2011年10月27日に発売したファイナルファンタジー零式のゲームレビュー
 スクウェア・エニックスでPSPで発売されたファイナルファンタジー零式(以下FF零式)。
開発当初では携帯コンテンツとしてFFアギトというゲームタイトルだったが、
会社の方針が変わりPSPで発売したFFシリーズの派生ソフトである。

 FFといえばRPGであるが、零式はアクションゲームです。
以下はFF零式を2周目攻略したうえでのレビューです。

ゲームの内容
 クラスゼロ(0組)と呼ばれるクラス14人が、他の国から襲ってきた連中を倒すゲーム。
いわゆる国とクリスタルを争った戦争ゲームである。
魔導アーマーや飛空艇セッツァーなどが登場し、どこかFF6に似ているような流れ。
でもストーリーに関しては2周目を攻略しても意味が分からず、微妙な内容でした(^^;

 
システムについて
 ビックリするほど操作しづらかった・・・。
何と言うかすごく面倒くさかった。

 体験版をプレイしてファントマ吸収やカメラワークはまだマシになったが、
近くのアイテムを取るだけでも、何でターゲット+矢印+ボタンを押さなきゃ駄目なの?
など小さい面でプレイしづらいシステムだった。
根本的に駄目だと感じたのが以下の通りで、

・霧がかかったミッションが見えにくい
・何故か装備やキャラ交換がセーブポイントでないとできない
・難易度が高い。レベル上げは必須!
・自由に新たな町やダンジョンへ行けない

 という部分に不満があった。
これは誰もがプレイして、似たようなレビューが多く見られるが、
私もその通りだな~と感じた感想である。
他にも駄目出しをする部分がたくさんあるが、これではキリがない。

 アクションテクニックに関しては、私の腕が足りずという訳ではなく
次のミッションに入ると求められるレベルが上がり、いきなりハードルが高くなるゲームだった。
もちろん推奨レベルより10以下とかで攻略しております。
攻略サイトなので、必要以上にレベル上げしすぎない方向性でクリアした。

 
総合評価
 やっぱファイナルファンタジーシリーズはRPGに限る・・・
FF零式は一言でいうとやり込みゲーであり、結局レベル上げしないと駄目だった。
テクニックうんぬんが通用するのは、レベル差10弱くらいまでで
それ以上離れると厳しい。レベル25以上離れると魔法以外で倒すのは無理ゲー。

 でも戦闘においてはブレイクサイトやキルサイトなどテンポのよい戦いが
楽しめるものがあります。慣れてくると爽快感すら感じてくることもあるでしょう。
主人公は14人と豊富であるが、ぶっちゃけキャラの個性が弱いし美男美女ばかり。
7人くらいで良かったのでは?という気が致しました。

 マルチプレイにおいては、協力し合うというシステムで売りに出してたと思ったが
それがまったくプレイヤーがおらず、驚くほど過疎ゲーです!
人数的には全ワールド合わせても100人いるか怪しいぐらいでした。
そのうちの半分は放置プレイで、中の人はいませんw
発売して1~2週間ぐらいで、それしかいないのはどう考えてもマルチプレイは失敗してる。

 
 とりあえず2周目まで攻略しても、まだまだ行けない高レベルのダンジョンが存在し
そこへ行けるようになるまでは一ヶ月以上かかかるんでないの?
というぐらい気が遠くなってきました・・・。

 ファミ通の評価ではプラチナ殿堂入りでしたが、私はそこまで評価高いゲームとは思えなかった。
ファイナルファンタジーというブランド名を借りたゲームでしかないかな~
期待してただけに残念な部分が多かったゲームだった。

ファイナルファンタジー零式 攻略