2010年4月28日発売のドラゴンクエストモンスターズジョーカー2のゲームレビュー
プレイ時間は100時間を超え、本編・裏をクリアしWi-Fi対戦・世界選手権まで遊びました。
さすがドラクエのブランド効果もあり、2週間で100万本出荷と好調。

本編と通信対戦で2度楽しめる
このソフトは、ニンテンドーDSソフトの第2弾作です。
前作と同様でモンスターをスカウトし、仲間に加えて冒険する仕様で
今回は巨大なモンスターを退治したり、仲間にできるのがこのゲームの売りの一つだろう。

さらに仲間にしたモンスターを強化し、すれちがいやWi-Fi対戦で競う内容になっており
本編ストーリーを全部攻略した後も楽しめる点が良い。
なので、通信対戦も遊ぶ方なら100時間以上はたぶん超えるだろう。

ライトユーザー層でも十分楽しめるソフトかな
今回のジョーカー2では、前作にあったシステムのようなメタル系モンスターのみ出現する場所が
設けられており、レベル上げがたやすくなっている。
それだと廃人プレイヤーとの差が開きすぎて通信対戦では勝てないのでは?
と一見思ってしまうが、そんなことは無くモンスターには一定以上能力が超えれないよう
キャップが敷かれています。なので、付けるスキルとモンスター選びで負かすことも十分可能です。

ストーリーでは町や村が一切なく、武器は所定の自動販売機で購入する形になっており
各エリアのダンジョンをクリアしていく、FF13のようなゲームの流れになっている。
この辺りはドラゴンクエストの世界が崩れる分けでもなく、余計な部分を削り
ストーリーを長く楽しめるようにしたのだと思われ、私的にはこの仕様で良かったと思う。

モンスターは300体用意されており、自分の好きなモンスターを連れて歩けるのも魅力の一つか。
DS版のDQ6やDQ9、ゲーセンに置いてあるレジェンド2とも連動していて
一部だけだがモンスターをスカウトすることが可能となっている。

総合評価
ストーリーの流れと、本番?のすれちがいやWi-Fi通信対戦まで含めると
このゲームは神ゲーに近いシステムだと思った。
久しぶりにどっぷり熱中したゲームでした。

ただ、やはり長くプレイしていると至らない部分も出てくる。
まず最初に思った点は、音楽がジョーカー1のまんまだったのが残念だった…
タイトル、戦闘、一部のエリアはジョーカー1のやつでアレンジすらされていなかった。
これについては、そこまで開発費が回らなかったものだと予想している。

あとは通信対戦が残念だった。
これは面白いことは面白いのだが、対戦していると相手が負けそうになると
勝ち点を取らせたくないがために、故意に回線を切って逃げるプレイヤーがあとを絶たないことだ。

別に勝率が高くとも何かなる分けでもないのだが、私がプレイした体感だと2~3割の
プレイヤーが回線切り逃げをしてくる。
この辺りの対処がされていない点が残念だった。

また回線を切られるとタイトル画面に強制的に戻され、
タイトル→通信対戦→みしらぬ人→対戦のセットアップと手間がずいぶんかかってしまうので
ストレスを感じることもしばしばある。

あとやっぱり強いモンスターや、強いスキルのみの構成で固めたチームのプレイヤーがほとんどで
これも残念な点に含まれるかな。自分の好きなモンスターを極めて出場させたいが
弱いしカモにされるだけなので、結局強いクラスのモンスター選びの流れになってしまうだろう…
弱いモンスターでもやり方次第で上位クラスのモンスターと戦える仕様だと個性があって良かったかな。

ドラゴンクエストモンスターズジョーカー2攻略サイト