今週号のファイ通では各メーカーのクリエイターらが語るPS4についての
コメントが掲載されていた。代表取締役、プロデューサー、ディレクターらが多い。
メーカーはレベルファイブ、プラチナゲームズ、アクワイア、グランゼ―ラ、コーエーテクモゲームズ、
トライエース、カプコン、コナミ、ファルコム、マーベラスAQL、ソニー。

 質問内容はQ1:PS4の第一印象、Q2:PS4の機能・スペックで気になるもの、
Q3:PS4の機能・スペックを活かしてどのようなゲームを作りたいかの3問。
まとめると以下のような感じでした。

Q1

  • コストパフォーマンス重視した戦略に驚いた。嬉しくもあり、寂しくもある
  • ハードウェアの基礎能力から周辺サービスへ移行していく印象を抱いた
  • パワーもメモリもある、カメラもある、何でもできる究極形態だが、悪く言えば特徴がつかみにくい
  • プレイする人のことを強くイメージした設計、コントローラーも機能が凝縮されている
  • 本格ネットワークゲーム機になった
  • 正常進化でハードウェアの部分は驚くべきものではない
  • ハードスペックも適当に進化させつつ、ハードを超えた横方向への広がりに気を使った印象がある
  • コミュニティーを提供するハードなのかな。時間と場所を問わず世界規模で実現され整備・加速される
  • 非常にパワフルなスペックで制作しやすいのが嬉しく思う
  • スペックは高くなったが、より遊び手へのハードルが高くなってないか?と感じる
  • 本当に必要なものが過不足なく凝縮されている


Q2

  • 制限が少ない、開発しやすいハード。
  • SHAREボタンがゲームプロモーションとの遊び方をどう変えていくのか興味がある
  • ハードウェアの能力そのものに興味はない。素晴らしいスペックだが日進月歩のPCには勝てない
  • SCE自信がどういうレファレンスコンテンツを打ち出すのかという点は興味がある
  • PS4らしさのような曖昧な指標を問われるのではなく、どんな楽しいゲームなのかを問われるようになって欲しい
  • リアルタイムでゲームをプレイする人と見ている人がいて干渉できる機能が一番そそる
  • PSVやスマートフォン、タブレットをセカンドスクリーンとして利用できるところが気になる
  • サービスに力を入れようとする意思は伝わる。おそらく発売後もアグレッシブにアップデートされると信じてる

 
Q3

  • SHAREボタンを使いアドベンチャーゲームを変えれないのか?ボタンを使って世界の運命を変えてみたい
  • 周辺サービスを活用すれば、今までのコンソール環境と違った意味での仮想世界を提供できる可能性がある
  • 映像美でのスペック戦争では勝てる気がしないネットワークをうまく活かしたゲームで重厚長大にならないゲーム
  • 新鮮な体験ができるオンラインエイプリルフールイベントのようなものをゲーム化したい
  • ユーザー参加型のマルチプレイが面白くなるようなゲームを作ってみたい
  • 新しいソフトウェアサービスが新しいゲーム体験につながることを期待してるので、それらを活かしたゲーム制作
  • メタルギアライジングの自由切断のコア技術を使用したように、新しいゲーム性を生み出せればと考えている
  • ビジネス的な面を抜きにしても、ゲームをより生活やコミュにゲーションに密着させて新たな面白さを開拓できそう
  • ハードの進化だけでは実現できない何かを考えたい
  • 仕様制限を外したフルスペックの機能の無双がどうなるか非常に興味がある
  • 様々な要因で多彩に変化する美少女アクションを作る機会があればイイなと思ってる
  • マシンパワーに物を言わせた大破壊アクションゲームをそろそろ遊んでみたい。夢は広がる
  • 広大な仮想世界での冒険譚を作ってみたい

 
 と、まあ大体こんな感じでした。
私の意見としては、前にも通りPS4はぶっちゃけソーシャル機能イラネと話してましたが、
今も正直な気持としてはほとんど変わらないかな・・・

 メーカー側が提供するサービスに関してなら興味は少しばかりあるけれど、
人がプレイしている動画なんか見るよりは、自分でゲームした方が何倍も面白いし、
フェイスブックでSHAREしてあーたらこーたら話す暇があるなら、
やっぱ一人でゲームをプレイしてた方が全然マシだと思ってるw

 そういう意味でPS4の機能的な物にはあんまし興味がなかったりするかなー
コミュにーケーションや情報なら2chの掲示板の方が優れてると思ってるぐらいだし・・・
それ以上のコミュニケーションツールになるかどうかはメーカーさんの手腕次第だと思ってます。
まあ映像がよりリアルになるのは良いとして、PS4の特徴という意味では確かに薄く感じますね。

クリエイターが見るPS4のインタビュー【後編】