最終更新日:
海老名正孝
キャラクター | 海老名 正孝(えびな まさたか) |
---|---|
性別 | 男性 |
登場作品 | 龍が如く8 |
声優 | 長谷川博己 |
備考 |
|
海老名正孝は、極道組織『横浜星龍会』で若頭を務める男。
会長が現在服役中のため、実質組の舵取りを一手に担っている切れ者。
組事務所を訪れた春日一番に、海老名はある男を引き合わせることになる。
現在の横浜星龍会・会長である高部守は刑務所で捕まっているので、海老名正孝が会長代理を勤めている。
星龍会の組員になったのは、東城会と近江連合が大解散をした後のため、春日一番たちとは面識がない。
たった4年程度の月日だが、海老名正孝はスピード出世したことになる。
本人曰く、横浜星龍会・会長だった星野龍平が亡くなり、大解散の混乱もあって人手不足だったし、
自分は金稼ぎがうまかった事もあって、スピード出世した要因なのだという。
性格はヤクザとは思えないほど、口調はやんわりで、謙虚な喋り方。
高部守の留守を預かって、星龍会の事務所の警備体制を徹底しており、
そのため侵入者は無条件で排除されるように命じている。
ソンヒの根拠では、海老名正孝は多々良チャンネルに情報を提供していたという。
海老名はもともと警察庁のエリート官僚だったので、
その経歴から大手メディアでおおっぴらにできないネタは、いくらでも持っているだろうと話す。
沢城丈
キャラクター | 沢城 丈(さわしろ じょう) |
---|---|
性別 | 男性 |
登場作品 | 龍が如く7~8 |
声優&3Dフェイスキャプチャー | 堤 真一 |
備考 |
|
沢城丈は、かつて荒川真澄の下で権勢をふるった武闘派極道。
現在は殺人の罪で服役中・・・のはずだが、
とある事情から因縁の相手である春日一番と再会を果たすことになる。
龍が如く8の沢城丈について
沢城丈は龍が如く7のときに、横浜星龍会・会長の星野龍平を殺害した罪で、
刑務所に送られたはずだが、実は星野龍平を殺してはいなかった。
沢城丈が星野龍平を殺害するために、横浜星龍会の事務所に侵入したところ、
すでに拳銃で撃たれて星野龍平は死んでいたのだ。
荒川真斗(青木遼)の指示で、星野龍平を殺害するように沢城丈へ仕向けたが、
殺害する情報を沢城丈が事前に漏らしていた。
うまくいけば殺害する前に春日一番が止めに来てくれると期待したものの、
それは荒川真斗が見抜いていたことで、別の殺し屋を送り込んで星野龍平を始末させた流れ。
つまり沢城丈は荒川真澄の死後、荒川真斗のために動いてきたが、
荒川真斗からしてみれば信用など最初から無かったのだ。
しかし、沢城丈はその罪を被ることで罪滅ぼしをしようとした。
荒川真斗(自分の息子)が腐った道に沈むのを見てるだけだったし、甘やかし放題だった。
それを止めるどころか後押ししたこともあり、罪を被ることにしたという。
龍が如く8では刑務所で、海老名正孝の代理人の弁護士が面会にやって来て、
「あなたの無実を証明できる。再審請求をさせてくれ」と言われた。
つまり海老名正孝は、星野龍平を殺害した人物は別にいたことを知っていたのだ。
海老名正孝が刑務所から沢城丈を引っ張り出して、極道の第二次大解散の目的を果たそうとしていた。
海老名正孝にとっては沢城丈は、そのためのかませ犬にすぎない。
岸田茜
キャラクター | 岸田 茜(きしだ あかね) |
---|---|
性別 | 女性 |
登場作品 | 龍が如く8 |
声優 | 榊原 良子 |
備考 | 春日一番の母親 |
岸田茜は、荒川真澄が愛した女性であり、春日一番の生みの母とされる人物。
かつて神室町のヤクザ・氷川興産とのトラブルに巻き込まれ、死亡したものと思われていた。
しかし2023年、ある男の口からハワイで生存しているという情報が明かされる。
茜はサンセット・パークにあるパレカナ養護施設で40年間働いていた。
茜が13日前に失踪したときに、パレカナ養護施設に書置きが残されていて、
『事情があり退職します』と一言だけ書いてあり、行方を暗ましたという。
責任感が強く、それだけの理由でいなくなるのはありえないようで、
デイナは警察には届けたが、筆跡鑑定で書置きが本人のものであったため、
事件性がないため捜査してもらえなかったと話す。
パレカナ養護施設では茜は子供たちから慕われており、母親同然。
ときどき茜のことを、『ハワイいちの子沢山』と言う人もいて、100人以上の子の面倒を見たという。
自身の過去のことは話さない性格だったが、誰よりもパレカナの教義に沿って生きていたので、
人からは恨みを買うような人物ではなかったとデイナが言う。
活動の日課として、フードバンク、アロハビーチでのゴミ拾い、街の見回り活動を行っていた。
ハワイは比較的安全な州だが、それでも犯罪と無縁ではない。
酔った観光客や、たむろする少年に声をかけて回っていた。
茜がパレカナに入信するきっかけは、日本にいられない状況になり、ハワイを訪れたという。
親戚に頼るわけにもいかず、手を差し伸べたのがパレカナで、ほどなくして入信した。
ブライス曰く、茜は教徒の鑑のような人で、あれほど無垢な信仰心を持つ者は見たことがなかったと語る。
ブライスが茜にハクを授けたいことを伝えたが、茜はこの施設を最後まで支えたいと言って断ったという。
山井豊
キャラクター | 山井 豊(やまい ゆたか) |
---|---|
性別 | 男性 |
登場作品 | 龍が如く8 |
声優 | 子安 武人 |
備考 | 元東城会・直系・田端組の構成員 |
山井豊は、ハワイで春日と因縁が生まれる男。
常夏の島にありながらスーツの上にコートまで羽織っているが、本人曰くそれでも寒くてしょうがないと言う。
得体のしれない男だが、その面構えから幾多の修羅場を越えてきたことは間違いないだろう。
山井豊は、元東城会・直系・田端組の構成員。
ハワイは年中暖かいはずだが、本人は「寒い、寒い」と言い、いつもジャケットを羽織っている。
春日一番が荒川組に入ったときのくらいに、田端組は他所に吸収されていた。
山井豊は、組の親分『田端修二』を殺して海外へ逃げた。
殺した原因は、警察の見解だと山井豊は田端修二の妻『田端唯』に惚れていたらしく、
田端唯を巡って口論に発展して田端修二を殺害。
その場にいた田端唯には暴行未遂を行った末、
逃亡したと田端唯が警察に証言し、物的証拠も揃っている。
山井豊は絶縁処分を受けて、田端組は総出で山井豊を殺そうとしたが、
山井豊は行方をくらまして消息不明となったが、いつの間にかハワイで頭角を現していた。
ハワイではエリック・トミザワを手下にして、茜を捕まえようとしていた。
山井豊曰く、興味がないとすぐ忘れる性質のようで、
かつて部下だったトミザワの名前すら忘れてしまっているのだという。
桐生一馬には興味があり、執着して狙ったりするが、飽きれば帰ってしまう。
ハワイのオーナーにとっては山井一派は小物すぎて、相手にすらしてもらえない。
ガンジョーの内紛が起こると、ガンジョーを潰す絶好の機会だと思い、
脚を怪我したウォン・トーをつけ狙った。
ナイトストリートにあるシアタービルが山井豊のアジト。山井一派なのでヤクザ組織ではない。
年増好きなのかホステルのババアを相手にしている。
山井豊が茜を追っていた理由は、ハワイの裏社会がこぞって探していたため、
どんな価値かも分からずに、手に入れてから確かめればいいと思っていたと話している。
春日一番たちから茜についての事情を聞くと、
山井豊は「ガキを食い物にするほど金に困っちゃいねえからな」と言い、茜やラニの件からは手を引いた。
また病気で倒れた桐生一馬の首を取ることもなく、自身のシアタービルにいる医者に看病させていた。