2011年7月28日に発売したデビルサバイバー2のゲームレビュー
 アトラスから発売されたニンテンドーDSソフトでシミュレーションRPG。
タイトルが「2」であるが、前作とのストーリーの繋がりは一切無いです。
以下は周回プレイと隠しボスを全部撃破した上での評価です。

ゲーム内容について
 このゲームの面白さと言えば、やはり悪魔合体の部分であろう。
基本的に前作とそう変わりはないが、デビルオークションで競り落とした悪魔を
邪神の館で2身合体させて悪魔を強くしていく流れ。

 アドオンと呼ばれる言わばスキルを継承させることができるカードも一緒に混ぜてやれば、
合体で引き継げるスキル以外に、自分が欲しいスキルを継承させることができる。
バトルの方も前作とそれほど変わった部分はないが、スキルクラックが共有できたり
遊びやすくなったなという印象を受けた。

 
アドベンチャーパート
 バトルの他にはアドベンチャーが用意されており、
仲間との会話により縁(えにし)が5段階まで上がる。

 それによって属性耐性が上がったり、新たな悪魔合体が解禁されたりします。
どのイベントを進めるかにより、9割ちかくは時間が30分経過する仕様。
組み合わせにより若干ストーリーの変化が見られます。

 仲間の人数も多いので、1周で全部のイベントを見るのは難しいというよりは無理だと思います。
どう組み合わせても時間の方が足りない。
なので、2周目はバトルイベントとか不要なイベントは飛ばして見て行くことになる。

 
総合評価
 メガテンやペルソナシリーズが好きな方ならそこそこ楽しめるゲームです。 
そうでない方は、人によって選びそうなゲームだと思う。

 どの辺りがそうなのか?と言えば、ゲーム難易度にある。
最近よくあるサクサク進むRPGとは違い、デビルサバイバー2では少し悪魔を強くしたり
シュミレーションなのでユニットの動かし方によって上手・下手の差が出てくる。
所持している仲魔によっても攻略難易度は異なってくる。

 
 それとアドベンチャーパートの縁(えにし)に関しては、
どの条件で上がっているのかサッパリ分からない部分と、
話が長すぎるのが、このゲームの評価を下げている要素だと思えた。

 もう少しどうでもいい話や、どうでもいい選択肢を削って欲しいと思えるほど数が多すぎる。
話をもう少しスリムにしなきゃいけない部分はある。
読むのが面倒になったのでL・Rボタンでスキップしてたぐらいだ。
戦闘においても敵を罠にハメるとかシミュレーションならではのやり方も欲しかったかな~

デビルサバイバー2 攻略サイト