FF7リメイクのプラチナトロフィー画像

2020年4月10日に発売したFF7リメイクのレビュー
PS4で発売されたスクウェア・エニックスのFF7リメイク。今作は1997年1月31日にPS1で発売されたFF7をフルリメイクした作品。FF7リメイクの物語は、ミッドガル脱出までの分作です。Blu-ray Disc2枚組の仕様、本編ストーリーが全て収まり切れずに分作による発売でした。以下はプラチナトロフィー獲得+プレイログも全達成したうえでの感想です。

FF7リメイクの良い評価

良い評価

  • 何から何まで丁寧に作っている高いクオリティーが印象的。
  • サブキャラにも光があたり、より世界観を理解しやすく没入感がある。
  • ロボ系のボス戦は、歯ごたえがあって楽しい。
  • バトル中、スムーズにキャラ切替を行い、アビリティをそれぞれ発動させる感覚。
  • 新キャラとか、コルネオの動きとか、オリジナル版には無い演出がいい。

キャラクターを切り替えながら、戦略性のあるボスバトル

FF7リメイクのボス戦の画像

FF7リメイクが楽しく感じられたところはボス戦のバトルです。回避行動が弱いのが気になったが、各キャラクター毎に個性的な戦い方が存在し、キャラクター切り替えをうまく使い分けることで、妙な連係・連帯感が感じとれて、バーストを取るまでの過程と、バースト中に大ダメージを与えていく戦略的な部分が面白い。

「妙な連係」とは、言葉では表現しづらいものがあるが、瞬時にそれぞれのキャラクターに切り替えつつ、瞬間的に武器アビリティや魔法などを発動させていく操作です。それにより先行入力というか、格ゲーでいえばキャンセル技を繰り出しているかのような操作感覚、且つノンストップで操作入力をするのが、その場の状況を考えて、戦略的にゲームを操作しているかのような感覚を味わえます。

なので、いちいちメニュー画面を開いて、ちめちめとコマンドを選択して・・・といった、従来の操作タイプの難易度クラシックプレイでは、そういった部分を楽しめないかもしれない。バトルの基本をみっちりと覚えると、FF7リメイクのバトルの楽しみ方が一体何なのかが見えてくるかと思う。おそらく最初の頃は「これ、ボス強すぎね?」と感じると思うが、慣れるとこのバランス感覚が理解できる。

雑魚戦はアッサリしていて手軽く終わり、ロボ系のボスなんかは技が豊富だったりして、フェーズ毎に戦い方が変化したり、ほど良いカットシーンの尺、ボスによっては苦労して倒した感があるのが良かったと思う。FF7リメイクではレベル上げが不要というか、レベル上げをする箇所があまりないので、逆にボスの強さのバランスを崩すことなくプレイできる点が、かえって良かったのかもしれない。

人間味のあるキャラクターがいい

FF7リメイクのドン・コルネオ

ストーリーはミッドガル脱出までの物語ですが、FF7リメイクならではの追加ストーリーや、ローチェフィーラーなど新しいキャラクターも追加されてます。極端なストーリー変更は見られないが、原作とは違った展開で描かれていたり、アバランチのメンバーなどは密接に関わってました。

ローチェなんかはソルジャー3rdクラスのキャラクターで、一部のチャプターに軽く登場するだけだが、印象深く描かれていたというか、地上戦でのバトル前ではクラウドにエリクサーを使用してから戦ったりと、そういった点からもフェアな戦いを望んでいる性格というのが伺えて、そういった間接的にキャラクターの内面が感じ取れるのは楽しいものです。

ジェシーにしても女性らしさが見えて、クラウドのことを内面ではどう見てるのかな?と思わせるカットシーンだったり、マダム・マムのような性格にクセのあるキャラクターは、眺めてても面白く感じるところがあります。タークスにしても敵役とはいえ、どこか憎めないような描かれ方がされている。

ドン・コルネオなんかは、気持ち悪いくらいにフェースモーションが凄かった(笑)あの動きはディズニーに通づるものがあり、目をキラキラさせながら嫁を選ぶ、オッサン臭さがリアルに表現されてました。

FF7リメイクのシステムはどんなゲームシステムなのか?

FF7リメイクのダンスのミニゲーム

FF7リメイクはメインストーリーを進める他には、サブイベントやミニゲームがいくつか用意されており、以下の通りです。バトルではマテリアを武器にセットしたり、武器強化でステータスを高めたり、特定のバトルでは召喚獣を呼び出せたりできます。主な収集要素はミュージックディスクなどです。

サブイベント

ミニゲーム

  • ダーツ:ダーツを投げてスコアを競う普通のダーツプレイ。
  • バイクゲーム:原作のFF7にあったバイクに乗って戦うアクションゲーム。
  • クラッシュボックス:数字の書かれた箱を破壊してスコアを稼ぐゲーム。
  • スクワット勝負:タイミングよくボタンを押していくリズムゲーに近い。
  • ダンス:リズムゲーム。指定されたボタンをタイミングよく押していく。
  • けんすい勝負:スクワット勝負と同じ仕様のゲーム。

FF7リメイクの悪い評価

悪い評価

  • フィールドが一本道すぎる…。そしてゲームボリュームが少なく感じられる。
  • 水増ししてるカットシーンが多い。
  • なんでも屋の仕事のクエストの内容が退屈なものが多い。
  • もっとバトル仕様を工夫すべきだ。やり込みうんぬん。
  • バトル中のターゲット設定がシックリこない、仲間AIが無能に感じるときも…。
  • PRG要素やファンタジー要素がちと弱い。
  • いらないマテリアばっかのような…

半オープンワールド級の広さだったら良かった・・・

FF7リメイクのマップ画像

ストーリーが分作という点でも荒れてたりしてたが、それはゲーム発売前に知っていたことなので特に言うこと無し。フルリメイク制作になると、ディスクへの収まり具合と開発期間的に無理だっただけの話です。事前に発表もしてました。

FF7リメイクで最も悪い印象が感じられたのは、一本道ゲームすぎる点。それはFF13の頃に、もの凄くユーザーに叩かれていた点でしたが、今作もそれを繰り返したというか、「これってどうなんだろう…」と思えた。ゲームボリュームに関しては、2~3日もあればクリアできるくらいです。

一本道にすることで自由度が少なく、やらされている感が強まり、またFFが持つRPGとしての冒険体験も薄い。FF13でいう、ある程度ストーリーを進めると、下層の大自然が広がるエリアがあるわけでもないので、ひたすら決まりきったルートを前へ進んで行くだけの内容が納得がいかない。ウォール・マーケットなど、自由度がまあまあな所も存在するが、でも物足りなさを感じます。

舞台がスチームパンクで狭苦しく感じられるミッドガルという設定なので、ある程度仕方がないところもあったかと思うが、いろんなところで道幅が狭く、そして細長い。大自然が広がった、眺めのいい景色を見渡せるスポットもほとんどない。FFらしさの舞台設定が弱く、フォトスポットのような場所は必要だと思う。オープンワールドのような広大さが無い。

全体のバランス的に、映像の多さがゲーム体験を弱くしているような・・・

FF7リメイクのカットシーン

カットシーンは割とどうでもいい部分があって、もう少し数を減らしてメリハリを付けた方がいいような…。移動の際にあそこが崩れて手助けしてとか、ありきたりな絆を育む描き方は古臭く感じる。丁寧に作ってあるけど、逆にウザく感じてしまうときがあるんですよ。「またしばらく観るのかな…」みたいな。水で薄めたような水増しカットシーンは逆に無い方がいいと思った。

それとカットシーンや一部のシーンのための、移動速度が突然遅くなったりとか、テンポを崩す仕様が、地味にストレスを感じるところもあります。ヘルハウスのバトル中に会話が入るシーンも地味に長いような・・・。バトルのテンポを崩してると思ったし、もっと短くてもいいはず。表現できたはず。

なんでも屋の仕事はありきたりの内容というか、よくあるお使いタイプだったので、もう少しインパクトのある内容だったり、ファンタジーを感じさせるタイプのクエストが必要だと思う。ただ現地へ行って敵を倒してこいのタイプや、アイテムを調達する内容が多く、パターン化しているようにも感じる。独自性が薄い。

バトル仕様にもうひと工夫欲しかった

FF7リメイクのカットシーン

FF7リメイクの醍醐味というか、やり込み要素といえば、やはりバトルがメインだと思う。でもバトルではFF13のようなリザルトの★評価システムがあるわけでもないので、どんなやり方とはいえ、「ただただボスを倒せば良い」といった単調さに、工夫の足りなさを感じました。

もう少し条件を付けて倒すとレアアイテムを入手できるとか、やり込み要素に繋がる何かを足した方がいいと思う。せっかく素早く、且つノーダメージでボスを倒したところで、ただの自己満にしかならないし、それならFF13のようなリザルトシステムの方が良かったようにも思える。

新しく登場した敵には、初手は『みやぶる』マテリアを使うのが鬱々しかった。『みやぶる』マテリアを装備していたら、みやぶったことになるという仕様でダメだったのか?と思うところもあり、そういった面倒くさい部分は、「もう少し緩和してもいいのでは?」と思うところもある。あとマテリアは使えるマテリアと、さっぱり使わないマテリアで色濃く分かれてしまっているような・・・

総合評価

FF7リメイクのクラウドのリミット技のシーン

全体的なFF7リメイクの評価は、豪華な素材を使用してゲームを作ったけど、なんかイマイチ感が残る内容…といった感じがする。間違いなくクソゲーと言われるほどの酷い内容でもないが、名作と呼ばれるほどでもない微妙な路線。

モブキャラや敵のモデリングを見ても丁寧に作られているし、ウォール・マーケットのNPCの会話を聞いてても、男性が女性をナンパしてたりと、かなり細かい部分まで作り込んであって関心するところはあるけれども、ファイナルファンタジーらしさが欠けたというか、ゲームを遊び終えた後のグッとくる印象が何か弱い!

トロフィーを獲得率を見ても、1周目のストーリークリアは半分近くのプレイヤーが攻略しているが、二周目のHARDモードや、他の収集要素のトロフィー獲得率を観察すると、やり込んでいる人があまりいなかったのが気になりました。

そこら辺の状況を考慮すると、やっぱり何かが足りなかったゲームなんだと思う。ライトユーザーに刺さるものがなかったというか、ストーリー攻略だけで満足してしまったというか、根強いFFファンが減ってしまったと感じた部分が、最も残念な部分なのかもしれない。

「フォトモードがあれば、またライト層が別の楽しみ方もできたんじゃ?」と思うところもあるし、もう少し長く遊んでもらえるための工夫が必要なはず。2~3日でクリアされて中古屋にポイッされるゲームでは、何かRPGとしても寿命の短さを感じます。

全体的にもうひと捻りが欲しい作品でした。FFならもっと革新的で、もっと凄い領域を狙って欲しかった。想像に足りるものでは今のユーザーは納得しないんじゃないかな。色々上げてしまうとキリがないので、今回はここまで。


最近運営してるゲーム攻略サイト

FF7リメイク 攻略
スクエア・エニックスが開発・発売のFF7リメイク。原作のFF7をフルリメイクした作品で、バトルシステムがアクションとコマンドを融合。今作は分作のため、ミッドガル脱出までの物語までですが、それでもブルーレイディスク2枚組のボリューム!FF7の完全版みたいなタイトルかな。

龍が如く7 攻略
セガの龍が如くスタジオが開発の龍が如く7。新しく主人公が春日一番になり、バトルシステムもライブコマンドRPGバトルを導入。舞台も神室町よりも約3~4倍広い横浜・伊勢佐木異人町を追加。コマンドバトルになったことで、キャラクターの成長要素やジョブシステムが存在しており、これまでの龍が如くシリーズとは一味違った遊びプレイできます。

ラストオブアス2 攻略
ノーティー・ドッグのサバイバルアクションのラストオブアス2。前作から5年後のアメリカを舞台にしており、ジョエルとエリーはワイオミング州ジャクソンで平和な生活をしていた。しかし、とある事件により、エリーが復讐をするためにシアトルへ旅立つ物語。無慈悲で暴力の連鎖の先にあるものとは!?

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サッカーパンチのゴーストオブツシマ。侍のオープンワールドのアクションアドベンチャー。舞台は日本の鎌倉時代の対馬で、モンゴル帝国が日本に襲来したときの戦争の物語。武士道を重んじる境井仁が、滅ぼされた故郷を守ろうとして、邪道な戦い方の冥人を学んで復讐する!