PlayStation VR WORLDS

360ChannelとかLittlstar VR Cinemaとか、最近はいろいろと無料でVRコンテンツを試聴できるものが増えてきたが、いろいろとPSVRを遊んだ感想をまとめました。

つーか、PSVRは世界シェアで結局どのくらい普及したんだろ!? 日本ではまだ価格帯が高い理由と販売台数が少なかったこともあり、まだまだ好評とは言い難い感じだが、バンダイナムコではVRを使った大型VR施設を展開されるそうで、今は伸るか反るかの現状だろうな。

PlayStation VR WORLDSというパッケージソフトを遊んでみた。いろいろな種類のゲームが復数詰まっている感じなので、入門編的なゲーム内容だと言える。ただゲームそのもののボリュームが少ないので、長く遊べるゲームではなかったのは確かだと思う。それで値段が少し高いかな。何度も遊べる感じでもないし・・・
 

Ocean Descent(オーシャン ディセント)

Ocean Descent

体験会やPSVRの紹介映像でよく使われていたサメが登場するやつです。綺麗な海の底にダイビングして海の底にあるお宝を取るようなストーリーだったが、ゲームとして何か操作できるものはない。ただVRでキョロキョロと綺麗な海と、襲いかかるサメを見るだけの内容でした。

PlayStation VR WORLDSのサメ画像

ホラーとVRは相性が良いと思った。確かバイオハザード7でもVRに対応してるそうだから、恐怖を感じたい場合はそっちの方が適しているかと思う。サメは槍で突くとかして攻撃手段があればよかった訳だが、そもそもそういったゲームではないようだw

幻想的なクラゲの発光だったり、エイの群れを眺めたりと短い時間だけだがVRを楽しむことはできた。ただ何度もプレイするほどの物でもないので、2回も遊べば満足それまでかな・・・
 

Danger Ball(デンジャーボール)

デンジャーボール

Danger Ballではボールをマトで打ち返すピンポンみたいなルールの対戦ゲームです。操作方法はシンプルで自身の頭がマトであり、飛んできたボールをヘディングする感じでボールを打ち返すルール。打ち返すときに頭を少し前に出せばスマッシュ、ボールをスライドさせればカーブをかけれる。対戦相手も何かしら1つの能力を所持してます。

デンジャーボール

Danger Balを最もやり込んだと思うが、全体的に難易度が高すぎる。4~5回戦まで進めると対戦相手がほとんどミスをしてくれないし、なんか勝てる気がしないぞ・・・。メテオとかスクリューのやつがやたらと強いけど、難易度設定に疑問に思うところがあった。また光りのエフェクトでボールが見づらいところがあるのが難点だな。

つーか、コレ大会優勝したことないプレイヤーがほとんどだと思うぞ。この妙な難易度設定は何なの?w しかも頭を使うゲームなのでPSVRがズレたりすると最悪でした。ズレるたびに、両手で直しながらプレイしなきゃいけないのが苦痛になって辞めましたw
 

The London Heist(ロンドン ハイスト)

The London Heist

The London Heistはシューティングアドベンチャーゲーム。ギャングの一味である主人公がダイヤを奪って、2人の味方だったギャングとの抗争を描いた物語です。こちらはなかなか面白かったが、やっぱ何度も遊ぶほどの内容でもないかな・・・。

まずアドベンチャーの部分は基本的に会話を聞くだけが多く。一応やり込み要素というか達成条件には、タバコに火をつけてやったりとかがある。なんか置いてある物を掴む行為が難しく、テレビに装着しているカメラとの距離が重要になってくる感じだった。PS Moveなら簡単そうだけど、コントローラー操作だとやたらと難しい・・・

ロンドン ハイスト

シューティングは相方が車を運転してるので、銃で車やバイクで襲ってくるギャングを撃つ内容。こちらは難易度が低くて味気なかったが、バトル部分だけひたすら遊んでみたい気はした。

全体的にアドベンチャー部分を見て思ったのが、VRの推理ゲームとか作ったら面白そう。物的証拠を探して犯人に突き出したりとか、会話シーンでは嘘を見抜いてみたりとか、なんかLAノワールみたいなやつ。もしかしたらそういったゲームの方が面白かったりするかも!?
 

VR Luge(VRリュージュ)

VR Luge

VR Lugeはソリみたいなやつに乗って、高速で道路を駆け抜ける内容。ボブスレーといった方が分かりやすいかもしれません。常に高速で移動しており、PSVRの頭の微妙な傾きで方向を調節するタイプの操作方法です。なので3D酔いしやすいゲームと言えるかもしれませんが、そもそもあまり面白いゲームでもなかったので、数回プレイしたら飽きてしまった感がある・・・

VRリュージュ

トンネルとか車の股下をくぐってみたりとか、結構デンジャーなゲームだけど操作性がイマイチだな。でもこれが普通にレースゲームだったら面白かったかと思う。綺麗な風景を見ながらドライブを楽しむ要素もあったので、グランツーリスモSPORTのVRのとかたぶん面白そうかも。
 

Scavengers Odyssey(スカベンジャーズ オデッセイ)

Scavengers Odyssey

Scavengers Odysseyはロボに乗ったシューティングゲームです。このゲームの特徴は一度プレイすると二度と遊びたくなくなること間違い無し! 高確率で吐き気がするゲームだった・・・
グロいとかそういったクリーチャー的な気持ち悪さではなく、無重力空間を味わって3D酔いしてしまう気持ち悪さです。

一見オーバーな表現ぽく感じるかもしれないが、ガチでゲロ吐きそうになり気持ち悪くなったw 今まであらゆるゲームを遊んできたが、ゲロ吐きそうになったゲームはこれが人生で初めて! 「金払うからプレイしてくれ!」と頼まれてもこれだけは絶対に遊びたくない・・・

スカベンジャーズ オデッセイ

最初は自身の体調が悪かったので気分が悪くなったと思っていたけど、再度プレイしたらやっぱ駄目だった。体中から変な汗が出てきて、ゲロ吐きそうになってPSVRを速攻で頭から外して、その後4~5時間ほど横になって寝たくらい・・・

ゲームの完成度は高いものの、15分後には死にそうなくらい体調がおかしくなるゲームだった。これで3D酔いしない人はある意味凄い人だと思う!勇者だと思う! つーか、VR開発者は全く問題なかったのか!?
 

全体的なPSVRの感想

傷物語VR

他には傷物語VRとか、

スターウォーズ・ローグワン

スターウォーズ・ローグワンとか無料系はほとんど遊んでみましたが、文章が長くなってきたし、ダレて体力の限界を感じるので今日のところは割愛します・・・。
今回はいろいろとPSVRを遊んで、ここが駄目だと感じる要素を多く悟った気がした。
 

VRの弱点
  • 少しでもPSVRがズレすると焦点がボケる=頭部を動かすゲームは基本的に向いていない
  • 一般のゲームと比較すると目辺りに疲労感を多く感じる
  • 3D酔いしそうなタイプのゲームが多そうなのが難点だ
  • PSカメラの範囲から外れると画面が映らなくなる=横に寝転がってゲームできない
  • PS4 Proでも画質はちょっとボケ気味

 

PSVRはゲームとして面白いか?と聞かれれば、まだまだ青いといった感じがする。もっとも研究しなければいけない要素は、3D酔いしない程度のモーションとかスピードとか見せ方を工夫しないと駄目だと思った。没入感は半端なくあるものの、FPSのような主観画面ばっかのゲームが多いし、TPSでは駄目なの?といった印象もある。

というか、最近ではVRに対応していないゲームをPSVRの大画面でプレイして楽しんでるくらいです。そういったゲームは横に寝転がってプレイすることができるため、楽というかこっちの方が良いように感じた。映画館のような巨大なスクリーンでゲームを遊んでいるような雰囲気を味わえます。

長い時間遊ぶと頭を動かすのは首や肩に負担がかかるし、PSVRがズレたりする要素にも繋がるので、なるべく頭部は動かさないで、右スティックでカメラを動かす設定では駄目なのか?と疑問に思うところがある。デンジャーボールとかVRリュージュのような操作内容は、多くの人が「合わない」と返事すると思うな。

初期型のニンテンドー3DSの裸眼3D機能ように真っ直ぐ見るように、頭にPSVRを装着しないといけないため、カメラズレを考慮するとVR+体感型ゲームは案外合わないかもしれない。作るにあたってある程度限定されてくると思うし、製作者側からすれば万人受けするVRゲームを作るのは難しいかもしれませんね・・・。それ故、傷物語VRのような映像だけを見せるコンテンツが多くなったりするのかな~と思ったりもした今日この頃である。