2010年12月9日発売の二ノ国 漆黒の魔導士のゲームレビュー
レベルファイブの新シリーズとして、DS版が先駆けて発売されたソフト。
第2弾ではPS3で発売しますが、今のところ発売日は未定です。
二ノ国 漆黒の魔導士はストーリーを攻略し、100時間以上はプレイしました。
エキストラダンジョン?にあたるモーヤの塔100Fもクリアしたうえでのレビューです。

音楽と綺麗なアニメーション
二ノ国のアニメーションは、スタジオジブリによる作品で
音楽は久石 譲さんによる作品です。ゲームの方がレベルファイブ制作。

ニンテンドーDSだとどうしても動画は圧縮により汚く表示されたりしますが、
二ノ国においては圧縮率が低いのか?
アニメーションムービーがテレビで見るような感じで綺麗でした。
やはりジブリ作品だけあってジブリ風ファンタジーな世界観がよく表現されてました。

音楽に至ってはオーケストラのジブリ風な音楽で、
たかがゲームとは思えないほどハイレベルな仕様だった。
どこか心地良さすら感じるフィールドの音楽がお気に入りかな。

システムについて
簡潔に言えばドラクエ+ポケモン+レイトン教授を一つにしたようなゲームです。
イマージェンと呼ばれるモンスターは全部で350種類以上存在し、
仲間にして育てると進化します。

すれちがい通信ではタマゴを交換して、どんどんレアなタマゴにしたり
通信対戦などが楽しめるようになっている。
この辺りがポケモンに似たシステムで、RPGなのでドラクエぽさも感じる。

次にこのゲームはマジックマスターと呼ばれる一緒に同封されている本を使用した
謎解きゲームになっています。
レイトン教授のようなヒネッた謎を解くヒントが本に記載されており、
暗号やパスワードなど解読する面白さがあります。

本とゲームを一緒にするのは斬新で良かったと思います。
合成レシピやアイテムのページを外して、もっと謎を増やして欲しかったとすら思えた。

総合評価
世間では60万本出荷とモンハンとの発売時期が重なった原因もあり、
在庫抱えて値崩れ問題が挙げられている記事をよく目にしますが、
私は新品の6800円ぐらいで購入しましたが、その値段で勝って損はないゲームでした。

一部ルーンを何度も書かされたりする部分が面倒なのと、
クエストで心を渡すだけの単純作業のやつ、モーヤの塔の素材調達の面倒さ、
街中でテレポートが使用できない不便さを感じ、改善点はいくつか見られた。

しかし、ストーリーをクリアしても、さらに倍近い時間で遊べるのと
今後の配信クエストを含めて考えると、長く楽しめるソフトです。
また、カジノなどミニゲームもいくつか用意されています。

ゲームが終わった後でも、本を小説を読むかの如く眺めれたりと
2度楽しめるお得感もあるし、上画面にはマップと次の目的地が分かる親切な作りだし
ニンテンドーDSのRPGにしては良ゲーに値する方です。
結構ハマる方はハマれるゲームかと思います。

今だと安く購入できるだけあって値段以上の価値はあるんじゃないかなー
結論から言えば、これだけ遊べれば損した気分にはならなかった。

二ノ国 攻略サイト