2013年3月15日に開催されたエンターテインメント業界の各所で活躍してきたという黒川文雄氏が主催する
トークイベント『エンタテインメントの未来を考える会』の第七回が開催されました。
興味深く眺めていたが、ソーシャルゲーム会社の『ジンガジャパン』が事業撤退をしたそうだ。
つーか、ジンガジャパンって聞いたことねぇわwと思い、少し調べてみたら松原健二氏の会社みたいだ。

 松原健二氏といえば、まだ会社名がコーエーだったときの信長の野望オンラインをプロデュースしてたな・・・
私は2年ちょいぐらい継続して遊んでいたが、ぶっちゃけ松原氏は制作指揮は向いていない方だと思った。
そういう人が新しく事業を起こしても二の舞になるだけだし、実際そうなったようだ。

 
 信長の野望オンラインでは、バランスブレイカー(忍者の不意打ち)を調整するのに1年ちかくかかってたし
特化職業を導入したら、ますます職業格差が開きすぎて公式サイトの掲示板は険悪なムードで荒れてたw
ユーザーは減るし、大型アップデート後はバグだらけ、ユーザーが少ないのにさっさとサーバー統合もしなかった。
フットワークに関しても評価できる方ではなかったという記憶がいっぱいあるw

 で、コーエーを退職してからはジンガジャパンを設立。
失敗した要因としては『日本は特殊なマーケット(市場)で、
(ソーシャルゲームで)クジを引くというシステムは米国では受けないから
』というのが原因らしい。
ガチャ系というのは米国ではサッパリ流行っていないようですね。

 
 今勢いのある『パズル&ドラゴンズ』の売り上げをPS3に換算すると
250~300万本ぐらいの売上に相当する
そうです。
それを毎月売っている状況なので、ガンホーさんはかなり儲かってそうですね。
株価も急激に上がったくらいですし、今ゲーム業界では一番期待されているメーカーだろうか。

 パッケージソフトが生き残れるかどうかについては、どう考えても0にはならないでしょう。
みんながネット環境を所持している訳でもないし、どうぶつの森にしてもパッケ版が売り切れだから
DL版に手を出している層が多いとゲーム屋から聞いてるけど、なんか話が少しズレてないか・・・
今パッケ版が衰退するかどうかではなく、ゲーム専用機が生き残れるかどうかの時代ではないだろうか。

・黒川塾(七):http://www.famitsu.com/news/201303/16030358.html
・ジンガジャパン事業撤退:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130316-00200009-mantan-game