新たな移動手段や、脅威への対処法が使えます。
登ったり隙間を飛び越えたり、ロープを使って移動することで、
新たなエリアや資源、サイドストーリーを発見できる。


移動先が増えて戦闘の幅も広がりました。奇襲か迂回かも選べます。
いくつかのエリアはこれまでで最大の広さで、馬に乗ることで素早く移動できる。
冠水した地区ではボートも使えます。しかし、この美しい世界は危険に満ちてもいます。
それらがエリーの復讐に立ちはだかってくるのです。


■2つの組織

感染拡大と隔離地域の崩壊で、シアトルは係争地域に領土と資源を巡り、2つの勢力が争っています。
1つは『ワシントン解放戦線』略称の『WLF』とも呼ばれます。WLFは民兵集団で軍政への
抵抗組織から発展して今は街を支配しています。軍から奪った装備で武装し、組織化されています。
街の大半を占拠し 侵入者は投獄か殺害。


WLFと対立するのが『セラファイト』『スカー(傷痕)』とも呼ばれる狂信者で、
その名の通り顔に深い傷を自ら刻んでいます。WLFと同様、仲間意識と縄張り意識が強い。
また草木を巧みに使って隠れ、弓矢など無音の武器を使います。


■感染者の種類

生存者間の対立に加えて、文明崩壊の元凶も依然として存在します。
全人類の脅威である感染者。また本作では、新たな感染者も登場します。
更に恐ろしい感染者もいますが、プレイして確かめてください。


  • 感染から日が浅い『ランナー』は、数が多く攻撃的。
  • 『クリッカー』は視力は無いが危険。
  • 『ストーカー』は気配を消して、素早い攻撃で犠牲者を驚かせます。
  • 膿疱だらけの硬い皮膚を持つ巨体の『シャンブラー』は、
    犠牲者に近づくとガス状の酸をまき散らします。


アクション仕様について

これらの脅威を克服するには各戦闘への対処と、エリーの能力・装備・環境を
うまく活用しなくてはいけません。WLFは番犬を連れており、
エリーが隠れても追跡を止めない。番犬が匂いを嗅ぎつけるのです。


『聞き耳』で匂いの跡を確認し、移動し続けて敵を惑わしましょう。
感染拡大から25年、植物は伸び放題です。
草に隠れたり伏せれば 見えづらいですが、完全に隠れたとは言えません。
近距離なら草の中でも見つかります。ピンチなら逃げるのも一つの手。


ガラスを割り、隙間を通って、道を切り開き、奇襲をかけましょう。
どんな状況からも逃れて姿を隠し、形勢を挽回できます。
また戦わねばならない時は、様々な手段を使えます。



例えば俊敏さを生かして 走ったり回避できます。
敵の攻撃タイミングをつかんで避ければ、無傷で反撃の好機をつかめます。
物を投げたりしてひるませてからトドメを刺したり、敵を盾にして弾除けにしたり時間を稼げる。


また仲間が加わることも。仲間は探索や敵の発見に加え、戦闘でも協力してくれます。
生存者と感染者、複数の脅威に囲まれた場合は、新たな戦略を使ってみましょう。
敵を個別に倒すのも、敵同士を争わせるのも自由です。
そのまま逃げるもよし、敵を減らして戦うもよし。


比類ない緊張感と豊富な選択肢の両立が目標でした。
サバイバルガイドや素材を集めてアイテム・武器・エリーを強化できます。
スキルと強化ガイドで 自分だけのスタイルと体験が可能に。



また作業台では、武器を自由にカスタムできます。
部品を集めて武器の性能を上げましょう。


見た目も変わって個性の一部に。生き残れるかは見つけた部品や素材で、
何を作るのか次第でもあります。
設置爆弾・爆発矢・サイレンサーなど多彩なアイテムを作れます。


これらのシステムは全てエリーの旅へと没入してもらうため、
本作はノーティードッグ最大かつ最も野心的なゲームで、
本日公開した情報は プレイで味わえる体験のごく一部です。



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