ストーリー
2010年4月、龍が如く4で極道組織『東城会』と『上野誠和会』の抗争による事件は、
警察上層部による長年の陰謀だったことが暴かれ、意外な結末により終結した。
それ以来、東城会は六代目-堂島大吾の号令により組織改革を行い、
宿敵でもある関西にある最大極道組織『近江連合』と五分の盃を交わして
盤石な体制を取り戻しつつあった。
しかし2012年12月になると、七代目-近江連合会長が病で亡くなりそうになる。
それは東城会と近江連合との和平が終わり、東西全面戦争の始まりを意味する。
東城会は有事に備えて、急ぎ組織強化に迫られ禁断の決断を下す。
それは北海道、名古屋、福岡に根を張る古豪組織と手を組んで
対近江連合のための組織を作るという壮大な絵図だった。
縄張りという壁を越えた命がけの盃交渉だが、
堂島大吾は東城会のプライドをかなぐり捨て、一路福岡へ向かった。
だが、すでに仕掛けは動いていた。
全国の極道組織を巻き込んだ一大戦争計画が、ひとりの男の死をきっかけに幕が開かれる。
福岡、札幌、大阪、名古屋、各地に散った男達は自らの信念、
そして、ひとりの少女の夢のために再び戦いの渦へと飛び込んで行く。
ある者は夢を諦めるため。ある者は夢を実現するため。
そしてある者は夢を再び取り戻すため。
4人の男と、ひとりの少女が夢が交わる瞬間、全国5大都市を舞台に繰り広げられた
壮大な事件の裏が明らかになる。
アナザードラマ
龍が如く5から加わった要素で、各主人公に用意されている。
- 桐生一馬のアナザードラマ
-
桐生一馬は、福岡の永洲街で永洲タクシーの社員をやっている。
法を触れないように安全運転で客を乗せて送迎ミッションを行ったり、
デビルキラーという走り屋集団とレースバトルを行う。
タクシーはボディカラーを変えたりステッカーを貼ったり、走りの性能を上げたりと
お金をかけてカスタマイズできる。レースバトル中に流れるBGMも変更可能。
- 冴島大河のアナザードラマ
-
冴島大河は、北海道の雪山で遭難しマタギの奥寺に命を救われ、山小屋を拠点に狩りができる。
雪山では寒さのため徐々にHPが減少するので、動物を猟銃でしとめ肉を食べながら移動する。
天候により広大な雪山の視界も変化し、極限の環境化で生き抜く本格サバイバルアクション。
ヤマオロシに固着する奥寺の心の闇と、小さな集落が隠し続けてきた秘密をめぐるストーリー。
- 澤村遥のアナザードラマ
-
澤村遥は関西No.1のアイドルを目指すべく、アイドルレッスンができる。
雑誌インタビュー、テレビ番組への巣継げん等をこなしアイドルの基礎を学んでいく。
事務所や知名度の影響力がまったく通じないプリンセスリーグで見せつけて
アイドルの素養を身に付けながら、アイドルの頂点を目指すストーリー。
- 品田辰雄のアナザードラマ
-
品田辰雄は、かつてはプロ野球選手だったので、バッティングセンターには景品狙いで出入りしている。
ある日、高校時代のチームメイトで元ピッチャーの白河と遭遇し対決することになる。
過去のコーチとも再開し、指導を受けながらスキルやバッティング能力を強化していく。
龍が如く5に関する主な話
・前作の『龍が如く OF THE END』があったが、龍が如くシリーズの時間軸は
『龍が如く 見参!』と同じようにスピンオフ作品に位置づけされている。
なのでストーリーの繋がりは、龍が如く4から直接繋がる物語になってます。
龍が如く OF THE ENDでは、それまで積み上げてきたシステムに
一度区切りをつけるという想いもあった。
正式タイトルにこそしなかったが、龍が如く5は『新・龍が如く』という名前にしてもよかったくらい。
・龍が如く5は、これまでのナンバリング作品の約2倍以上の開発期間を取っている。
しかし、龍5でチャレンジしていることは2倍どころでは済まない。
全都市を神室町と同様に細部まで作り込み、店へのアクセスから店内でできる遊びに至るまで
レベルアップを図っているので、過去作とは比較にならない水準になっている。
過去最大のボリュームになることは間違いない。
最終更新日: