大変関心があったストリートファイター5の国内の初週売上の結果が出たようだ。
PS4版で4万1900本ですか・・・。やっぱ一度散った花は咲かないものなんですね。私もおそらくコケるだろうなと予想はしてましたが、まさか今の洋ゲーほどコケるとは予想してなかった。
DL版を含めても5万本ぐらいだと思うから、そのうちゲームソフトの消化率を考えると、ネット対戦はおそらく悲惨な状況ではないかと想像している。
海外では売れるとは言っても、日本では格闘ゲームは終わったんだなとしみじみ思った。
やはりスパ４とかバージョンアップに何年も時間をかけすぎた＋プロ用にフォーカスしすぎたため、ライトユーザーは皆去った印象があります。
さらにゲーム実況動画の普及により格闘ゲームはプレイするものじゃなくて、見て楽しむものだという風にシフトしたんだと思う。要するに苦労してコンボ出せるようになって、実践の対戦で使って達成感を味わうといった遊び方はとっくに終了したということです。SNKも復活したとはいっても、おそらく同じ末路をたどりそうな気がしますね・・・
私の意見からすれば、現在は格闘ゲームをプレイするよりアクションゲームの方がずっと面白いの一言かな・・・。昔は優れたアクションゲームはそれほどなかったので、キャラクターを自由に動かして楽しめた格闘ゲームだった。
しかし今や３Ｄ空間を自由に動きまわり、尚且つオンラインではチームで対戦してみたりと遊びの幅が広がっている。洋ゲーを見てもかなりグラフィックがリアル＋オープンワールドのゲームでは自由度が高いし、格闘ゲームが優れている点は一体どこなのだろう？と疑問に思うのが今の現状ではないだろうか。
まあこの際なのでぶっちゃけると、前にストリートファイター5のベータ版テストプレイヤーに参加してプレイした印象では、
- ライトユーザー向けにバランスを修正した
- 根本的に新しさ、魅力が感じられなかった
- どこが進化したのか？
- 対戦マッチングはもう少し早くならないのか？
- 新キャラがダサい・・・
プロからライトユーザー用に修正したんだなとまずは思ったが「でも今更すぎじゃ？」な印象があった。とはいっても、また遊びやすくなれば「古参プレイヤーが多少は戻ってくるのかなぁ？」と考えていたが、売上を見ると結果が見えてしまった。
ライト用に戻したところで新しさを感じた部分も無かったし、全体的に今までのストリートファイターシリーズの延長でしか感じられなかったのが駄目だと思った。新キャラを出して新しさを演出するのであれば、もっと旧キャラを削って新キャラばかりで揃える必要があったはず。また新キャラを使ってみたがどうも魅力が感じられない・・・。差し合いの勝負になることは見えているし、新しさに繋げれていないのはアウトだと思う。
また何年もかけてバージョンアップソフトを販売する手法だと思うし、やっぱ格ゲーってこれ以上は進化しないゲームなんだなと底が見えた気がします。世の中の進化に合わせて成長させていかないといけなかったと思うが、ユーザーに捨てられたゲームとは実に悲惨なものだな・・・。昔は栄華を誇っていた格ゲーブームだが、流行というものはやっぱ長くは続かないものなんだなと。
アマゾンレビューはどんな評判だろうかと観察してみたが、どうやら荒れている模様・・・。
ネット対戦によるバグが多発してるぽいな。不完全版ソフトを売りつけられて怒っているようだ。また対戦の読み込み速度も遅いようで構造的な問題も指摘されている。
つーか、なぜそれをβ版でテストしなかったんだ？と思うわ。おそらく待ち時間が長いのは対戦するプレイヤーが少ないからだと思ったけどどうなんだろ。スパ４AEもそんな感じだったし、なんかもう焼け石に水状態だな・・・。こんな感じで、また一人また一人と格ゲーから去っていくライトユーザーや新規層が増えるのだろうな～
