サンフランシスコで開催されている『GDC 2013』にてウォーレン・スペクター氏が
「ゲームは映画の手法を真似るべきではない」と25分に渡り話したそうだ。
そこで悪いゲームの見本紹介としてパネルに小島監督とメタルギア・ソリッド4のスネークが・・・
要は映画の真似ばかりしてもゲームは進化しないだろうと解説している。

 ま、小島監督のツイッターを眺めると映画と本を見た感想ばかりなので
映画に影響しまくっている部分はありそうだ。
メタルギア・ソリッド4においては、なんかゲームをプレイしてる時間より
ムービーを見ている時間の方が長いんじゃ・・・という感じだったのでこれは致し方ないか。

 
 映画の手法を取り入れてゲームのアイデアとして活かすのは、引き出しを多く持つという意味で
何ら問題ではないと私的には思うが、ゲームのテンポが失ってしまうような映画表現というのは
確かに微妙なゲームとしてなりがちですね。
どことはあえて言わんが、PS3がムービーゲーになりがちだ・・・

 かといって、オリジナルの手法というのは、なかなか無いので難しいところか。
『コピーはオリジナルを超えられない』という言葉があるが、ゲームに限ったことでもないけど
スペクター氏の勇気ある発言を評価しておきたいところか。
でも公の前で悪い例として堂々と取り上げられた方は、何だか虚しいだろうなw

・game spark:http://gs.inside-games.jp/news/397/39797.html