馬場 茂樹
- 馬場 茂樹(ばば しげき)、声優:大東駿介
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冴島大河と同房の囚人。
日本最北の刑務所の服役因で、冴島を慕っている青年。
一年前に他の刑務所から移送されて来たが、刑期は同房の中で最も長く
すでに十年の歳月を掘りの中で送っている。
かつて北海度の極道組織に属していた折、兄弟のために殺人を犯し服役した。
組からの迎えを待っていたが、その後、捨て駒にされたことを悟る。
以来、外の世界に希望を持つことができず仮出所を辞退。
日々、無気力に生きるようになってしまう。
しかし北海道に移送後、冴島や同房の仲間と出会ったことで
次第に生きることに希望を抱くようになる馬場。
勇気を振り絞り仮出所を決意したその時、
所内で起こった『とある事件』の犯人にされてしまうのだった…
内と外の世界で起こった事件の狭間で揺れる冴島の心。
冴島の決意に触れた時、夢を捨てた青年は行動を起こす。
高坂 誠司
- 高坂 誠司(こうさか せいじ)、声優:桐本琢也
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冴島大河が服役する刑務所の副所長。
ささいな規則違反も見逃さない厳格な性格で知られ、囚人達に嫌われている。
あと1日で仮出所できる囚人に対しても、
違反があれば情け容赦なく刑期延長・仮出所取り消し処分を下す冷酷な刑務官。
囚人を再生させるという職務に対し、物事に深く執着する信念をもって行動しており
冴島が東城会の大幹部であるが故、囚人同士のトラブルの原因と事情を知ったうえで
要注意人物としてマークしている。
はたして冴島をマークした彼の本当の狙いとは?
大島 平八郎
- 大島 平八郎(おおしま へいはちろう)、声優:掛川裕彦
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網走刑務所で冴島大河と同房の囚人。
房のメンバーの中では最年長で、普段は読書やグラウンドのベンチでのんびりとしていることが多いが
よく気のつく性格で、仮釈放を思い悩む馬場を気遣うよう冴島に助言をする。
また、釘原に暴行を受けながらも事を荒立てたくない冴島の立場を察し、
他の人間には内緒で怪我の手当てを施すなど歳相応に配慮のある人物。
刑務所に入る前の過去については、怪我の治療に手慣れていることから
医療に携わる人間だったのではないかと推測されているが、
そんな大島がどうして刑務所に入ることになったのかは謎に包まれている。
日村
- 日村(ひむら)、声優:幸野善之
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網走刑務所で冴島大河と同房の囚人。
気の向くままに気楽な性格で、房の雰囲気を和ませるムードメーカー。
極道でないが、なぜか冴島のことを親分と呼んでいる。
月見野の地図をテーブルの上に広げては、
それを見ながら過去に裟婆(しゃば:刑務所で束縛される前の日常)で体験した出来事を
想い出す形で妄想するという変わった趣味を持っている。
娑婆にいた頃の武勇談を度々披露するが、
その内容が『1000万もの大金を持っていてキャバクラで豪遊していた』『海外のマフィアを壊滅させた』
など胡散臭い話ばかりなので、信憑性を疑われている。
釘原 広志
- 釘原 広志(くぎはら ひろし)、声優:神奈延年
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半年ほど前に網走刑務所に収監された囚人。
木工作業班のリーダー格で、屈強な囚人達を手下に従えて所内に危険な空気を漂わせている。
グロテスクな外見の通り残忍な性格をしており
他人を傷つけたり、精神的に苦痛を与えて喜びを感じる典型的なサディスト。
東城会の大幹部という勲章を持つ冴島大河をつけ狙い、
運動時間中に人気の無い倉庫などに呼び出しては一方的に暴行を加えている。
しかも暴行が表沙汰にならないように、顔への攻撃は避けるなど狡猾なやり口。
しかし釘原がどれだけ暴行を加えても、真島吾朗との約束のため一日も早く仮釈放を得たい冴島は
釘原の暴行に耐え忍び、刑務官に告げ口すらしないでいる。
そんな冴島の無反応ぶりを面白く思わない釘原は、ついにその矛先を冴島以外の人間に向けてしまう……
北方 大蔵
- 北方 大蔵(きたがた たいぞう)、声優:塩屋浩三
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北海道最大の歓楽街・月見野を治める北方組の組長。
祭礼や縁日など地元の『雪まつり』を中心とするお祭りを取り仕切る元締め。
地域密着型の極道であり、みかじめ料(挨拶・場所などの料金)も取らないことから
地域の住人にも顔役として親しまれている。
東城会六代目堂島大吾の代理で、札幌を訪れた舎弟頭の真島吾朗と会談を行うが
その最中、真島吾朗が死亡したというニュースが流れる。
果たして真島を手に掛けたのは北方なのか?
突然の真島の死を受けいられない冴島大河は、北方に会ってその真相を確かめるべく
網走刑務所を脱獄することになる。
そして北方もまた、冴島が必ず自らの元へやって来るだろうことを予見しており
その時を待ち侘びているのだった……
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