PS3本体

長年使ってたPS3が突然壊れた。何年ぐらい使用したのか覚えていないが、PS3の電源を入れようとしても自動的に強制終了するバグというか、故障なんでしょうね・・・。今までこういったことは一度もありませんでしたが、割と有名な故障?らしい。とりあえず保証期間とか余裕で超えてるだろうし、いろいろと強引にやったら直ったので直し方をまとめておきます。
 

PS3の故障内容の詳しい症状

どうもこの故障は海外ではYLOD(Yellow Light of Death)とも呼ばれているそうだ。ほんの数秒だけPS3が起動して、自動的に起動が終了し、最終的には電源ランプが赤色で点滅する故障内容です。

以下は3~4秒程度の時間で発生します。PS3内に入っているディスクはかろうじて取り出すことは可能でした。ディスク取り出しボタンを連打してれば、円盤を排出してくれた。
 

■故障の症状
  1. PS3本体の電源を入れる
  2. PS3本体が起動してファン・起動音などが鳴る
  3. PS3本体の内部で「カタッ」と小さい音が聞こえる
  4. PS3本体が「ピピピッ」とアラーム音を出す
  5. 電源ランプが赤色→緑色→黄色(0.2秒ぐらい)→赤色点滅
  6. PS3本体の起動が強制終了
  7. 以降、電源ボタンを再度押しても無限ループ

 

PS3本体の故障をドライヤーを使って直す!

PS3が逆に壊れる可能性もあるので自己責任でやってください。やり方はすごく簡単で、初めにハードディスクを取り外して、ドライヤーを使って熱風を送って直すだけです。プラスドライバーが必要になります。
 

1:PS3本体からハードディスクを取り出す

まずドライヤーを使ってPS3本体を温める前に、ゲームデータが収まっている熱に弱いハードディスクを取り出します。PS3本体内にあるゲームディスクなんかも取り出した方が良いと思う。

ハードディスクの取り出し方は、PS3の型番により異なるが、横もしくはディスクを入れる下あたりに取り付けてある。フタは2つあり、1cm×2cmくらいの小さい天蓋と、2cm×10cmくらいのハードディスクを取り出すフタがある。まず小さい天蓋の方から取り外す。爪とかマイナスドライバーを使えば簡単に取り外せた。

小さい天蓋は完全に取り外せる感じではなく、本体とくっ付いた状態でカバーを回して外す感じのやつ。その中にプラスドライバーで緩めれるネジが1本あるので、ネジを取り外す。次に2cm×10cmくらいのハードディスクを取り外せる状態になっているので、指を使って手前に引っ張れば簡単に外せます。そして中にあるハードディスクを引っ張り出せる。
 

2:ヘアドライヤーを使ってPS3本体の隙間から熱風を送り込む!

ドライヤー熱で歪んだPS3本体の画像

あとは10~15分間ほど、ヘアドライヤーを使ってPS3本体の裏側の熱を送り出す隙間をめがけて、ドライヤーの熱を送り込んでいきます。ドライヤーを当てる箇所は、隙間にまんべんなく平均的に送り込むような感じで送風してやるといい。

10分ぐらい経過すると、プラスチックのカバーが飴細工のようにドロドロと溶けてくるので注意!最終的には写真のように酷い形状になってしまいましたが、まあ「PS3が起動すればいいや」と強引に吹き付けてやった。

一つだけ注意しないといけないことは、飴細工のようにプラスチックカバーが溶けてくると、HDMIやLANケーブルの差し込み口を塞いでしまう状況に陥るので、そこはドライバーなどを使用して自分で整形する必要が出てくる可能性があります。カバーが歪むとプラグを差し込めない状況になるので注意。
 

3:PS3本体を冷まして、ハードディスクを戻す

熱風を送り込んだ後は、1時間ぐらい横置きで放置でPS3本体を自然冷却します。扇風機とか風を当てる必要はないです。自然にまかせるのが良いんだと思う。

PS3本体が冷めたらハードディスクを戻して電源を入れるだけです。ただそれを1セットやっただけでは直らなかったので、私は2セットやったら無事にPS3が直りました。

熱風の当て方とかコツがいるのか分かりませんが、故障の原因はCPUやGPU部分のハンダ割れしている状況なので、熱風で溶かして再整形して故障を直しているようです。長時間の起動熱でハンダ割れしやすいのだとか。もしかしたらPS3縦置きはあまり好ましくないのかもしれませんね・・・

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