http://www.arcsystemworks.jp/chase_tooikioku/
3DSのDL専用ソフト・アドベンチャーゲームの『-CHASE（チェイス）- 未解決事件捜査課』。
どこのメーカーが作ったんだろと調べてみると・・・
あ！ 元CINGのメンバーが作ったゲームか！ めっちゃ懐かしいな！
つーか、会社倒産して社員達はアークシステムワークスに拾われたんだな！
株式会社CINGはWiiで『王様物語』とか作ったことで開発費がかさみ、自社企画のソフトの売上が爆死して倒産した会社です。ニンテンドーDSソフトのラストウィンドウを制作した後に破産手続の申請が行われたので、当時としてはかなり衝撃的な終わり方だった。
すでにラストウィンドウを制作してた段階から危機的な状況だったと予想され、惜しむ声もあれば、「とっと潰れろ！」と叩く残念なブログもあった感じだったな。
CINGのメンバーが生き残っていたとはまさに奇跡的だ。そこまで馬鹿売れしたゲームでもないけど、探偵物のアドベンチャーゲームといえばCINGの作るゲームが面白かったという記憶が未だに残る。神宮寺三郎シリーズのようなハードボイルドとは少し味が違うが、ニンテンドーDSで遊ぶのに丁度良いくらいの内容だった。
タッチは今風に仕上げた感じだが、絵を見てもまさにカイル・ハイドの顔だ！ カイルが手帳を眺めるときのあの顔だｗ 昔のようなモノクロで味のある絵ではなくなってしまったが、当時の面影が残るというのは作り手の想いがいろいろ詰まってそうだな。
現在はティザーサイトのトップページだけ公開されてBGMが流れている感じだが、どこか切なさを感じるBGMだ。だがそれがCINGの味というやつだ。ウィッシュルームやラストウィンドウのようなドラマちっくでサスペンス的な何かを感じさせるものがある。
さすがにパッケージ版を販売できるほどの力は残っていないのかダウンロード専用ソフトか。ただ課金地獄のスマホとかで展開しなくて良かった気もするか。3DSで手帳を眺めながら遊ぶようなあの感覚がやっぱいいんだろうな。あとは謎解き要素が多数あればボリューム的に楽しめるゲームになりそうかね。
ゲーム攻略マンと名乗る前の頃はブログであーだこーだと書きながら、ブログやBBSで語らいつつ、尚且つHPで攻略サイトを作ってたが、CINGの攻略サイトで一番古いやつはアナザーコードだった。2005年2月24日に発売したので今から約11年前か・・・。あれからずいぶん経ったんだな。
バタバタとゲーム会社が倒産・合併吸収する中、ゲーム会社どころか当時運営してた攻略サイトとかも今や閉鎖・未更新になってだいぶ消滅してしまったが今は何やってんだろうな。もうゲームとかプレイしていないのかな～
