2011年12月17日に発売されるPS Vitaだが、10月15日から開始されたPS Vitaの予約では
秋葉原では列を作るほどの賑わいだったとか。
すでに一般のゲームを扱っているお店なんかでも、現在は予約が開始されていることでしょう。

 通販などを観察すると予約を締め切った所が多く、次の予約予定日を眺めると
何故か予定が無いみたいなことが書いてある。
先の見通しが付けれないとは、このご時世なのにどういうことよ?
と思い少し考えてみた。

 
 それについてはニュースを眺めていたらピンときた。
まずタイでは記録的な雨により大洪水による被害を受けている。
海抜が低いようで、一度押し寄せた水はなかなか海へは戻らないというタイの地形の悪さ。

 そして降水量が昔から多かった割には、洪水対策が弱かった面もある。
そのためタイの住民らは、毎日洪水から逃げ回ったり、洪水による対策で手一杯である。

 それで日本ではキャノンやら東芝などなど、大手メーカーはレンズや半導体など
一部の部品は、タイで工場を建てて生産している。
まあこれは人件費を抑えたいので、外国に仕事を任すのは一般的な話しである。

 
 つまり、そういうことです。
私の勘からすれば、PS Vitaも多くの半導体やらレンズを使用しているので
当然外国に部品を頼るのは当たり前な話。
今日本の工場にある部品在庫だけで、製品を作らないといけないということだ。

 タイの方は最悪工場の1F部分は水に浸かり、機械が壊れてたりしてそうだし
洪水が引いたとしても、機械や部品の状況を調べてみたり、
色々と異常が無いか点検作業も必要になってくるだろう。
通常通り工場が再稼働するまで、結構な月日が経過するものだと予想される。

 
 それらの作られた部品がいつ届くかの目途が立たないので、
そりゃPS Vitaの予約予定日が立てれる訳がないだろう・・・
ということで、私はPS Vitaを買う予定が無かったが、
もしものことを考え、早速PS Vitaの予約をしにお店へ出向いたw

 初期入荷のゲーム機というのはバグが潜んでたり、何かと問題があったりするケースもあるが
今の世の中を考えると、次に生産された方のPS Vitaの方がアレなんじゃ?
という気もするので、先手を打っといた方がいいだろうという考えもあり予約に至った。

 PS Vitaに限らず家電製品なんかも、いろいろと影響が出そうな気もします・・・
何はともあれ、ゲーム業界に限らず日本の不景気に拍車のかかるような出来事だな~