ゲーム攻略マンの龍が如く極の攻略日記

B'z・稲葉浩志「羽」の龍が如く版CDを購入してみた

【龍が如く盤】B'zの稲葉浩志「羽」

今日はB'z・稲葉浩志のニューシングル「羽」・龍が如く版が届いた。
やっぱCDは通販といえど1日早くフラゲできるのがいいなw

購入前は外側のジャケットだけ龍が如く版のデザインかと思っていたが、
CDを収納するケースのジャケットデザインも同じなんだな。


龍が如く盤のB'z・稲葉浩志「羽」のCD

ディスクは3枚組で1枚目は曲が収録されたCD。
2枚目・3枚目はDVD版とブルーレイ版のディスクで、Receive You【Reborn】のミュージックビデオと、
稲葉浩志×名越稔洋スペシャル対談が収録されている。


それと龍が如く極のゲーム内で使えるプロダクトコードが封入されてます。
なんでも龍が如く極の限定バージョンのオリジナルオープニング映像が解禁されるのだとか。


■ゲーム内でのプロダクトコード特典の使用方法
  1. PS Storeでコード入力後、ダウンロード完了と共に自動的にインストールが開始される。
  2. インストール完了後、ゲームを起動すると初回のみ自動的に
    オープニング映像がReceive You【Reborn】版に切り替わる。
  3. 以降は、タイトルメニューもしくはポーズメニューの『設定』の項目の中に、
    オープニング映像に関する項目が追加されているので、
    BLEED版Receive You【Reborn】版を自由に切り替えることができる。

PS3かPS4でも使えるコードです。
特典にそれを付けるくらいなので、「おぉ~」となるほどの物なのだろうか。


Receive You【Reborn】のミュージックビデオに関しては、
映像は龍が如く極のPV動画に数カットだけ新しい部分が含まれてました。
神宮京平が映ってたり、嶋野太が日本刀を装備しているシーンとかあった。



稲葉浩志×名越稔洋スペシャル対談

■スペシャル対談の内容
  • 『龍が如く極』の楽曲提供を稲葉浩志にオファーした経緯
  • 初代『龍が如く』メインテーマの「Receive you」を
    『龍が如く極』で蘇らせる経緯とオファーについて
  • Receive you【Reborn】を聴いた感想
  • 描き下ろしの「BLEED」について

■名越総合監督から稲葉さんへの質問
  • 作り手として大事にしていることは何ですか?その理由は?
  • 常にど真ん中でヒットを求められ続けるプレッシャーとの付き合い方は?
  • 音楽家としての”ゴールみたいなもの”があるとすればどんなものですか?
  • これからどんな仕事がしたいですか?

■稲葉さんから名越総合監督への質問
  • いったいどんな所からアイディアを得ているのですか?
  • どのような行程でゲームは作られていくのですか?
  • 何人ぐらいで作っているのですか?
  • 今後ゲーム以外で”何か”を制作してみたいという意欲はありますか?

稲葉浩志×名越稔洋スペシャル対談の映像は、全部で39分ぐらいでした。
その中でPS2の龍が如く1のPV+Receive youと、龍が如く極のPV+Receive you【Reborn】の
比較映像なども挟んであるので、実際は30分そこらの対談時間かな。


まずは挨拶程度にスペシャル対談のトークを交え、名越氏から稲葉氏への質問と回答、
稲葉氏から名越氏への質問と回答をする流れ。
ダイジェスト版動画のようなテンポで話し合ってました。



稲葉氏は「僕でいいなら」と納得して仕事の依頼を受けたようだ。
名越氏は龍が如く1では、「どうしてゲームはアーティストの力が必要なのか?
ゲームはゲームでやってればいいじゃないか」と理解してもらえなかったとか。
いつかそうなるという気持ちはあったが、叶えてもらえなかったと過去を振り返ってた。


なんつーか、今のゲーム業界は逆に「無駄にコラボしすぎじゃね?」と思えることもあるけど…
10前はゲームが今より売れてた時代だったとはいえ、理解してもらえない時代だったんだな。
今や銀色の円盤の時代も終わった感じだし、ゲームはCSとスマホゲーで別れてきてるし、
ニーズの時代の変化を感じる時期だな~


■「BLEED」について
稲葉:

内生的というか、心の中をさらけ出すような、アップテンポでもなくというリクエストがあった。
それが大変でもあるけど、縛りの中でやる楽しさというものもあった。


自分の中にあったモチーフとか曲のアイデアの中で、
そういうテンポ感とかカラーを持ったものがあったのでそこからスタートして、
先に1行目のフレーズができたりとかして構築していった。弱さの部分に光を当てて書いた。


■ゲーム制作について
名越:

街の制作ではメジャーを持って、実際に街へ図りに出かけたりする。
海外のゲームだと制作に4~5年かかるものもあるが、龍が如くは1年で制作する。
100名ちかくのチームでゲームを作っている。


大げさかもしれないけど、大作ソフトの中で龍が如くは世界で一番小さいマップなのかもしれない。
ただマップの広さは感動の大きさとは無関係だと僕は思うし、
その変わり凄く1個1個が馬鹿馬鹿しさを含めて、丁寧で深くて体積で勝負したかった。
広いけど薄っぺらいものより、狭いけどとてつもなく深いものをやりたいなと。

と、まあこんな感じで名越氏と稲葉氏が質問を出し合って長々と対談してます。
お互い初対面らしいので、少し緊張してる雰囲気も感じとれるかな。



感想

質問の内容が、いい質問を選択したなと感じた。
大物アーティストが抱えるプレッシャーとは一体どんなもんだろ?
と一般人からすれば疑問に思うところが確かにあるな。
日々売れなくなっていく恐怖みたいなのに悩まれそうだな…


ただ面白いと感じた部分はそこじゃなくて、名越氏の日々の悩みを相談したように聞こえるとこかな。
背負っている荷物は名越氏のほうが重そうに感じるけど、サイン会とかスペシャルイベントを眺めてると
あれもプレッシャーの付き合いの一つなんだろうなと思う。
何もしなきゃ変わらないだろうし、イベント追加開催決定!となるんだろうなと…


ただ、どこかでゴールを探しているのであれば、
ユーザーからすりゃ「いや…何も考えるな! 前だけ見ててくれっ!」と言いそうだw

BLEEDのフル曲を聴いてみたが、なんつーかエンディングで流れてそうな曲かな。
不器用な生き方をしている桐生一馬の歌に聴こえるわ。



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