2011年9月8日に発売したテイルズ オブ エクシリアのゲームレビュー
バンダイナムコゲームスから発売されたPS3での新作タイトルです。
テイルズ オブ・シリーズが15周年記念を迎えた作品。
1周目クリアは、大体35時間もあればクリアできるボリュームだろう。
以下はジュードとミラの両方のルートと、サブイベント・隠しダンジョンを攻略したうえでのレビューです。
ゲーム内容について
基本的なシステムはこれまでのテイルズ オブのシリーズと何ら変わりはないが、
エクシリアでは初のダブル主人公によるシステムが導入され、
選んだ主人公によりストーリー視点が異なるというものである。
キャラクター成長は、リリアルオーブというFF13にあったような
数珠繋ぎになっているオーブにGPを注ぎ込み、
自分が好きなように能力を上げてスキル習得をする内容です。
バトルでは仲間とリンクすることにより、挟み撃ちや連携ができる。
格闘ゲーム+無双のようなフルボッコにして戦うシステムで、
秘奥義ではそれぞれの演出で表示される。
二人の主人公の違い
全体的に観察すると、選んだ主人公により若干の分岐があるが、
ぶっちゃけそれほどの違いがなかった点が残念に感じた作品かな~
分岐ゲームの魅力的と言えば、結構内容が変わっている部分に対し期待していたのだが
それほどでもなく、また後半の部分では両方のパートを攻略しないと
ストーリーがよく分からない作りになっていたので、作り込みの甘さを感じてしまった。
サブイベントでは、5個程度の違いしかなかったのもおかしい・・・
もう少し色濃く分岐して欲しかったというのが意見だ。
総合評価
FF13のように、とにかくイベントムービーやアニメーションムービーが多かったの良かった。
ただ衣装交換にしても課金が主流で、ゲーム内で入手できるのはパーツばかりで微妙だし
ゲームの流れにおいては、フィールドで宝箱回収→ボスor新たな街でのイベント
をひたすら繰り返すだけのパターン。
後半はジグザグに歩きながら宝を回収するのが面倒に感じてしまった・・・。
ショップにおいても、ただただ素材やガルドを放り込むだけでレベルが上がるシステムで
集めた素材で作るという内容ではなかったのが非常に残念である。
素材を集める意味が感じられないと思います。
全体的に評価すると、そこそこ面白かったゲームだが、ゲーム的な部分が少し弱かった。
イベントムービーは気合いが入っており、ロードが快適でワールドマップでの即移動は良かったものの
感情輸入に至る前に、ストーリー展開で「ハァ?」な展開になり何か微妙・・・
まったくつまらないという分けでもないが、傑作という作品でもない。
一本道ではないが、FF13に似た印象を受けたゲームかな。
エクシリアは期待してた部分とは違っていたのがアレだった。
⇒テイルズ オブ エクシリア 攻略