2010年4月10日発売の世界樹の迷宮3 星海の来訪者のゲームレビュー
いくつかの分岐やらクエストまで攻略し、エンディング終え3周プレイしました。
今回で第3作目で、前回と同様にニンテンドーDSソフトです。

まず世界樹の迷宮3は、ダンジョンRPGで地下をひたすら目指すストーリーと
大航海と呼ばれる船に乗って、新たな島を発見するという流れで遊べます。
どちらを先にプレイして進めてもOKで、
DS本体の下画面でマップを手書きで書きながら進めていくゲームです。

まあ、一見手書きでマップ作製とは面倒な雰囲気を感じるが、自分で歩いたブロックは自動で
青く塗りつぶされます。手動で描く部分は、壁とかワープとかダメージ床ゾーン、階段・宝箱など
自分で分かりやすくアイコンを配置して描いていきます。
それで描いていくことにより、新たな隠し通路やエリアを発見するので
その辺りが描いてて面白い要素なのだと感じています。

世界樹の迷宮3では今回でクラスも新しく一新されたので、
前作をプレイしてきたユーザーも気分新たにプレイできるのではなかろうか。
プレイしてて思ったのが、率直に言えば難易度が高く、お金が溜まりづらいゲームだった
というのが正直な感想だ。

お金に関してはファーマー一家などやってしまえば、短時間で稼げるようになるので
気づいてしまえば何てことはない。
ただ気付かないでプレイしている方は、少し理不尽に感じるかもしれまん。

難易度に関しては戦闘の部分で、雑魚戦にしても強い敵が配置されていたりする。
まあ、それも最初だけで慣れれば何てことはないです。

ただ強ボス戦とかになると、ある程度サブクラスやら構成を考えないと撃破は難しい・・・
第5層目までなら楽しくプレイできたが、第6層目からのダンジョンの仕掛けが面倒に感じてきたり
最後のボスが強すぎてダレてきた感じが強かった。
本当に全部極めようと思えば、一ヶ月では時間が足りませんね…

そこまでして極めて攻略を目指すライトユーザーは少ないじゃないでしょうか?
やり込み要素として用意されたステージだと思うが、
それだと玄人向けであり、ライトユーザーを放置したゲームになるだろうし
続編の売れ行きに影響するんだと思った。
この辺りは賛否両論が多いだろうが、簡単なヌルゲーじゃない部分に関しては評価したところだ。

総合評価
ファミ通でもプラチナ殿堂入りを果たしていたが、確かに最初プレイしてた時は
それに値するほど面白く、やることが多く楽しかったという記憶が残っている。
ただ長く遊べば、若干何かが足りない気もするかな。

大航海でアモロスギを採って来いとか言われて、序盤からどこにあるのか分からず
詰まってしまった方も多かったようだし、説明の配慮も若干欠けていた気がする。
お金が溜まりづらいのならば、第6層を削ってカジノとか他に横道や遊びの手段を増やしても良かったと思えたし、
Wi-Fi通信に対応した遊びができていたら神ゲーだったと思う。

総合的に見ると長くマッタリ遊びたい向けのゲームで、私的にはゴールド殿堂入りぐらいの内容だった。
まあそれでも面白かったゲームであることには変わりはないので、
ダンジョンRPG系統が好きな方や、萌えキャラが好きなキャラなら十分楽しめるソフトでした。
音楽を聞いてもどこか懐かしさを感じるような印象を受けた。

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