2010年7月8日発売の白騎士物語 -光と闇の覚醒- のゲームレビュー
光と闇の覚醒は白騎士物語の第2作目にあたるソフトとして発売されました。
旧・古の鼓動もセットで発売され、1と2を遊ぶことができます。
両方のパートを攻略し、およそ400時間ほどプレイした印象でのレビューです。

グラフィックとMOは評価するが…
まず旧セーブデータがなければ2の光と闇の覚醒をプレイすることができません。
無い場合は1からスタートしなければならない。
ストーリーボリュームは1+2で、2週間弱もあればクリアできるだろう。

綺麗なグラフィックと、オンラインに繋いでクエストを遊ぶことが可能になっており
長く遊べるソフト仕様なのが良い点だ。
しかし、2には新しく追加されたマップはわずか4マップ?だけで
残りは古の鼓動の舞台をそのまま利用しているだけでした。

400種類あるという装備品だが、結局は皆強い装備だけで固めるし、
防御力を考えると布系や軽鎧系の装備は防御力が弱すぎるので
高GRになるほど誰も着なくなる。
また生産GRは足りていても、素材が無くて作れないバランスの悪さ。
やっと入手しても賞味期限切れで使い物になりません。

システムについて
新しく導入されたクエストや、賞金首、住民の依頼などいくつかあるが
ぶっちゃけマラソンゲームが主流になっている。
厳しい評価だが賞金首はクエストと何ら変わらないし、
住民の依頼はただただ広いエリアを行ったり来たりさせられるだけで、
ゲームとしての面白さを実現できていない。

また前述した通り、素材が無くて作れない合成品が多々あるが、
苦労して装備を作り強化を行っても、鑑定装備品の方が圧倒的に強いというおかしさ。
鑑定装備品はどれもレア物と言われるほどの壊れ装備で
合成品を作るのがバカらしくなってしまうのが現状です。

またクエストにおいても一人でSランクを入手するのが無理な所もいくつかあり
とてもバランスの良いゲームとは言えない。
長時間GR上げするだけの作業が絶対必要であり、
ライトユーザー層はこれでやめていく方も多いと思います。

総合評価
毒吐きまくりな内容になってしまいましたが、現状はこんなところです…。
オンラインに繋ぎMOの楽しさを知る第1歩という意味でなら評価できるとは思うが
マゾいGR上げがこのゲームを駄目にしていると感じた。

結果的には長くプレイヤーに遊ばせる仕様だが、
GRという仕様が歯止めになり、新しい装備やクエストを受けれないのが残念である。
またエリアが広すぎて、ほとんどの内容が『マラソンゲーム』にしかなっておらず
その辺りを理解したうえで購入するゲームでしょう。

400時間プレイしても全然極みきれず、白騎士を極めるには千時間以上は必要になるでしょう。
一言でいうと「廃人向け」ゲームです。

白騎士物語 光と闇の覚醒 攻略サイト